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第15回横手しゃべりばによせて

2017年06月21日 18時50分01秒 | 横手しゃべりばによせて
 ドアを開けた瞬間、お二人の姿が目の前に現れた。
松葉杖をついた奥様をエスコートするかのように、横にはAさんの姿。
一瞬、えっ!えっ!と、あまりの想定外に驚きながらも自分を整理すると、お二人で「しゃべりば」にやってきたことがわかった。
Aさんはとうに80歳は超えているはず・・・としたら、奥様も・・・。
電車を乗り継ぎ 山形からいらしたという、その行為にただただ、頭が下がった。

 そんなお二人や初参加のEちゃんやMさん、Kさんも含めて、今回は11人の参加者、会始まって以来の満員御礼である。
少しの沈黙の後、E子さんがご自分のことを語り始める。
今回は、このE子さんがメインで場は流れた。彼女にとっては大事な、大切な、どこを切り取っても、彼女の切なる思いのこもった話であった。
がしかしそれは後日、またどこかで内容は多少違うにしろ、彼女が語るであろうことを信じて?今日はAさんの奥様Tさんに、話を戻す。

TさんがE子さんを遮りながらも、突然、怒涛のように話し出した。
黙っているのは、もう我慢できないという勢いがあった。
最後には、のろけ話でもなんでもない、ご主人に対する真摯な言葉を述べられた。
50年、60年?連れ添ったであろうTさんが、何度も口にした言葉、山形ではどこにも本音を言う場がないので、こちらまでやってきました、から始まり・・・・・・。
10人の参加者がいる中、ご主人を目の前にしながら、これほどまでの感謝の言葉を私はきいたことがない。
何百回、何千回?人の話を聴いてきて、夫への愚痴なら当たり前だったけど、夫をほめたたえる人にお会いしたことはなかった。
それをきいていたAさんは、
「もう、お前は人の話を遮って置いて・・・!」と、言いながら、照れくさそうな、それ以上に嬉しそうな様子。

一言ではとても言えないけれど、妻とか夫とかの垣根を越えて、それは戦士Tさんが
これまでの壮絶な人生を共に歩んでくれた、戦ってくれた戦友Aさんに向けたありがとうであった
と勝手に解釈しながら、私はその場に遭遇したことに感謝した。
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