ゲイを晒す♪

普段はノンケ風の振る舞いしている俺ですが、このブログではゲイ感覚でコメントしていきたいと思います。普通~エロまで幅広く。

工藤慎太郎 「シェフ」

2006年01月31日 23時01分32秒 | Weblog
先日ラジオを聞いていて、たまたま流れていたのが工藤慎太郎さん「シェフ」という曲。聞いていて、実体験かと思える歌詞と語り口調の優しい歌声が、じ~んと心に響く温かい曲だと思えた。俺自身、偶然に曲を聞いてこういう気持ちになるのってとても珍しい。

PS
映画「血と骨」をDVDにて鑑賞。評価は★★★★☆☆☆☆☆☆
チビノリダーの伊藤敦司に始まり、伊藤敦司に終わる。
印象的だったのは、モダンチョッキ×2で芸能界デビューを果たした浜田まりさんが出演されていたこと。テレ朝の菊次郎シリーズで女優をされていたのは知っていたが、本作品に出ていたことには驚かされた。豪華な出演人にまぎれても、遜色ない演技だった。ナレーターなどのちゃらけた雰囲気とは異なり、ヌードを披露する大胆な演技に驚かされた。

タンポポ

2006年01月29日 17時41分40秒 | 映画
今回の映画は、今は亡き伊丹十三監督の監督デビューから第2作品にあたる「タンポポ」。小中学生の頃に土曜の洋画劇場で何度か観た記憶があるけれど、内容に関しては曖昧な部分もあって、改めてじっくり観てみようと思った。
話の内容は、さびれたラーメン屋を経営している未亡人がいろんな人の協力を得て、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、他に13の食べ物にまつわるエピソードを織り交ぜて描いたもの。
以前アメリカにホームステイしたとき、ステイ先のあばさんと邦画の話をしていてこの作品が話題にあがった。おばさんの好きなシーンは、ホテルでマナー講座を受ける女性達がパスタを啜り上げるシーン。確かにあのシーンって、日本人の特性を皮肉っていてとても面白いと思う。
ちなみに俺のお気に入りのシーンは「最後のチャーハン」。哀しいけれど温かいシーン。
この作品ってハリウッドデビューを果たした渡辺謙や現代の邦画では常にお馴染みの役所広司などの名優の若かりし頃が見られ、映画のストーリー以外でも楽しめる。今の彼らの渋い演技からは少々かけ離れた初々しさは一興。
ちなみにこの作品を見終えラーメンを食べたくなるのは俺だけではないはず。

評価
★★★★★★★☆☆☆

PS
あと「隣人13号」っていう2005春の邦画も観た。
内容・・よく分からない。しかもちょいグロ。★★★☆☆☆☆☆☆☆
映像の一部で出演者の小栗旬の裸が見られる。20代の若いスリム体型がお好きな方はご鑑賞あれ。肝心な部分は緻密な陰影によって見られないけど・・。

サンクチュアリ

2006年01月11日 18時37分59秒 | Weblog
このマンガを知ったきっかけはあるサイトを巡回中のことだった。そのサイトでは今活躍中の比較的若い世代の社長達が、自分の経験などを踏まえ訪問者にメッセージを投げかけていた。壁にぶつかった社会人を励ましたり、これから社会人になろうとする若者にエールを送るような内容であったりと、さまざまなコメント載っていた。
その中に今まで社長達が影響を受けた本を紹介するコーナーがあり、俺は何気なくその本のタイトルに目を通していた。そこで紹介されていたのは王道と言った感じのビジネス書が何冊かあった。そのビジネス書と一緒に、何故その社長がこの本に影響を受けたのか、社長のコメントも一緒に添えられていた。その数あるビジネス書と一緒に紹介されていたのが、このサンクチュアリだった。俺は最初びっくりした。「えっ!?影響を受けた本でマンガを紹介するんだ・・・」俺は名高いビジネス書と一緒に紹介されているマンガという好奇心と、その社長のサンクチュアリに対する想いが綴られたコメントとが相まって、早速読んでみたくなった。

ネットで内容などの検索したところ、だいたいのあらすじが語られていた。また、個人のブログなどでこのマンガを読んだ感想が紹介されていていくつか読んでみた。話がうまく行き過ぎる!などのツッコミも見受けたられたが、全体を通し好感的にこのマンガを受け止めている感想がほとんどだった。「仕事にやる気が出た!」「喚起された」などのコメントもいっぱいあった。

近所のマンガ喫茶にて一気読みするつもりだったが、あいにく近所のマンガ喫茶には置かれおらず、古本屋にて全12巻を見つけだし早速購入した。

読後の感想は・・・力強いエネルギーを与えてくれる熱いマンガだった。覇気を呼び起こすメッセージが所々に登場する!「志し、希望をもって生き、そして怯むことなく行動し前進せよ!」そんな熱いメッセージが込められていた。
このマンガはいろんな人に読んでもらいたい。奮起され、志気を高めてくれる熱いマンガだからだ。

追伸
このマンガを紹介してくれた社長以外にも、多大な影響を受けた人は多いようだ。その一人に自らサンクチュアリという会社を起ち上げ、尽力されている社長もいるそうだ。
(葬儀関係の会社と記事で目にしたが・・・)

感染

2005年10月03日 00時59分52秒 | Weblog
以前から気になっていた日本ホラー映画の「感染」をDVDにて鑑賞。テレビか何かのDVD予告で見た出演者の高嶋政伸が得体の知れないウィスルに感染し、緑の血液を流しながら「助けて・・」と言い寄るシーンはかなりインパクトがあり、この映画に対して興味があったのだ。普段はCMなどで明るいお兄さんキャラの高嶋政伸だけに、「助けて・・」のシーンはある意味強烈だった。
そんな期待の中で鑑賞を終えた俺の感想は「うぅ~ん・・」あまりしっくりこないのが開口一番の印象だ。ホラー映画だけに結末はひねりのあるオチが用意されてはいたのだけど、何故かそのオチに納得できない自分がいる。
経営危機に陥った不気味な病院という空間や、そこで繰り広げられる奇妙な感染症状の生々しい映像など、途中までは気を引く展開なのだが、結末がいまいちだった気がする。

劇場で公開された時にセットとして上映された「予言」よりは面白みのある作品だと思えるけれど、期待に応えてくれる作品でなかったのは残念だ。

評価「★★★★☆☆☆☆☆☆」

大林宣彦監督の「ハウス」

2005年09月20日 01時15分11秒 | 映画
大林監督の監督デビュー作であるハウス。避暑地を訪れた7人の女子高生達が人喰い家と格闘するという変わった設定のこの作品。通の中では親しまれているようだ。
ジャンルはファンタスティックホラーらしいが俺にとっては喜劇と受け止められるコメディー要素溢れる映画だ。以前借りて小笑いを連発させられた記憶があったので、今回も前回の懐かしさや興味本位もあり再度借りてしまった。

まず登場人物が面白い。今ではベテラン女優の池上季実子が演じる「おしゃれ」は後半に進むにつれて妖艶な魅力を振りまく。当時はコメットさんでお馴染みだった大場久美子が演じる「ファンタ」は常に恐怖に怯える物語の引き立て役として可愛い演技を披露している。それ以外にも10代とは思えないカンフー技で人喰い家に果敢に挑む「クンフー」(途中、何故か下半身はパンツ一枚という男性には嬉しいショットが続く)や、猪木風の顎が特徴的で少々日本語が聞き取りづらい「メロディー」など個性的な登場人物ばかりだ。

昔の映画ということもあり思いっ切り合成を思わせるシーンが目立ったりするが、そこは愛嬌ということで余計なツッコミ無く楽しむことができる。見るからに分かり易い合成映像の連続が、逆に妙なアナログ感を醸し出しており懐かしい気分にさせてくれる。

映像以外ではセリフも笑える物ばかりだ。オシャレの拡大された唇が画面に登場した際に真剣に「大きすぎる!」と素直な感想を漏らすガリ(ガリ勉役の少女)など、一人一人のセリフも注目して観ているとユニークな物ばかりだ。

この作品を見終えて思ったことは、監督は自分の世界をハッキリと表現していて楽しみながら撮影を行っていた様子が伝わってくる。遊び心溢れる作品だ。意気込まず気楽に鑑賞すると楽しめる・・・そんな作品に思えた。

評価「★★★★☆☆☆☆☆☆」