古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

ナビ派展

2017-03-20 20:01:00 | 展覧会
1970年代後半に仙台に住み始めたころ、ヴュィヤール展があり、
観に行った。自画像がとても印象的でそれ以来気になっていた。あの頃は
まだ宮城県美術館もなく、美術展ができるのは博物館、市民ギャラリー、
いくつかのデパートだった。2月から三菱一号館美術館で開催中の
「オルセーのナビ派展」ではその自画像も含まれており、他にもモーリス・ドニに、
最近この美術館で展覧会のあった、ヴァロッタンにも興味があるので観に行った。

この頃よく借りる音声ガイドの音楽はフォーレ、ドビュッシー、ラヴェル
の御三家に加え、レナルド・アーンの歌曲「妙なるひととき」がルーセルの
「人生の季節」という春夏秋冬を表す?の絵のBGMになっていた。この時代
のフランス歌曲を聴くとフランス語がわかれば、、と後悔の念に駆られる。

ナビ派(ナビはヘブライ語で預言者とのこと)同時代の印象派に比べると
知られていない画家も多かった。
なかでもヨ―ジェフ・リップル=ローナイの「花を持つ女性」はモデルが」東洋風
でもあったが、まるで日本画の趣だった。

ゴーガンとベルナールが始めたという太い輪郭にグラデーションのないべったりした
色彩はクロワゾ二スムという技法ということも今回知った。遠近感が表せないので
平面的な絵となるが、写実的に描かないことで内面性が出てきて、想像力を
刺激される。我々はそのあとの20世紀の美術を知っているのでナビ派の画家がその
予兆していることがわかる。

ミュジアムショップで絵葉書を買おうとしたら、すべて普通の複製絵と塗り絵用の
輪郭の書かれた絵と2枚組になって売られており、驚き呆れた。
塗り絵をする気はないので買うのをやめた。クロワゾ二スムに関連した思いつき
なのかもしれないが・・・、絵葉書のみを買えないというのはおかしい。

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