美由紀の日常

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ごんぎつね(;_;)

2017-03-16 15:38:23 | 時事
小学校の教科書にも載っている名作『ごんぎつね』ですが。

病気の「おっかあ」と二人暮らしをしている若者「兵十」。ひとりぼっちの子ぎつね「ごん」。

兵十が獲ったうなぎを、イタズラ心で逃したごん。後にそのうなぎは病気のおっかあに食べさせるためだったということを知り、ごんは激しく後悔します。兵十のおっかあの葬いを見ながら「おっかあはうなぎを食べたいと言いながら死んだんだ。悪いことをした。兵十はおれと同じひとりぼっちになってしまった」と。

それからごんは兵十の家に、栗や松茸などを拾ってきては届けます。時には魚を盗んでまでも。

でも兵十はごんがしているとは全く気づきません。
そして、ある時、ごんを見つけた兵十は「あの時のいたずら狐め!」と撃ち殺してしまうのです。死んだごんの手からこぼれる木の実。そこで初めて兵十は全てを悟ります。「ごん、おまえだったのか…」

(;_;

子どもの頃は、ひたすらごんがかわいそうでつらくて。カケラも兵十には移入できませんでした。「何故わかってやらなかったっ!」と。

でも、少し年を経て読むと、今度は兵十がかわいそうで仕方なくなりました。ごんの真意がわかったのに、そのごんを手づから殺してしまい、本当のひとりぼっちになってしまった兵十。ごんは償いの行動ができたけど、兵十は償うことすらできない。その後悔たるやいかほどか、と。

で、ここまでなら「読みが深い」程度だと思うのですが、私の場合、その兵十のつらさかなしさを自分のものとしてしまって、頭を抱え、ため息をつき、どうすればこれから笑うことができるのかを真剣に考えてしまうのです。いわゆる「あほやろ」レベルで(笑)

これが、ドラマ見ててもそうなるので、録画が溜まっててもドラマ3本消化!とかできないわけです。疲れ切ってしまって(笑)1時間もの1本見たら、30分は何も見たくない。だって、思いの整理がつかないんですものみたいな(笑)

なんか、能率的じゃないですよ(^^;;

もう、この歳までこういう感じで生きてきてるので、「直そう」とか「いけないことだ」とは思わないけど、疲れるよね、とは思います(笑)
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