橘の部屋

2010.7.1ブログ移転いたしました。
http://tachibanaroom.blog109.fc2.com/

「ロミオ×ジュリエット」#20【使命】えっ…そういう形の悲劇なの?

2007-09-02 22:31:17 | 終わったアニメ
ロミオんとこの村…「菜那のつぶやき」菜那さん命名『ロミオ村』
(菜那さん、これ良いわっ使っちゃう)の畑、
作物が枯れ始めたようです。
水は足りてるはずだけど、大地に力がないらしい。
エスカラスの泉のところで会った例の老人からもらった
あの種ですら育たないなら、相当ヤバイ状態ってことかー。
ロミオが老人に相談に行くと、やはり彼から
「大地の終焉が近づいているのか」
という言葉がもれた。

 女神の涙 大地の嘆き 翼をたたみ とどろく失跡
  保たれし調和 永劫受け継ぐべき摂理

前にオフィーリアも呟いていたこの詩は、エスカラスの歌だそうだ。
人間の犯した罪は重い。
大地と共に滅び行くしかない。
それにあらがうのならば…
「あの娘の運命を背負ってやれ」
と老人。
彼女の運命とは…。
ここに来て明らかになりましたが、
我々が想像していた以上に重いものでした。

買出しに行ってたジョバンニ達が
ネオ・ヴェローナのニュースを仕込んで来ました。
皆、ロミオにネオ・ヴェローナに戻れという。
ロミオの王子様服、久しぶりだねー。
ペトルーキオの遺品もちゃんと持っていくところが律儀だわ。
でもその龍馬、いったいどこから調達してきたのよ。
君たちロクにお金も持っていなさそうだけどねぇ。
あ、鉱山でも一応一頭ぐらいは確保してたのかしら…。
そんな細かいとこ考えるなって?
へぇすいません。

さてこちらはジュリエットたち。
貴族の中にもこちらに協力したいと申し出てるものがいるらしい。
コンラッドはちょっと不満そうだけど、
今は頭数欲しいし、協力者は1人でも多いと助かるよね。
手回しの良いフランシスコがタイミングよく元市長夫婦を招いて
いたりして、ジュリエットを見て逞しくなったと感慨深げ。
また逆に、ご子息も逞しくなったとコンラッドに言われてる。

ジュリエットとアントニオが帰宅すると今日は鳥を焼いたんだと
見せるペン君。
おやおやすっかりコーディリアと若夫婦みたいよ~。
ペン君ってば突然の両親の訪問に、慌ててる?
もおすっかりここでの生活に馴染んでるわねぇ。

部屋で着替えるためスリップ一枚になるジュリエット。
腰のラインが綺麗~。
喉下にある痣を気にしてるけど…
それ、ちゃんと文様になってるね
エスカラス絡みだよね…。
ペン君が変わった、とコーディリアに言うジュリエット。
今じゃ掃除、洗濯、料理、なんでも一通り出来るんだって。
私が婿に欲しいよー。

ロミオが町に到着。
モンタギューを説得したいと願い出ます。
そのモンタギューは、議会中。
反乱軍に協力する市民が邪魔ならば、
焼き払えば良いと簡単にぬかしやがります。
こ、い、つ、は~っ!!
もぉ石井さんが嫌いになっちゃうー。(おいおい)
採決取るも、賛成はマキューシオのみ。
するとこのオッサン、議長と書記(多分)をザクッと
これまた簡単に斬って捨て、無理矢理可決にしやがった。
最低、最悪。
見ててムカムカするよ。
そしてその極悪非道な役目をマキューシオに与える。
はは…もうこいつは。

そこへロミオがやってきました。
血の滴る剣を見て、何をやってるのかと咎める。
もう貴族たちの心はモンタギューから離れ、
民には憎まれ、守るべき憲兵たちもキャピュレットへと
寝返ってる。
もはや全て失ったのだ。
いやこの男、本当は初めから何も手に入れてはいなかった。

「今、貴方は何を手にしているのですか!?
 剣を持ち、血で手を汚さなければ地位を守れないような人に
  大公となる資格があるとは思えない」

よくぞ言った!ロミオよ。
まぁ言ってもこの人が変わるわけではないけどね。
でも私、思い切りののしってやりたかったから、
ちょっとスカっとしたよ。

城内のエスカラスの泉に連れてこられたロミオ。
城に住んでいたのに、これを見るのは初めてなんだね。
父はこれを息子に受け継ぐ気でいるけど、
もう枯れかけて腐りかけた樹だよ。
しかもそうなったのは、アンタのせいなのに。
そんな状態にして「あげる」といわれても
困るだけじゃん。
と、突然大地が揺れ始め、エスカラスの幹がこぞっと剥がれ落ちる。
エスカラスに何が起きてるのかと、狂ったようにオフィーリアを探す
モンタギュー。
もう遅いよ。ここまでひどいんじゃ、ね。

町の地震も相当なもの。
ペン君がコーディリアを支えてるわー。むふふ。

両親の墓の前で決意を語っていたジュリエットの胸の
文様が光っている。
激しくあえぐジュリエット。
そこにオフィーリアが現れる。

「罪を浄化し、命の胎動を宿す運命を負いし者よ、
大地の調和のため、その身を捧げよ」


えええーっ!!そういうことなのーっ。

オフィーリアの右手は、もう枯れた枝のようになっている。
エスカラスの種が、ジュリエットの身体に宿っている。
そして本体が枯れようとしている今、その種を芽吹かせて
挿し木とならねばならない。
挿し木って…ほんとに文字通り「身を捧げる」わけ?

原作「ロミオ×ジュリエット」の悲恋とは別の物語になるだろうと
ほんのりと期待していたのに、原作と変わらぬむごさですな。
そんな形の悲劇ですか…。
                 かびーん。
ちょっと痛いなぁ。
しかもさー、公式HPってば、21話も22話もあらすじUP
しるんだよねぇ…。
なんで?
そんな早く見せないでよー。

 



最新の画像もっと見る