迷ったところで・・・地球の上



・・・・そうか。今日は日曜日か・・・。もうすっかり曜日の感覚はなくなっているが、学校の雰囲気で分った。

昨晩寝る前に、この先の道の状況について副校長に聞いてみたのだが、ここから先は今まで以上に厳しくなりそうだ。相当危険な場所になるらしい。何かあればすぐに戻って来いと言われた・・・・が、そんな簡単に戻れないってばぁ(笑)

黄河の源流まであと十数kmらしいので、午前中には着くだろう。と、出発! 2時間ほど走ったところでまたまた遊牧民にお茶に誘われる。とにかく人が来ない場所だから、たまの来客は必ず招き入れるみたいだ。おまけに見たこともない自転車だし・・・。

この家でも自家製ヨーグルトをご馳走になった。そして、、、娘に欲しいほどの可愛い女の子を発見!^^

ヨーグルト製造器(手動)

自家製ヨーグルト(粗目サトウをかけて)

「キナコ」のような風味の粉を牛乳で練ったもの

  

これを・・・この様にして食べます。

あぁ・・・こんな娘が欲しい・・・^^(後ろの子♪)

 

さて、そろそろお昼だ。昨晩学校の先生に聞いておいてよかった。黄河の源流であれば観光地だと思うでしょ? 

とんでもない! ここまでの道のりだって、四駆以外ではまず近づくことは不可能。四駆でさえ怪しい。車だけではなく、運転技術や修理技術を持たないままここに来ることは絶対に危険。オフロードバイクが最適かな。自転車?ハッキリ言ってそんな事、絶対に考えてはなりませんね。無謀です。笑ー。

で、肝心の源流の入り口標識も道もありません。目印は廃校(希望小学校の跡地)のみ。学校横に山に向かって上る獣道を入る。そこから多分・・・・4kmくらいかな? この4km進むのに、僕は2時間かかりましたけどね。^^

遠くに見えるモニュメント

 

とにかく必死で自転車を押して・・・ついに!黄河の源流に到着!

写真をお楽しみください↓

 

黄河を自転車ごと股にかけてみました^^

 

思い返せば・・・・いや、思い返すまでもなく・・・・なんで黄河の源流なんぢゃ?大笑!  あれ?確かさだまさしの影響で中国に憧れたのは・・・・あれは確か「長江」だったはずでは!?  ・・・・細かいことは気にしない。良いじゃないですか!黄河文明発祥の地!さだまさしだって来た事がない・・・はず!  そうだ。この写真をさださんに送るとしましょう!  T社の岩崎さぁん!写真をプリントするので、さださんに送ってくださいね!

2時間ほど黄昏てしまった。多分、、、本当の源流はここではないのだろうな・・・となぜか感じた。この付近には違いないだろうけれども。いずれにしても四大文明の一つ、黄河文明。(最近では黄河・長江文明と呼ばれている) ここにいるという事実の不思議さ。別に達成感がある訳ではないが、人間として生まれてきた不思議さや、その小ささを見渡す限りの草原(標高4600m)で見ながらボンヤリと考えていた。

気がつけば15:00!先に進まなくてはね、と、丘を下りだした。途中、JEEPで馬多県から来た4人組とすれ違ったが、彼らはここに来るまでにパンク4回。エンジントラブル1回。延べ2日かかったそうだ。自転車で来た人はゼロだそうだ。(本当かな?)

さぁて!次の大きな目的地、ゴルムドまで・・・・えーと・・・・何百km?  とにかく進みましょう!と、気持ちを切り替えたものの、 現実は変わらず、川で道が分断されて思うように進めない。頻繁に川を渡るので、いちいち靴下など履いていられない。靴は速乾性のものにしておいて助かったものの、反面、寒さがまさに足もとから体全体に伝わってくる。例によって夕方から吹き始める強風に身も心も折れそうだった。

因みにGPSと紙の地図を持っているが、全く合致せず自分の居場所すら良く分らないのだ。次の村までの距離も分らない。そして日が暮れ始める・・・・。不安が募る。昨日学校の先生が教えてくれたが、この先にかかっている橋は先日の増水で壊れているそうだし、その手前の川は増水時には地元の人でも渡る事が出来ないそうだ。幸い数日間は雨が少ないので「たぶん」行けるだろうと。。。

食糧、水(まぁ、水は川の水で何とかなる)、そして燃料(お湯を沸かすため=標高4500mのこの辺りには一本も木はないので燃やすものがない) ・・・など、資源は限られている上に、天気によって左右されてしまうのだから、たまったものではない。このブログでは意外に遊牧民たちがいるではないか?とお思いになるかも知れないが、現実はそれほど甘くない。

いつになればこのエリアを抜けられるのか・・・。いつになれば携帯は通じるのか・・・。いつになれば・・・・。

そんな事を考えている内に夕暮れに。何もない草原にテントを張って寝てみるものの、相変わらず寒くて眠れない。気温は氷点下。

頼む!明日も晴れてくれ・・・・。



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