Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

親友に誘われて...@Deutschland

2017-03-06 06:09:21 | 試合(Spiel)
この日は最初観戦予定をしていなかったのですが、親友から見に行こうよと連絡をもらって女子1部を観に行ってきました。
なので急遽チームのサイトでチケットを予約しようとしたところ、既にSitzplatzは売り切れのようです。
(チケットが取れなかったらどうしよう...、でもホールに行って何とかお願いしたら大丈夫かな...?)
とも一瞬よぎりました。
このチームは以前から毎試合1000人以上のファンが集まるなかなかの人気チームで、流石に試合間際ではチケット売り切れもやむを得ないことかもしれません。
けれども万が一入ることができなかったらまずいのでオフィスにメールを入れたところ、1枚チケットを確保してくれました。
写真はホールに向かう途中のAutobahnを走行中で、到着まで約1時間、ゲストチームの到着時頃とほぼ同じ頃の到着になりそうです。

いよいよホールに到着しました。
ゲストチームはまだ到着していないようです(スローオフ1時間半ほど前です)。
別の友人が相手チームのファンの人たちと談笑しています(彼にも連絡をしたところ、「見に行くよ」との返事をもらっていました)。
さて肝心のチケットですが、一番後ろでしたがSitzplatzのチケットを確保してくれました。
てっきりStehplatzだと思っていました。
間もなく2階から試合前のミーティングを行っていたホームチームの選手たちが下りてきました。
そしてコートに入ると20年来のお馴染みの元選手から声をかけられるなどの思いがけない再会も。

そしてほとんどサインには興味がない親友は試合後、珍しく相手チームのGKから2枚サインカードをもらっていました。
自分は?
もちろん写真とサイン、もはやこれは"お決まり"。
そしてこの選手に
「彼は自分の親友で、とてもいいやつなんだよ」
そう話すと
「natürlich!(もちろん!)」
と答えてくれました。
自分には持参したサインブックとは別にこのサインカードもくれました。
そういえばこのチームは以前、選手の一人からサインとは別にとても嬉しいメッセージ(自分の名前付きで、いつも応援をありがとう云々といった)も一緒に書いてくれました。
彼はこの日、自分のひいきチームのユニフォームに帽子をかぶっていました。
にも関わらず、ハンドボールってこんなものです。
例え、相手チームのファンでも選手は気軽に応じてくれます。
そしてファン同士でも。
改めてハンドボールの温かみを感じるひと時です。
自分はどこのチームでも大歓迎してくれます。
だから全てのチームが大好きです。
スローオフからおよそ2時間15分後、ゲストチームのトレーナーの人からリンゴを5個もらいました。
この二人のトレーナーには、次はホームの試合を観戦に行くねと話しました。
ちなみにリンゴはホームチームからの差し入れのようで、前にここに来た時にもホームの選手からもらったものと同じシールが貼ってありました。
親友と自分は車に乗って帰路に向かい始めました。
2台前にはゲストチームのバスが走っています。
Autobahnに入る前の一般道で、交差点を左折したバスと別れるまで20分近く前を走っています。

ゲストチームは試合開始1時間半頃バスでホールに到着して試合。
凡そ1時間半で終了し、1時間以内に再びバスに乗って岐路に。
ホームチームは徒歩やチームから支給されて乗用車、あるいは自転車に乗ってホールへ。
そして試合後はホール内で食事を採ったり(チームによってはファンも一緒に食べることができ、自分も何回かおいしい料理をご馳走になっています...もちろん無料で"Sehr lecker!")と。
そして流れ解散といった感じでハウスへ帰宅。
こんな日常風景に対してサッカー大ファンの人がうらやましいと話してくれました。
そう、これらはハンドボールではごく普通のことです。
自分にとっては毎回毎回、試合観戦と同様にサインをもらったり、写真を撮らせてもらったりも含めていつものことです。
最高の楽しみがここにあります。