ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

御祝(うゆえ)さびら

2010-02-23 01:55:01 | 暮らしあれこれ
100218.thu.
南青山のライブハウス「月見ル君想フ」で
2月14日の旧暦の元旦から1週間、
沖縄音楽で盛り上がりましょうというライブ企画があった。
「御祝さびら」とは「お祝しましょう」というウチナーグチ(沖縄方言)だ。

毎夜出演するミュージシャンが日替わりで、
今宵第五夜は、パーシャクラブのボーカル・新良幸人さん、
パーカッションのサンデーさん、
そしてよなは徹さんの登場。
なんと3人とも見慣れない(笑)ブラックスーツで。

今回はお祝いの民謡に徹するらしく、
お互いのオリジナル曲は一切なし。
「祝い節」「繁盛節」「目出度い節」「鶴亀節」…くらいは
知っているのでつい歌詞が口をついて出てしまうほどだったが、
あとは正直いってよくわからない(笑)。
ウチナーグチ全開だし。
まあ、でも、とにかく健康長寿、先祖崇拝、親孝行、我が島絶賛を
これでもかーっていうくらい歌いあげるのが沖縄の民謡ですから、
旧暦のまだ松の内、みんなでお祝いしましょうねという空気満々なわけ。

新良さんとよなはさんの二人ライブは初めてとのことだったが、
MCも演奏も息ピッタリ。
幸人兄貴を慕う弟分・徹さんの物言いや物腰がなんだかかわいい。

新良さんが、3番の歌詞、
  ♪渡海(とぅけ)やひぢやみてぃん照(てぃ)る月(ちち)やひとつ……♪
を歌いたくて、子どものころ必死にこの曲を覚えたという
「浜千鳥節」はもう最高。
(これ、去年の三線発表会の課題曲だったので、私も必死で覚えたのです)
このライブハウスのシンポルである月の表面の映像をバックにしての
幻想的な二人のセッションにしばし聞き惚れました。

18時半開場、19時半開演、21時半終演予定のはずが、
アンコールのアンコールに抽選大会まであって、
終わったのが22時半!

その後、近所の居酒屋で軽く一杯。
同行した一人、S氏はレコード会社を定年退職した後、
千葉で野菜をつくり、魚を獲ってはさばいて鮓で〆め、
春・秋は信州で農作業の手伝い、夏は沖縄の鳩間島でゆったり、
冬は各地温泉巡りと、すっかり堂に入った半農生活。
なんだか、さっきのライブの二人の佇まいに似た
「て〜げ〜」(沖縄方言・ここではいい意味で、「適当・いい加減」という意味)な
ゆるーい空気が、S氏の周りに流れているのを感じたのでした。

たいへん「御祝さびら」な夜でございました。
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キーワード
ウチナーグチ レコード会社 ブラックスーツ パーカッション パーシャクラブ
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