長野県岡谷市。
所用があって行って来ました。
諏訪湖の湖水が天竜川になる釜口門前に数件のウナギ屋さんがあるのですが、ここでは“寒ウナギ”と称して、冬の土用の日に、ウナギを食べるキャンペーンをしているのですが、その日は土用ではなかったけど、ちょうど昼時、周囲に漂う蒲焼独特の匂いに、小腹も空き、時間にも多少の余裕があったので店にはいったのです。
入ったお店は駐車場に一番近かった「荒川」というお店。
メモをして来なかったので定かではありませんが、その定かではない記憶を辿ると、ウナギ定食2700円が一番高いメニューで、特重が1800円、ウナギどんぶりが1300円という値段になっていたように思います。
東京やその他の地域のウナギ屋さんに比べたら、ずいぶん安いな〜、と感じながらも、「特重・1800円」を注文。
以前、と言っても、もう4〜5年前になりますけど、同じ諏訪湖畔で諏訪大社の秋宮に近いウナギ屋さんの特重は確か2800円で、注文してから40分ぐらいして出てきた記憶があるのですが、この「荒川」さん、なんと注文から5〜6分で、「お待ちどおさま!」 ですよ。
余りの速さにビックリしましたけど、気のせいですかねぇ〜? どっかのファーストフード店の「ウナギフェア」のウナギを食べている感じで、「本場」という味がしないんです。
蒲焼のタレは、どちらかと言えば甘めで、お子様からじいちゃん・ばあちゃんまで万人に通用するかもしれませんが、ウナギにタレが馴染んでいなくて、そのくせ多目のたれがご飯をベタベタにしていて、お酒を楽しみながらウナギを味わう人には、かなりの不満が残る味に感じました。
ま、1800円なら文句も言えないか・・・・・・、とおもいつつ、あれなら1300円のうな丼で充分だった・・・・・・と思ったり、仲間3人とブツブツ・・・・・・。
店を出て、腹ごなしに散策しようか、と、口直しの缶コーヒーを買って、釜口門へ。
水門が開いており、かなりの勢いで天竜川に水が流れており、諏訪湖に張った氷が水門目掛けて流れてくるんですよ。
その流れて来る氷を割りながら、水門で釣りをしている人に声をかけたんです。
「何が釣れるんですか?」
「ワカサギだよ。」
ということで見ていたのですが、釣れるわ釣れるわ、一回竿を入れると、5〜6センチと小さいのですが、一度に5〜6匹づつ、面白いようにかかるんですが、10分ぐらいで中断、アッという間に氷が張り付くんです。
その氷をまた、割って釣りを再開するのですが、ウナギの話をしたら、
「“荒川”に行ったのか? あそこは観光客相手だから、うまくなかっただろ? この辺ではみんな“天龍”だよ。」
指差す方向は駐車場をはさんで“荒川”から10メートルほど離れた、見た目はみすぼらしい建物だけど、歴史のあるお店のようです。
こんど岡谷に来る機会があって、ウナギが食べたくなったら、寄ってみようと思った次第。
教訓がひとつ。
「食事を知らない土地でする場合、地元のひとの情報を得るべし。」
当然と言えば当然の教訓です。
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長野県岡谷からの帰りはもちろん中央高速道路。
途中休憩は八ヶ岳パーキングエリア。
ここで売っているパン、クロワッサンが美味しいのです。
中央道を走る用事があるときは、毎回買って帰るのですが、家のカミサンの大好物でもあり、喜んでもらえます。
このパーキングを過ぎて、しばらく走ると、天気がよく空気が澄んでいると、真正面に富士山を見ることができます。
先日も見ることができましたが、この日は寒いとはいえ春が近いのか、下側が霞んでいて、青い空に白い富士山が浮いているようにも見えました。
そこでの一句です。
浮き富士や 立春境の 霞かな
(うきふじや りっしゅんさかいの かすみかな)
春うらら 霞の向こう 富士浮かぶ
(はるうらら かすみのむこう ふじうかぶ)
春間近 霞に包まれ 名峰浮く
(はるまぢか かすみにつつまれ めいほううく)










