エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて15年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

間接話法・時制(2)

2011-12-20 | エスペラントあれこれ



 前述のように PMEG では間接話法の定義が広い。例えば次の例もすべて間接話法である。
  Ke li estas malsana, sxi tuj rimarkis.
  Sxi estis plena de timo, ke la infano mortos.
  En lia animo estis tute klare, ke Kristino devas farigxi lia edzino.

 間接話法が ke-節や疑問節ではない場合もある。
  Jam en Kjoge li volis acxeti por sxi oran ringon, sed post pripenso li tion ne faris, cxar en Kopenhago oni ja certe ricevos multe pli belan.
 ここでは cxar-節が彼の考えを表す間接話法である。

  Li konfesis al sxi, kiel kore li sxin amas.
 kiel-節は間接話法を作ることがある。この例では彼の言葉そのものではなく告白の内容を示している。

  Sxajnis, kvazaux li dormas.:まるで眠っているようだった(実際には死んでいる)。
 kvazaux-節も誰かの考えや印象を反映する間接話法を作る。この用法はザメンホフには多用されたが、今は ke+kvazauxの形で使われることが多い。
  Sxajnis, ke li kvazaux dormas.

  La maljuna ministro atente auxskultis, por povi diri tion saman, kiam li revenos al la regxo.
 動詞不定詞が間接話法を導いている例である。昔の話なのに revenos と未来形になっていることに注意。

 間接話法内の動詞の時制は変化しないが、hodiaux, hieraux, などの時の表現は変えなければならない。
  Pasintan lundon li diris: “Mi ne laboros hodiaux!”
  Pasintan lundon li diris, ke li ne laboros tiun tagon.
  Morgaux li versxajne diros: “Mi estis malsana hieraux!”
  Morgaux li versxajne diros, ke li estis malsana hodiaux.
 これは絶対的な規則ではないらしい。昔話の中などではそのままにすることも多い。要は誤解されないように書けばいいということらしい。

 間接話法では代名詞も変化するし、場所の表現にも気を配る必要があるが、ここでは触れない。

   
写真は「小さい秋みつけた」(2011.11.14 富士見台付近にて)
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キーワード
小さい秋みつけた ザメンホフ
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