だあくさいど。

好きなモノ、映画、ゲーム、音楽。
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殺し屋映画。

2005-12-11 11:12:12 | 映画。
「意外な配役で客を呼びます。」


「コラテラル」
COLLATERAL
2004年 配給:VIP映画

監督:マイケル・マン

出演:トム・クルーズ       (ヴィンセント
   ジェイミー・フォックス   (マックス
   ジェイダ・ビンケット=スミス(アニー


あの巨匠、マイケル・マン監督。
「ヒート」「アリ」「ラスト・オブ・モヒカン」など等。
「ヒート」はものっそぃ名作です
今見ても損は無いですぜ
まぁ他には知らないのですが。

トム・クルーズが悪役を演じた!
という触れ込みで食指は動いたものの
見に行こう、という決定的なものが無く断念。
ジェイミー・フォックスも好きな方ですが。

今日日配役で客を集めれる俳優も少ないだけに惜しかった。

この監督の映画も見るのも久々で
楽しみにはしてたけど
結局友達が持っているということなので
借りれるまで我慢したり。


ヒットマン家業のヴィンセント
会社設立を夢見るタクシー運転手のマックス
今日もLAで仕事をする二人。
たまたま乗り合わせたヴィンセントは朝まで貸切にしてくれないかと持ちかけ
ヒットマン家業とも知らずマックスは承諾する
ヴィンセントを待っている時にタクシーの屋根に死体が降ってくる。
戻ってきたヴィンセントはあっさり殺し屋であると告げ
トランクに死体を積み込む。
かくしてヒットマンと巻き込まれた(=コラテラル)
タクシー運転手の一夜が始まる。


あらすじで出てこないアニーというのは
マトリックス」で一世を風靡したナイオビだったりします、が
正直役どころは微妙だったり。
弁護士なんですがマックスのタクシーに乗って元気付けられ
好感を持って名刺渡して実は最後の標的だったりして。
というかまぁ最初の辺で役どころがバレバレだったり。
出番も全然ないです
ちなみにウィル・スミスの嫁さんだそうで。


人間描写がうまい監督というイメージがあったのですが
まぁそこらへんは巨匠ですので。

トム・クルーズという俳優をうまく悪役にしてる感はあり。

が、まぁ他がちょっと弱すぎかもしれんなぁ

曲とかもすごく好みだったし
使い方もすごく好き。

「プロ」の殺し屋というのを表現したかった。
というのをトム・クルーズってぇのは
難しい事かも、とも。

マックスもタクシーの運転手にしては
みょーに慣れすぎじゃないの?
アメリカって死体みてもあれぐらいの反応なんかな
銃も普通に撃ってるしね。

もちょっとこう緊迫感がある映画かと思えば
トムの悪役を見る映画だった。
現実感があるといえばそうなのかも。

オチもそんなに凄い事もないです。
前振りがある分ラストもちょっとわかりやすい
スッキリする分にはスッキリかも

ヒーローがヒーローらしくなく現実だとこんなもん
ということかも。

けなしてばっかだけど映画としては面白い方ですよ
トム、マイケル・マンということで見ると
ちょっと負けてるかも?


ぶっちゃけちゃうと「ヒート」のが良かった。
デ・ニーロの悪役のが味がありますな
アル・パチーノとの勝負だし。

友人よりレンタル+トムの髭と白髪-ナイオヒ=タダですがまぁ旧作レンタルならおkかも。350円