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トライアングル

トライアングル
新津 きよみ
角川グループパブリッシング

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今晩10時スタートのフジTVドラマ 「トライアングル

いつも愛読している新津きよみさんの原作。


なんとか時間を作って見ようと思っている。


この「トライアングル」といい、「暗闇の子供たち」といい、気になる映画、
ドラマの主演がなぜか江口洋介さん。不思議だ。





そして新津きよみさんといえば、年末年始に読んでいた本の中に思わず
納得して考えさせられる言葉が載っていた。

以下部分的に抜粋。


「女って、自分以外の女の生き方がすごく気になるものなのよね。
それだけ生き方の選択肢が多いせいかもしれない。」


つまり、

一般的に男は専業主夫になる悩みも無く、仕事をするのが当たり前と思って
いるのに、

現代の女は専業主婦になってもいいし、仕事を続けてもいい、子供を産んで
も産まなくてもいい。

なので、


「だから、自分が選ばなかった道を選んだ女の生き方がひどく気になる。
あの時結婚していたら、あの時子供を産んでいたら、あの時仕事を辞めな
ければ・・・」


(「彼女の深い眠り」新津きよみ著 より)





本来の、サスペンスであるはずのストーリーよりも、妙にこの部分が印象に
残ってしまっている。

もちろん男からすれば、男だって人生の曲がり角はたくさんある、むしろ
女の人よりも、と思えることもある。


でも男の甲斐性次第で人生が左右される女が多い事も事実なわけで・・・



「あの時、あの会社に入っていなければ」

「その会社でこの男に出会っていなければ」

「あの時、結婚していなければ」

「仕事を辞めなければ」

「この男の仕事がもっと違った職種だったら」

「この男が独立さえしなければ」

「この男があんな病気にならなければ」

「あの時、切り捨ててしまえば・・・」


なんて日ごろ、妻は考えているのかな~。キャアー!!





本を読み終わって、この話しを妻に話してみたらば、妻は

「あぁ、確かにそうかもね。」 だって。



トライアングルどころか、グチャグチャな運命に身を任せるかんぞうです。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
クリティカル (junseok)
2009-01-06 21:55:13
こんばんは。

クリティカルヒットな返事でしたね。

でも素直にそう言ってもらえるので、
安心じゃないですかね。

かんぞうさんのこの状況で、
それでも一緒にいてくれるなら。

わが両親もお互い命の危険を迎えたことがあり、
(父は内臓の病気で。母は心臓で。)
でも離婚してないから、今後はないかなと思います。

最も母の心臓手術の翌日に
父がゴルフコンペで優勝し
泥酔して帰宅した時には、
姉が激怒しまして、
母も少し離婚を考えたそうですが、
でもしてないので、
もう安全かな…と。
 
 
 
豪胆になりたい! (かんぞう)
2009-01-06 23:52:00
こんな経済情勢になってしまって、苦しいのは相変わらずですから、ますます危険?っていうことも無いんですけどね。(笑)

junseokさんのお父さんは、わたしの印象では、ある意味豪胆で爽快な所も感じるのですが、わたしには残念ながらそれはありません。

病気になって、なんだか自分がどんどん弱っちょろくなっていくようで嫌になります。


今日のドラマ、見ましたけど結構面白かったですよ。
面白いというか、登場人物の多さと先の見えなさ具合が良かったです。
 
 
 
過去には戻れません (ひさ)
2009-01-07 21:40:45
あの時・・・していれば

腫瘍性疾患になられた患者さんもよく言われる言葉です。

非常に後ろ向きなってしまって、病気になってしまったことから回避し、誰かに責任転嫁しようとする行動だそうです。

この言葉は誰かを責めてしまう言葉となってしまうので、”現状をしっかり把握して、これからのことを如何するか考えましょう”と現実に戻してあげることを良くします。

何度か、お話をして現実が見えてこられたら、”明日の予定は何ですか?”と未来の話を進めるようにしています。

かんぞうさんの家庭の状態とは違うことですが、この言葉は良く聞いていました。
 
 
 
翻弄 (かんぞう)
2009-01-07 23:02:24
病気になられた方はみな、なんで自分が・・・と少なからず考えると思います。

特に移植を経験すると、自分だけの問題ではなくなるのでより強く感じるのでは、と思っています。

我が家の場合を振り返ると、周囲の環境を含めて、ここ数年、まさに運命に翻弄されているといった感じです。

ここが難しい所で、未来・将来に目を向けようとすると、更なる運命が待ち受けて・・・

といったように過ぎ去ってきました。


だからこそ今が踏ん張り所なんでしょうね。

いつも考えている言葉は「起死回生」。

これも努力あってこそでしょうから、日々先を見て頑張っていこうかと思っています。


ひささんも、これからも強い意思で突き進んでいって下さいね。
 
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