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2/25(日)「君が代不起立」東京・小金井上映

2007-02-13 19:44:39 | 上映会
---卒業をすなおにお祝いしたいなあ!
卒業式ってもちろん卒業生のためにあるんだよね?---

『君が代不起立』
共同監督:松原明 ・佐々木有美/制作:ビデオプレス/2006年/87分

「日の丸・君が代」強制問題をテーマにしたビデオプレスの新作ドキュメンタリー
『君が代不起立』(87分)が完成した。作品は、2003年10月の「日の丸・君が代」を
強制する都教育委員会通達から、予防訴訟判決の2006年秋までを記録している。石原
都知事下の東京では、「君が代」斉唱時に不起立しただけで、重い処分が課せられる。
私たちは、停職処分とたたかう根津公子さん・河原井純子さん、刑事告訴された藤田
勝久さんなどを中心に「教員たちのレジスタンス」を追った。(ビデオプレス)

日時:2月25日(日)午後1:30開場 2:00上映
場所:小金井市公民館本館4F視聴覚室
入場料:800円(カンパ歓迎!)
主催/問い合わせ:One's Eyes Film 片山(042-387-7035)
☆上映後、出演者の根津公子さん、監督の松原明さん、佐々木有美さんのトークおよ
び会場との懇談あり。
☆無農薬珈琲「ろばや」さんによるフェアトレードコーヒーやお菓子もあります。

◆この映画のチラシをつくって知人たちに配ってみたところ、思いなしか反応が悪い。
映画のタイトル『君が代不起立』に、ひっかかる人が多いようだ。
インターネットで書き込みした時には、「職務命令に従えないのなら職を辞するべき」
と、非常に攻撃的な反応がきた。ロックバンドで反戦ソングを歌う友人からも、「
『君が代』も『不起立』も今はブー(放送禁止用語)なんだよ」と言われた。

でも、ここは「子どもの権利条例」が制定されつつある小金井市ですよ。ちょっと前
の卒業式は、フロア形式で、子どもたちの絵が会場を取り囲み、卒業生ひとりひとり
が将来の希望などを語るシーンもある、子どもが主役の式だったという。うちの子だっ
てそんな卒業式で卒業させてあげたいな。
主役は日の丸、君が代を歌わない先生は処分、なんて卒業式じゃ悲しすぎる。なんの
ために式をしてるんだろう?教員や子どもや親たちを洗脳するためかな?

今では平和も人権もほぼ放送禁止用語状態の学校ですが、社会全体もそんな感じはし
ないですか?学校の中だけの問題じゃあないんです。
映画の中には自分の考えを自分の言葉で語ることができる、人間性にあふれるステキ
な先生たちがたくさん出ている。それと、都教委がなんてくだらないことをしてるの
かもよくわかる。
そんなことやってる間に、もっと子どもたちにとって大切なことに目を向けてよ!と
声を大にしましょうよ。
(市内小学校に子どもを通わせている親/One's Eyes Film 片山薫)

◆「その処分が納得できない、或いはそもそも業務命令に従えないと云うのであるな
らば、その職を辞するべきである」
労働争議の際には、いつも上記のような意見が聞かれる。しかし、本人が処分に納得
できないのであれば、おかしいと意見を発し、抗議する権利は尊重するべきである。
そう言うと教職員は国旗掲揚や国歌斉唱する義務がある。という意見が出る。最近、
よく聞く「子どもは権利ばかり主張して、義務をはたしていない...。」的な意見だ。
教職員の義務とは国旗掲揚や国歌斉唱することではない。生徒の人権を守るのが義務
だと私は思う。
(映像作家/ミストラルジャパン 水由章)

◆労働者の映画というと「政治的」なものという先入観があるが、この映画はとっぱ
なから違っていた。おだやかで、アジらない、こぶしを上げない、その語り口に引き
込まれた。
恐い時代が足元まで来ている。でも、それに対して、口を尖らせて抗議するだけでは
ダメだろう。この作品の登場人物はみんな「自分はこう思っている。こうしたい」と
いうだけで、けして他人に押しつけようとはしない。そこがいい。
今までの左翼運動・組合運動になかった、人々の気持ちに染みいる生き方・表現力を
感じた。
(土本典昭 記録映画作家)


◆『君が代不起立』は、根津先生を中心として、卒業式入学式の君が代斉唱で起立し
なかったために処分を繰り返されている先生たちを非常に丁寧に取材していて、この
ことが特別な思想をもった一部の教師の問題ではなくて、子ども達の教育全体やこの
国の民主主義の問題だということを明解に見せてくれるいいドキュメンタリーだなあ
と思いました。一緒に試写を見た仲間の間で、タイトルで観客が限定されるのではな
いかという意見が多く出ましたが、私自身もタイトルのストレートさから想像してい
たものとは違ったという印象です(すみません!)。

特に、根津さんの話す言葉は静かで力のあるものでした。自宅から2時間の中学に転
勤させられた上、4月から6月まで3ヶ月の停職という処分にあいながら、毎日かかさ
ず校門前に座り続ける意志の強さばかりでなく、子ども達一人一人の言葉や行動に力
づけられたり、傷ついたり、不安を感じたりする場面に、教師としての誇りとともに、
一人の人間として揺れ動く側面がよくあらわれていて、見ているほうが動かされる。
このドキュメンタリーの力だなあと思いました。

「不当な処分」と言ってすませられない、それが一人の人間にとって意味するものを
一部だけれど知ってしまったという感じです。(「停職3ヶ月というとたった4分の
1だと思うかもしれないけど、給料は半分以下になるのよー」というお話もびっくり
しました)自分が学校と縁遠くなってから、教育のことを他人事と思ってしまってい
たことをあらためて感じます。今春から娘を小学校にあげるというタイミングでこの
映画を見たことで、できるかぎりのことをしなくてはという気持ちを強く持ちました。
ありがとうございます。
(試写を観た感想 小平在住 30代女性)
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