古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

どこの国?

2017-07-29 22:00:12 | その他

四谷の小さなホールに行く度に横目でみていつか見学をしようと思っていた、赤坂の迎賓館に行ってきた。前もって予約すれば、建物の中もみることが出きる。敷地内至る所に警備員がいて、手荷物検査もあり、ペットボトルのお茶を「飲んでみてください」と言われた。文化財に油をかける、という事件のせいだそうだ。内部の写真はもちろんお法度。外観はまさにヨーロッパの宮殿で、一瞬ここは日本なのかと頭が混乱する。

建物はネオ・バロック様式(19世紀末、パリオペラ座など)だが、内装は主に18世紀末の古典様式とか。「彩らんの間」「花鳥の間」「中央階段・2階ホール」「羽衣の間」が公開されていた。ニュースなどでみる最近の各国の賓客の訪問の様子や晩さん会等の写真も展示されてあった。内装は全部洋風ということではなく七宝の壁飾りがあったり、壁のレリーフに兜があったりと少しは「和」の要素も。

興味を惹かれたのは2階ホールの大きな一対の油絵だった。「音楽」「絵画」という題がついている。ボランティアの説明役に聞いてみたら、小磯良平の作品で迎賓館が改修された時に収められたという。ということは昭和49年(1974年)。神戸の小磯良平のアトリエで2人のモデルを使って描かれたそうだ。「音楽」は演奏の間のような光景で、なんと楽器はリュートやチェンバロ、弦楽器、管楽器が描かれている。楽器がみな古楽器かどうかはよくわからない、人々の服装もまちまち、画面の後ろに座っている老人は画家自身だそうだし、なにか不思議な絵であった。小磯良平を検索したら、他にも楽器が描かれている絵もあることがわかったが。西洋画にこういうテーマの絵もあることだしそれに倣ったということなのだろうか・・・。

今回は公開されてなかった、「朝日の間」「東の間」に和風別館、庭園など、まだ観るべきものは多そうだ。今回は暑くて広い敷地を歩いてまた熱中症になりそうだったので次回は良い季節に。

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 熱中症 | トップ | 夏休み »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

その他」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。