亀夢志☆ESP7番ブログ☆ tecnica e arte

亀夢志の成長記〜凡人は小事が大事☆

オフ抜粋☆

2016-12-13 19:04:12 | 日記
 好転のきっかけは富山などでプレーした大学OBの長山一也氏の監督の就任だった。「法政はテッペンにいないといけない大学」。そうした強い使命感を持って監督に就任した長山監督はまずピッチ外の生活の見直しから行った。「良い選手はいるが、選手たちがサッカーに集中できていない」という噂を耳にしていたからだ。
 その真相を確かめるため長山監督は単身で寮に住み、選手たちと衣食住をともにすることを決心した。そこで目に付いたのが寮の汚さだった。その当時の寮の様子を選手たちは「お化け屋敷のようだった」と振り返る。玄関にはモノが散乱し、食堂のテーブルには飲み終わった牛乳パックやジュースの容器が置いてあった。この状況を見て長山監督はピッチ内を改善するよりも先にまずはピッチ外を改善するほうが先決だと考えた。強いチームになるためには、厳しい試合をいくつもモノにしないといけない。そのためには“スキ”や“ゆるみ”といったモノは必ず命取りになってしまう。「私生活の乱れは必ずピッチに出てしまう」(長山監督)。「良い選手がいるが勝負弱い」と周囲に言われてしまう法政大の弱みはここだと直感した。

 そしてまずは玄関や食堂をきれいにすることからスタートさせた。「サッカーに置き換えて次にプレーする人がプレーしやすい状況になっているか、食事しやすい状況を作れているかと。この状況はどうなのかと選手たちに問いかけながらやってきた」(長山監督)。ほかにも衣食住をともにするからこそ気付く点を長山監督は指摘していった。それを選手たちも素直に受け入れた。
 そうした改革は選手の意識を変え、練習を変え、チームを変えた。そして半年後には2部のチームでありながら、総理大臣杯準優勝という快挙を成し遂げる。秋には5年ぶりの関東大学リーグ1部復帰を果たし、翌年には2年連続で総理大臣杯に出場。今季は9年ぶりにインカレ出場を成し遂げた。

 力のある選手たちが集まってきているのは知っていた。だからこそ人間的な部分で成長できれば法政大がかつてのような強さを取り戻すという確信が長山監督の中ではあった。それは現役時代に学んだことでもあった。「プロの選手でも良い選手はやはり人間的な部分でしっかりとしている。選手には良い時と悪い時はあるが、そういうところをしっかりやっておけば絶対に次の道が開ける」。いまでも寮の玄関が汚ければ練習をやらずに掃除をさせるという。ピッチ外でのゆるみはピッチ内にも出てしまう。その信念は貫き、選手たちの指導にあたる。

 まだタイトルをつかめず歯がゆい部分もあるが、「エレベーターで上がっていくよりも、階段で上がっていくほうが足腰を鍛えられますから。いつかは常勝軍団になっていければ」と長山監督は前を向く。9年ぶりのインカレで“強い法政”の足掛かりを掴めるのか。「歴史に名を残せるメンバーが揃っていると思うし、その手助けをしたい。中途半端に強くても優勝しなければ歴史に残らないということは選手たちにも言っている」。情熱の指揮官・長山一也は本気で“強い法政”を取り戻そうとしている。
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