ベジタリアン・マーフィーの菜食日記・日々是精進

平和を愛するベジタリアン。生命倫理、菜食、環境問題など、みんなで考えよう!

不平不満を言う人は余裕がある

2018-02-12 19:05:57 | 心の修養
ある家族の実話ですが、夫妻と三人の子供の住む家が道路拡張工事で立ち退きになり、二千数百万円の立ち退き料を受け取ります。
しかし主人が全額を持って行方不明になり、奥さんと子供たちは一転ホームレス生活に陥り、とりあえず奥さんは納屋に住み、子供たちは施設に預けられます。

月日がたち長女は中学三年生となりますが、高校には行かずに働くことを決めました。

ある方が『苦労して大変だね。高校に行きたいよね。』などと慰めの言葉をかけると、その長女は『私には不平不満を言っている暇はありません。妹や弟を養わないといけないから。不平不満を言う人は余裕のある人です。』と。


15才の少女の腹をくくった言葉です。

『犬と猫と人間と』再度観る

2018-02-12 09:26:16 | 生き物たち
2010年に出会った映画、『犬と猫と人間と』は、京都ベジフェスの前夜祭として、飯田監督さんやボランティアの後藤くんのトークつきで自主上映会が開催されたのだが、DVDを購入してたので 久しぶりに観た。


無責任な飼い主やペット産業のせいで多数の犬と猫が、殺処分されてしまう。
特に多いのが離婚とか引っ越し、あとは飼い主の老化。

愛護センターでは譲渡などの活動も行っているが、問題のある犬は譲渡対象とはならない。
つまり人の言うことを聞かない犬は殺処分になるわけだ。

生き延びるには、人の言うことを聞くようにシツケをトレーナーがするのだが、よく考えてみると、これもまた人の都合最優先。

言い方を変えれば、犬を洗脳して犬本来の性格を封印してしまうことだと思った。

改めて動物を飼うことが、人のエゴが根底にあるのだと思う。