松中信彦 日本プロ野球界の頂点へ

ソフトバンクホークスの松中信彦選手が今季以降の球団との交渉で異例ともいえる７年３５億円という契約を結びました。

スポーツ新聞なんかの事前の予想では４年３０億なんて出ていたんですが、金額以上に契約年数の長さにビックリです。７年なんてメジャーでもそんなにいないのではないかな？ただ、松中の近年の成績やチームにおける存在を思えば妥当な数字ともいえますよね。奥さんも大喜びでしょうねぇ。

ちょっと心配なこともあります。７年契約ということですが、球団の方は４年プラス３年契約という言い方をしています。つまり５年目以降は条件を変更することができる、みたいなことを言ってます。球団の言い分もよく分かります。確かに４０近くなって、今と同じように活躍出来るかどうか分からないし、また、ケガをする可能性だってあります。（まぁ、松中なら大丈夫でしょうけどね。）
それから、来季以降の契約の難航が予想されるズレータ選手との兼ね合いもありますよね。選手も大変ですけど、フロントの方も大変です。
契約でこじれないことを願うばかりです。

ダイエー時代、小久保、井口、城島とともに「ホークス四天王」なんて言われていたけど、相次ぐ移籍でとうとう松中一人となってしまいました。新たなチームや海外を目指すことはプロの選手として当然です。松中のように１球団で頂点を極めるのもまたプロとしての別の生き方でしょう。その松中が「生涯ホークス宣言」って泣かせますよね。当然、引退後もいずれは監督でしょうし、ファンもそれを願っているはず。