右肩に痺れるような寒さを感じて目覚めた
ほぼ裸なうえにクーラーを付けっぱなしで寝ていたのだ
風邪をひくぞと迂闊な自分をなじった
時計を見ると午前2時を回ったところだった
部屋は冷え冷えと心地よい さて本でも読むかと取り出したのは
先年「蜜蜂と遠雷」で直木賞と本屋大賞を受賞した恩田陸作の連作短編集である
この光の帝国 常野物語はそれよりもずっと前の2000年に出された
サブタイトルからも連想されるのだがその一篇一篇が
童話のような優しさと摩訶不思議なイメージに満ちて
柳田邦男の遠野物語をおもいおこさせる
まるで河の淵から河童が登場しそうだ
作者の着想もその辺んにあるのだろうか?
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