
(PMEGのまとめ)
大文字と小文字の使い分けについては義務的な規則はない。大文字で書くとわかりやすくなることもあるが重要なことではない。
ふつうすべての固有名詞を大文字で始める。複数の語からなる固有名詞はそれぞれの語を大文字で始める。
Sankta Petro, Nova Zelando (Nov-Zelando)
固有名詞から派生する語は固有名詞ではないが、大文字で始めることが多い。もちろん小文字にしてもかまわない。
La Volapukistoj havis por sia agitado grandajn rimedojn kaj agadis per la plej vasta, pure Amerika reklamo, kaj la Esperantistoj agadis la tutan tempon preskaux tute sen iaj materialaj rimedoj.
月の名前は固有名詞として大文字で始める。現代では小文字で書き始める人も多いが、固有名詞なので無冠詞である。
Januaro, Marto, Ramadano
しかし週の名前は普通名詞。
lundo, mardo, merkredo
固有名詞として扱われる祭りの名前もある。
Kristnasko, Pasko, Advento
国の名前は常に大文字で始める。国民は大文字で始めることも出来るが、実際には固有名詞ではないので小文字で初めてもよい。
Usono, Usonano, usonano, Hindujo, Hindo, hindo
言語名も大文字で始めても小文字で始めてもよい。もちろん固有名詞である言語名は大文字で始める。
la Araba, la araba, paroli Cxine, paroli Cxine, Esperanto
Fundamento の中では大文字小文字の使い分けは様々で、はっきりしたことは示していない。
以上で少し詳しく書いたが、PMEG の固有名詞についてのまとめを終わる。大文字と小文字については特別な規則はないというのが大前提のようだ。全く大文字を使わない人もたまに見かける。固有名詞の派生語などは固有名詞ではないから小文字で始めるものだと、私自身は教えられた。
最も議論になるのは国名における -uj- と -i- だが、MPEG ではこのことに大きな意味はない、大げさに論ずるべきではないという立場である。むしろ私には、日本の固有名詞を Ena Esperanto Societo といった名詞を並べてしまうことや、W に Ux をあてることの方が気になる。
写真は恵那市・旧中山道大井宿、明治天皇行在所。天皇が泊まった部屋や使った便所・風呂などがそのまま保存されている。











