MISTRAL JAPAN/ONE'S EYES CINEMATHEQUE

MISTRAL JAPAN/ONE'S EYES FILMが主催する上映情報!

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2006.1.29 スタン・ブラッケージ作品連続上映

2005-12-26 11:37:50 | 上映会
スタン・ブラッケージ作品連続上映「BRAKHAGE in FOCUS」
が東京・早稲田のPA/F SPACE(パフ・スペース)が開催中です。
VOL.2の上映会は2006年1月29日(日)
スタンが見ることの探求先として死体解剖現場に観客を誘う『自分自身の眼で見る行為』や、スタン自らが唱えた“閉じた目のビジョン”を視覚的にイメージ化したハンドペインドシリーズの先駆けとなったNight music、Rag Netなど魅惑の視覚イリュージョンをお楽しみ下さい。

BRAKHAGE in FOCUS VOL.2
'06.1.29 (Sun)

14:00
思い出のシリウス 11min. 1959
LOVE SONG 11min. 2001
自分自身の眼で見る行為 31min. 1971

16:00
The Dante Quartet 8min. 1987
Night mucic 30sec. 1986
Rage Net 30sec. 1986
Glaze of Cathexis 3min. 1990
アーサン・エアリー 2min. 1995
カップリング 4.5min. 1999
LOVE SONG 2 2min. 2001
マイクロ・ガーデン 3.5min. 2001
St.Tula's Pagoda 7.5min. 2003 ※1
Garden Path 7min. 2001 ※2

16:00の回上映終了後に久保田晃弘(多摩美術大学情報デザイン学科教授)によるトークあり。
※1.全編にスタンのハンドペイントを使った作品。監督はマリー・ベス・リード
※2.マリー・ベス・リードとの共作

全16mm映画による上映
ほとんどがサイレント(無音)作品なため、上映中の途中入場はお断りしております。

料金:1プロ1,000円/2プロ1,600円
場所:PA/F SPACE (パフスペース) http://www.pafspace.com/
東京都新宿区馬場下町18フェニックスビル3F TEL:03-3207-0856(当日のみ)
(東西線早稲田駅出口2か3b徒歩2分、馬場下町交差点を左に曲り4軒目の黒いビル、穴八幡宮の向かい)
問合せ:ミストラルジャパン TEL:042-380-8270 info@mistral-japan.co.jp
協力:ブラッケージ・アイズ実行委員会/ONE'S EYES FILM


*主な上映作品の解説
「自分自身の眼で見る行為」
見ることを追究し続けたブラッケージの行き着いた先は、死体解剖の場面だった。皮膚は切り裂かれ、内臓が取り出され、頭蓋骨がノコギリで割られ、脳味噌が露出する。しかしこの作品は決して死体愛好者の享楽のための映画ではない。32分間見続けるなかで、観客は死を、生を、人間を、物を、日常を、己を見る自分に出会うはずだ。音声がないサイレントの画面がそれを助長させている。
1971年秋、私はピッツバーグのアレゲーニー検死官事務所で撮影を始めた。カーネギー美術館映画セクションのサリー・ディクソンと検死官の協力を得て、私は、死体解剖Autopsy(これはギリシャ語で、正確に訳すと「自分自身の眼で見る行為」となる)の撮影許可をもらうことができた。撮影は2週間で終わり、その時、この映画は『EYES(眼)』『DEUS EX』に続く三部作の3番目の作品になると感じた。(S・B)

「カップリング」
ハンドペインティングによるオリジナル素材のポジとネガを組み合わせた映像は非常に有機的で、血と錆の赤がくすんだ緑と交じり合った陰気な彩色を放っている。あたかも細胞やDNAがダンスをしている最中に写された顕微鏡画像のようで、性的なイメージを暗示させる。

「マイクロ・ガーデン」
結晶にも似た花々の茎に心引かれながら、庭の小径を歩いていた自分を写したメアリー・ベスによるポートレイト・フィルムに応えて。赤、淡い青、そして紫色の植物が、褐色の背景にその身をややくねらせ、やがて干からびた泥土に現われる白いひび割れ模様のような閃光を放ち始める。鉱物的にも見えるイメージはあらゆる色と混ざり合ったさまざまな緑へと姿を変える。

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