特別展「台北 國立故宮博物院-北宋汝窯青磁水仙盆」を見に行ってきました。
久々に友人に会い、どこか展覧会に行こうということになり、静かだから東洋陶磁美術館に行くことにしました。すると行列が。なんで？珍しいものだけどただの青磁の盆だよ。展示室が狭いため入場制限をしていたみたいです。本当にただの楕円形の青磁の水盤です。綺麗だけど。ちょっと曇った日の青空のような空色で、何の飾りもない盆が６つ。縁に色があったり、底の溝の違いくらい。でも何か欲しいなと思いました。花を生けてもいいしメダカを飼ってもいい。カレー皿にもなるし、犬猫の水や餌用にもなる。飽きのこないデザインでじっと見ていたくなります。ビデオやキャプションのあおり文句がすごかったです。人類史上最高のやきもの、海外初公開。天青色の極み。無銘の帝王。神品降臨。そこを抜けると普通の人出でした。いつもの青磁の瓶や油滴天目を見て帰りました。物販の青磁に金魚がなくて良かった。あったら出費が怖いです。
