大阪市長が橋下氏に替わって１年と２ヶ月経ちました。
一応、
橋下氏が大阪市の最後の市長となるわけなのですが、
市長がどんな思いで大阪市を解体しようとしているのか、
ちょっとだけ綴ってみたいと思います。
昨年２月、
就任３ヶ月のころに、
大阪市全部署で、
所属長（部長級、区長または局長級）が講師となって、
橋下氏の考え方を教えられました。
各所属長が講師で、
レジュメとかも自らが用意しているので、
それぞれで若干のずれはあると思いますが、
ある程度は当てはまると思います。
まず、
橋下氏の改革は、
・既存の概念と決別すること（従来の手法が今の体たらくを招いた）
・走りながら考える。混乱は仕方ない。（考えているうちに時間が経過してしまう。現場としては混乱なく進めたいが．．．。）
・大阪市職員の特権的な身分制度の排除（所属長もそんなつもりはないと思っていたみたいですが、この考えが支持されての当選なので、私たちは特権階級だと思えってことみたいです。）
・理想の公務員像は、（仕事が）きつい、（仕事の内容が）きたない、（住民から）きらわれる、給料は安い、皆から嫌がられる仕事（公務員を就きたくない職業にすることだそうです。）
・政治と行政の分離（政治家が決断、責任を持つ。市長（政治家）と職員（行政）とで意見が分かれ、隔たりがある場合は市長の意見に従ってもらうとのことです。）
・従来、区役所が何でもやりすぎたために住民自治を阻害しているので、住民に任せれるものは住民に任せ、地域のことは市役所でなく、区役所で完結するようにする
・最終目標は、「橋下なんか要らない」「区長がすべてやってくれるやん」と住民に言われるようになること
といった感じです。
そういった形で、
今大阪市は本当に走りながら考えながら、さらに走り続けて、
平成２７年度の「大阪市解体」「特別区移行」に向かっています。
そのため、
今中之島では、
平成２７年度に向けた動きが活発になる一方、
今までの住民自治を区役所に丸投げせざるを得ない状態になっています。
だからといって、
区役所が今まで局がやっていた仕事を引き受ける余力がすでに残っていません。
なぜなら、
どことも人員削減で、
かつ残業をさせようともしない、
水曜日に至ってはよっぽどでなければサービス残業すらするなとのお触れが私の職場で出るくらいですから、
これ以上区役所に仕事だけ増えていくと、
それこそ「混乱は仕方ない。今の大阪市の方針だから」という言い訳をしまくらないといけないでしょう。
個人的に、
その際たるものがこの４月入所の保育所選考。
選考基準は明確なものになりましたが、
そもそもの保育所の募集人員がまったく足りない状態になっています。
そのために、
保育ママを導入したのですが、
なかなかやっていただける方が少ない現状の中、
保育所が増えない以上、
どうしようもない状態になってしまいます。
保育所の待機児童は平成２４年４月時点で６６４名、
http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000169792.html
平成２５年４月入所での申込数の超過が約２１００名、
http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000191/191679/moushikomi.pdf
この２１００名すべてが待機児童としてカウントするわけではないので、
もっと少なくなるとは思いますが、
それでも１０００人をゆうに超えるのは間違いないと思います。
正直私たち職員も、
全員に保育所に入ってもらいたいと思うのですが、
特に今年は施設が足りなさすぎです。
１歳児の定員は少し増えているはずなのですがこの状況、
どうしようもありません。
こんな状態の中、
大阪市はどんな取り組みをしてきたかというと、
保育ママをやってもらうひとをドンドン出てきてもらおう、
そう呼びかけていたわけなのですが、
なかなかやってくれる人が出てこず、
待機児童を減らす要因になりえなかったみたいです。
これも、
市長の考える「走りながら考える。混乱は仕方ない。」で片付けられてもって私でも思います。
これは、
保育所のことだけにとどまらないと思います。
いろんなところで危惧することがあれば、
ドンドン市役所・区役所に言ってください。
電話でも、
メールでも結構です。
必ずそれなりの回答は返します。
納得できない場合は、
さらにしていただいても結構です。
感情的にならなければ何度でも応じます。
皆さんよろしくお願いします。
ふぅ、
久しぶりに書きたいことをつらつらと書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
とりあえず、
明日から保育所関連でじゃんじゃん電話がかかってくるでしょうから、
心して頑張ります。
一応、
橋下氏が大阪市の最後の市長となるわけなのですが、
市長がどんな思いで大阪市を解体しようとしているのか、
ちょっとだけ綴ってみたいと思います。
昨年２月、
就任３ヶ月のころに、
大阪市全部署で、
所属長（部長級、区長または局長級）が講師となって、
橋下氏の考え方を教えられました。
各所属長が講師で、
レジュメとかも自らが用意しているので、
それぞれで若干のずれはあると思いますが、
ある程度は当てはまると思います。
まず、
橋下氏の改革は、
・既存の概念と決別すること（従来の手法が今の体たらくを招いた）
・走りながら考える。混乱は仕方ない。（考えているうちに時間が経過してしまう。現場としては混乱なく進めたいが．．．。）
・大阪市職員の特権的な身分制度の排除（所属長もそんなつもりはないと思っていたみたいですが、この考えが支持されての当選なので、私たちは特権階級だと思えってことみたいです。）
・理想の公務員像は、（仕事が）きつい、（仕事の内容が）きたない、（住民から）きらわれる、給料は安い、皆から嫌がられる仕事（公務員を就きたくない職業にすることだそうです。）
・政治と行政の分離（政治家が決断、責任を持つ。市長（政治家）と職員（行政）とで意見が分かれ、隔たりがある場合は市長の意見に従ってもらうとのことです。）
・従来、区役所が何でもやりすぎたために住民自治を阻害しているので、住民に任せれるものは住民に任せ、地域のことは市役所でなく、区役所で完結するようにする
・最終目標は、「橋下なんか要らない」「区長がすべてやってくれるやん」と住民に言われるようになること
といった感じです。
そういった形で、
今大阪市は本当に走りながら考えながら、さらに走り続けて、
平成２７年度の「大阪市解体」「特別区移行」に向かっています。
そのため、
今中之島では、
平成２７年度に向けた動きが活発になる一方、
今までの住民自治を区役所に丸投げせざるを得ない状態になっています。
だからといって、
区役所が今まで局がやっていた仕事を引き受ける余力がすでに残っていません。
なぜなら、
どことも人員削減で、
かつ残業をさせようともしない、
水曜日に至ってはよっぽどでなければサービス残業すらするなとのお触れが私の職場で出るくらいですから、
これ以上区役所に仕事だけ増えていくと、
それこそ「混乱は仕方ない。今の大阪市の方針だから」という言い訳をしまくらないといけないでしょう。
個人的に、
その際たるものがこの４月入所の保育所選考。
選考基準は明確なものになりましたが、
そもそもの保育所の募集人員がまったく足りない状態になっています。
そのために、
保育ママを導入したのですが、
なかなかやっていただける方が少ない現状の中、
保育所が増えない以上、
どうしようもない状態になってしまいます。
保育所の待機児童は平成２４年４月時点で６６４名、
http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000169792.html
平成２５年４月入所での申込数の超過が約２１００名、
http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000191/191679/moushikomi.pdf
この２１００名すべてが待機児童としてカウントするわけではないので、
もっと少なくなるとは思いますが、
それでも１０００人をゆうに超えるのは間違いないと思います。
正直私たち職員も、
全員に保育所に入ってもらいたいと思うのですが、
特に今年は施設が足りなさすぎです。
１歳児の定員は少し増えているはずなのですがこの状況、
どうしようもありません。
こんな状態の中、
大阪市はどんな取り組みをしてきたかというと、
保育ママをやってもらうひとをドンドン出てきてもらおう、
そう呼びかけていたわけなのですが、
なかなかやってくれる人が出てこず、
待機児童を減らす要因になりえなかったみたいです。
これも、
市長の考える「走りながら考える。混乱は仕方ない。」で片付けられてもって私でも思います。
これは、
保育所のことだけにとどまらないと思います。
いろんなところで危惧することがあれば、
ドンドン市役所・区役所に言ってください。
電話でも、
メールでも結構です。
必ずそれなりの回答は返します。
納得できない場合は、
さらにしていただいても結構です。
感情的にならなければ何度でも応じます。
皆さんよろしくお願いします。
ふぅ、
久しぶりに書きたいことをつらつらと書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
とりあえず、
明日から保育所関連でじゃんじゃん電話がかかってくるでしょうから、
心して頑張ります。
W選の時に市職員が対立候補を応援したことを根に持っての発言か、それとももともとそういう考えをもっていたのか・・。
なんにせよ人権無視も甚だしいですね。
そりゃ就任早々「音楽団は全員クビ」など平気で言うわけだ。
職員も家族や子を持つ一生活者だという配慮などみじんも感じさせない恐ろしい思想だと思います。
さらに実際としては公務員にとどまらず、全ての市民、国民を心の中ではそういう目で見ている気がします。
そういう部分は表になかなか出さず立ち回るので見抜けない人が多いのが残念なところです。
・・なんというか大阪市民は一番権力を持たしてはいけないタイプの人間に権力をよく考えもせず持たせてしまったような気がします・・
ところで橋下さんはなんで毎週毎週月曜に休むんでしょう？
宗教とか子どもの関係とかなんか理由あるんですかね？
庁内では噂とかありますか？
関係者は周知の事なんですよね。大阪どころか、関西、四国まで汚染させて、でも、自分と自分たち一家は守る。イジメはイケないて、自分が一番イジメてませんか？それを黙って見てる関係の代表者も同等です。
そうしていける手腕があるリーダが居るなら出してみろ。
なにがクビだか。いいかげんにしろ。
自分のことばっかり、人をすぐ蔑む、
橋下批判の連中ってそんな人ばかりだから余計に避けられるんだよ。わかってるんだろうか？