歯科通いの帰途、本屋に立ち寄る癖がついてしまった。中に入ると自然に足が向いてしまうのが、映画と銘打つコーナーの棚。
最近は、DVD入りの本も多くなってきている。小津安二郎のセクションで、未見の「お早よう」を見つけた。「これは次回に延ばそうかな?」と思案錯誤中、ふと傍らで眼に入ったのがトップ画像の著書だった。
私は1950年代初期は洋画党だった。従って愛読雑誌は「SCREEN」。双葉十三郎さんの「ぼくの採点表」は極めて個性的で印象深かったが、荻昌弘さんの映画批評は近代的な匂いがした。
著書は、その中からピックアップして纏めている。懐かしい匂いが満ち足りる中で、薫り高い文体を味わいつつ今読んでいる。
フェデリコ・フェリーニの「道」と、ロベール・ブレッソンの「抵抗」に共通点を見出し、人間讃歌を謳った文章など、映画批評を文学の域にまで昇華せしめたような趣がある。
かってのテレビ番組「月曜ロードショー」での解説も印象深い。62才の若さで夭折されてから四半世紀経つ。合掌。
最近は、DVD入りの本も多くなってきている。小津安二郎のセクションで、未見の「お早よう」を見つけた。「これは次回に延ばそうかな?」と思案錯誤中、ふと傍らで眼に入ったのがトップ画像の著書だった。
私は1950年代初期は洋画党だった。従って愛読雑誌は「SCREEN」。双葉十三郎さんの「ぼくの採点表」は極めて個性的で印象深かったが、荻昌弘さんの映画批評は近代的な匂いがした。
著書は、その中からピックアップして纏めている。懐かしい匂いが満ち足りる中で、薫り高い文体を味わいつつ今読んでいる。
フェデリコ・フェリーニの「道」と、ロベール・ブレッソンの「抵抗」に共通点を見出し、人間讃歌を謳った文章など、映画批評を文学の域にまで昇華せしめたような趣がある。
かってのテレビ番組「月曜ロードショー」での解説も印象深い。62才の若さで夭折されてから四半世紀経つ。合掌。
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