「コードギアス 反逆のルルーシュR2」#15【Cの世界】どーなってるのーっ!?

ちょっと待って下さいよ
良く分かんないんですけど…。
皆さん、理解出来ました?
録画ビデオを巻き戻して台詞拾って、考えて、
ようやく「こんな感じ?」「こういう意味?」ってとこに至りましたが、
一度リアルでザッと見た時は、
あれよあれよと進んで行って、置いて行かれた感がありましたわ。

それにしても…
なんちゅう展開ですか。
コードギアスは毎回、予想を遙かに超えてくれますな。

うーん、でも今回は感想書き難いなぁ。

嚮団は悲惨な有様になっていますね。
研究員たちの死体がゴロゴロ
ゼロに代わってロロが指揮を取り、死体を全部調べるとか
言ってますが、
「こんな虐殺…」と憤る団員を見てると、
この先が不安になりますね。

バトレーの遺体を見つめるジェレミア。
こんな身体に改造した張本人ですから、
バトレーの事は恨んでいたようですが、
皇族への忠誠は本物だったと評価するところが
彼らしいですね。
皇族への忠誠が、相当重要ポイントとみえる。
「ならば私は決意しよう、君を尊敬すると」
やっぱまだちょっと思考に可笑しなところあり?
てか、この台詞回しって、乙女座さんに似てますね。

さてルルとシャルルですが…
ルルは蜃気楼の仕掛けを使って無数の鏡を散りばめて、
その鏡越しに「死ね」とギアスをかける。
シャルルは自らを銃で撃って倒れました。
成功したのかと半信半疑ながらも、喜ぶルルですが、
そんな簡単に行くはずもない。
相手はシャルルですよ?

カレンはスザクにビンタ一発!
それでもスザクはリフレインで自白させようと、
カレンを押さえつける。
「従ってもらう、命令には!」
そこまで言ってから、ゼロと被る自分に気づき、
リフレインを床に叩きつける。

V.V.のもとに、C.C.がやってきます。
直接会うのは久しぶりとのこと。
自分の運命(さだめ)からは逃げられなかったと言うC.C.に
運命(さだめ)は僕が引き受ける、と呟くV.V.。
なんか元気ないですよ?
「不死の運命を…」
C.C.がV.V.の背中を見て、驚く。
「お前…」
「だからさ…シャルル…」
子供の頃の回想。炎に崩れる城(?)を背景に、
誓い合う幼き二人。
「だって僕はお兄さんだから…」
ここね、最初見た時良くわからなかったんですが、
V.V.はC.C.を前にして、C.C.ではなく、シャルルに
語りかけていたのですね。
運命(さだめ)から逃げられなかったというC.C.の言葉に
応えてるような「運命(さだめ)は僕が引き受ける」
だったので、ん?と思ったのですが。

子供の時に誓った約束。
遂げるためにV.V.は不死の運命を引き受けた。
双子のどちらかが、その役を負わねばならぬのなら、
兄の自分が引き受けよう、と。
そして、V.V.は成長が止まり、シャルルは歳を経ていった。
そういうことですね。

ルルの方ですが…
やっぱりシャルルは起き上がります。
心臓撃っても生きてることに、驚くルルですが、
この辺りの作画が最悪でしたね。
もはや何を持ってしてもシャルルを殺すことは不可能。
その手の平にはギアスマークが。

C.C.の額にも同じマークがあります。
これこそが不死の印。
今まではV.V.の背中にもあったわけですね。
それが今、シャルルの手の平に移っている。
「シャルル、今になって何故、V.V.のコードを奪った?
何故、あれだけ慕っていた兄を殺した?
V.V.お前さ。マリアンヌのこと、好きだっただろ?」

そ、そうだったの?
これまた屈折した愛だな、おい。

この世の真の姿を見せてやろうと、
シャルルがパネルに手をかざすとルルの周囲に無数の仮面と
歯車が浮かび上がる。

中華連邦のとある山。
ヴィレッタと待ち合わせていた扇ですが、
ヴィレッタははなから銃を向けていますよ。
イレブンと関わった汚点を消すため、
扇を殺しに来たのね。
ヴィレッタにしてみれば、元々ブリタニア軍人と知ってて
傷ついた彼女を拾ったことが信じられないようだ。
最初は扇も利用するつもりだった。
だが好きになってしまった。
敵を好きになるなんて馬鹿と分かってる。
それでも好きになってしまったんだと叫ぶ扇。
出会わなければ良かったんだとヴィレッタも苦しげです。
そこに咲世子が姿を現しました。

ルルの方…(あちこち忙しいのぅ)
語りかける仮面たち。
「何故、嘘をつく?本当の自分を分かって欲しいと思って
いるくせに」
いや、仮面というより複数の意識が、この空間の中で、
語りかけてる感じかな。
この後の、
「お前はワシで、ワシはお前」
というシャルルの言葉の意味がよく分かんないです。
人はこの世界にたった一人だっていうとこらへんがさ。
くじらで繋がってるからですか?(それ違うアニメだし)

そこに遊びは終わりとC.C.が割り込む。
ルルにはもう価値が無くなった。
C.C.の願いは、シャルルが叶えてくれる。
その願いとは、死ぬこと。
そうかな、とは思ってましたよ。
人は不死に憧れつつ、ひとたび手にすれば、
永遠に生きる孤独に苦しむのだろう。
そして終わらせることを望むようになる。

ギアスを与えられたものは、与えたものを殺す力を
持つことが出来る。
だがそこまでに至るものは少ないようで、
これまでC.C.を殺してくれるものは居なかった。
だが今、達成人がいる。シャルルだ。

ルルがC.C.を殺せたなら、シャルルと同等の力を
得ることが出来る。
だが、ルルにC.C.を殺せるはずもなく…。

こちらはナナリー。
彼女は手に触れることで、相手が真実を述べているかどうか
見極められるようです。
それは盲目ゆえの感覚の鋭さなのか、能力、なのか。
ローマイヤが報告しているサイタマ租界の再開発計画が
イレブンに不利益を招くと察したナナリーは
毅然とした態度で計画の修正を要請。
未だ自分を総督と呼ぶのに躊躇いがあるようですが、
頑張りますな。

カレンにリフレインを使えなかったスザクは、苛ついてます。
学園地下司令室の機情局の局員たちも、
ギアスを掛けられてると知って歯軋りですね。
これでやはり、ルルがゼロで記憶も戻ってると確信しちゃうわけですが
ルルの記憶が戻ったらナナリーは貰うとシャルルに言われてる手前、
微妙なようです。
その空気を読むナナリー。
スザクは「ナナリーにだけは嘘はつかないよ」
とルルと同じ台詞を吐きます。
じゃあこの間の電話の人は?と訊ねつつ、手に触れようとするナナリー。
その手を引っ込めましたね、スザク。
手に触れられたら嘘がばれると分かってる?
「スザクさん、貴方も同じなんですね。お兄様と」
嘘はつかないといいつつ、ナナリーを騙していると、
気づいているの?ナナリー。
そうよね、感の良い貴女に分からぬはずも無い。

ゼロが居ないと聞いて、愕然としているロロ。
ちょっと姿がないだけで不安になってる。
相当な依存症だな。

ルルがC.C.に寄って落とされた空間で、
ルルは彼女の過去を見る。
そこにもC.C.が居るが、ルルのことを知らない。
口調も普段の彼女とは違う。
これはどう見れば良いのかな…
C.C.の過去、彼女は孤児で、愛されたい、生きたいと
願った彼女に、教会のシスターがギアスを与えた。
シスターの額には、今のC.C.同様、
額にギアスマークがある。

今度はヴィレッタたちの方…(忙しいな)
咲世子とヴィレッタのバトルになってるわけですが、
扇が必死に止めている。
そして咲世子のクナイをヴィレッタに代わって受け、
岸壁から落ちていく。
驚いたのはヴィレッタの行動。
「扇」と叫んで、自分も飛び降りて、
抱きかかえちゃいましたよ。
殺しに来ておいて、何やってるんですかアナタ。
結局、貴女も好きなんですよね、なんだかんだ言って。

当時のC.C.が得たギアスは、愛されること。
けれど愛されすぎて本当の愛が分からなくなった。
信じていたのは、唯一ギアスの効かないシスターだけだった。
一定以上のギアスを持つ誰かを身代わりにしなければ、
永遠の時を生き続ける呪縛からは、解かれない。
だからシスターはC.C.を道具にした。
自分にピリオドを打つために、利用したのだ。
C.C.は、ショックだったろうね。
不死にされた事実以上に、裏切られたことが。

ルルが落とされた世界は過去。
だからそこにルルの存在はない。
C.C.が彼をここに送ったのは、
一時、何かから守りたかったのではないかと、
過去のC.C.は言う。
それほどルルは大切な存在なのか、と。
それを聞いたルル、戻ってきました。
「開いたのかルルーシュ、思考エレベーターを」
シャルル、ちょいと驚いてますね。
でも彼の腕にはC.C.がいて、
今まさに彼女の願いを叶えようというところでございます。
そのC.C.を止めるべく、ルルが必死になるのが
良いですね。

C.C.はルルを代替わりにしなかった。
永遠の地獄をルルに与えることが出来たのに、
それをしなかったのは、やはり情ですよね。
それが分かるからルルは…
「そんな顔で死ぬな!最後ぐらい笑って死ね。
必ず俺が笑わせてやる。だからっ!!」
その言葉にC.C.はシャルルを突き飛ばし、
蜃気楼の拘束を解く。
「これ以上奪われてたまるか」
つまりはC.C.もルルの大切なものの中に入っていると
いうことですなぁ。

えーと、ニーナのアレは核実験ですよね…。
シュナ兄にメチャ誉められてますが…。
恐ろしい子。

戻って来たC.C.とルル。
ですが、C.C.の様子が変です。
「新しいご主人さまですか?」
ええーっ人が変わっちゃってますけどー。
無気力症で入れ替わっちゃいました?(それ違うアニメだって)
出来るのは料理の下ごしらえと、掃除、
水汲みと牛と羊の世話、裁縫、文字は少しなら読めて、
数は20まで、死体の片付けもやっていたって…。
いつの時代の人ですかー。
あぁそうか、そんくらい生きてるわけで…
ひょっとして、シスターからギアスを受ける前の、
C.C.に戻っちゃったとか?
なんかおどおどビクビクしてて、自信の欠片もなさそうだものね。
にしても…
なんちゅう展開…。

謎も少し解けてはきましたが、あっちこっち同時に
ドラマが展開されてるし、それもそれぞれけっこうとんでもない事に
なっていってるので、見てて凄く忙しい感じがしました。

V.V.とシャルルについてはかなり予想を裏切られましたね。
先週までの時点では、想像していたのは…
マリアンヌを殺したのがV.V.で、
そのことでシャルルはV.V.から嘘を付かれていた。
シャルルはマリアンヌの子であるルルとナナリーを
V.V.から遠ざけるために、日本へ送った。
実はルルのことをシャルルはとても愛していて、
V.V.に対してはしこりがある。
って感じだったのだけど、
15話を見ると、悪役がV.V.からシャルルに移ってしまったよ。

V.V.は自分の方が兄だからと、辛い運命(さだめ)をあえて
受けた。それは弟が可愛かったからでもあるだろうし、
良いお兄ちゃんのように思える。
そしてC.C.の口からこぼれた、
実はマリアンヌが好きだったという事実。
好きだから殺したのか、
はたまた好きだから殺してない(関与してない)のか。
永遠に生きることにピリオドを打ちたいC.C.とは違い、
V.V.はまだ死ぬ気はなかった筈。
その彼を殺してコードを手に入れたシャルル。
V.V.が少し哀れに思えたし、シャルルが分からなくなりました。

そこに来て、C.C.の変貌。

参っちゃうなぁ…。
全く先が読めませんわ。

また一週間、悶々としろと?
そんな頭ぐちゃぐちゃ状態の時に、
ガンダムOO２期のＣＭ。
早すぎませんかね、まだ７月ですよダンナ。
ロックオンのあの台詞で、ぐさーっ！！

もぉ…色々と堪忍してください。



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