重連貨物写真紀行 -峠越えの軌跡-

忘却の彼方に取り残された、かつての備忘録。

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2016-03-21_Twilight Express.

2017年01月18日 00時00分00秒 | JRW_山陰本線

最近色々と考えさせられます。趣味の在り方や、これからの自分。
いつ以来だろうか、去年の3月... 4月...? 自分で自分がわからないというのも、困ったものですね...(笑)


さて、今回も前回に引き続いて山陰トワイライト。
この遠征のメインディッシュは今回にあったりするのです。そう、全ては3/8の雪辱を果たすために...

通過の何時間も前から既に三脚が一杯。しかしながら良さげなポイントは割と空いていたので自分も場所取り。
本当にこの日は朝からよく晴れてくれた。一日中バリ晴れ。信じられないぐらいの一日だった。

そんな夕日を見ながらたった一つの懸念事項。太陽の落ちる位置だけがどうにも気懸かりで...
それも杞憂で終わったかな、少し安心した頃合いぐらいに列車は駆け抜けた。


DD51形500番代+24系25形500番代他 (1+8輛編成) 9034レ 臨時寝台特急 「特別なトワイライトExp.」大阪行
DD51-1186号機牽引

夕日はその位置がわかるぐらい見える位置に落ち、いい塩梅に。わざわざローアングルで構えた甲斐があった。
シルエットの時、何輛分入れるかで思案していたが、今回の編成なら4輛目のスシの屋根上は見せたいなと思い4輛スパン。

力強い機関車、すぐ後ろに連結される電源車、長旅の食事を提供する食堂車。寝台特急らしい編成は実に美しい。

サブ機では3輛分のスパンで撮影。


同上。

メイン機は空のグラデーションを大事に、サブ機は列車のシルエットと夕焼けの感じを意識してみたつもりです。
その列車の名の通り、薄明を駆けるトワイライトエクスプレス。僅かに靡く排煙のシルエットすら綺麗に映る。

勝利の余韻に浸りながら、ダメ押しでもう一枚追撃。


同上。

なんてことないただのバルブ撮影。それなのにやけに色々と無駄にシャッターを切ったものです。
なんででしょうね...? いろいろと考えていたからでしょうか...

撮影を終えた夜間、まさかの並走となったりなど本当に一日通して楽しかった。
追っかけている時、撮影時の緊張感、待ち時間の談話。その全てが、本当に楽しかった。
これが最後の撮影になっても悔いはないと、そう思える程に...

今日はこの辺りで。