坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

救命病棟24時

2013年07月31日 | 坊主の家計簿
 昼ご飯を食べながら『救命病棟24時』というテレビドラマを観る。
 アンジャッシュ児島、イイ。実にイイ。このドラマで初めて泣いてもうたやんけ。という事で「俺はアンジャッシュ児島になる!」と、あと10年若かったら叫んでいたかも知れないけど、まあ、そこまではないか。
 
 遠藤周作『沈黙』のキチジロー。今まで理想のキチジローは、柳沢慎吾だったけど、アンジャッシュ児島に変更。君こそがMr.キチジローだ。

【「聞いて下され。たとえ転びのポウロでも告悔を聴問する力を持たれようなら、罪の許しば与えて下され」
(裁くのは人ではないのに……そして私たちの弱さを一番知っているのは主だけなのに)と彼は黙って考えた。
「わたしはパードレを売り申した。踏絵にも足かけ申した」キチジローのあの泣くような声が続いて、 「この世にはなぁ、弱か者と強か者のござります。強か者はどげん責苦にもめげず、ハライソに参れましょうが、俺のように生まれつき弱か者は踏絵ば踏めよと役人の責苦を受ければ……」
 その踏絵に私も足をかけた。あの時、この足は凹んだあの人の顔の上にあった。 私が幾百回となく思い出した顔の上に。山中で、放浪の時、牢舎でそれを考えださぬことのなかった顔の上に。 人間が生きている限り、善く美しいものの顔の上に。そして生涯愛そうと思った者の顔の上に。 その顔は今、踏絵の木の中で摩滅し凹み、哀しそうな眼をしてこちらを向いている。(踏むがいい)と哀しそうな眼差しは私に言った。
(踏むがいい。お前の足は今、痛いだろう。今日まで私の顔を踏んだ人間たちと同じように痛むだろう。だがその足の痛さだけでもう充分だ。 私はお前たちのその痛さと苦しみをわかちあう。そのために私はいるのだから) 】(遠藤周作『沈黙』より)

色んな情報

2013年07月31日 | 坊主の家計簿
[劣化ウラン弾]「劣化ウラン弾のせいで奇形の子供が」という画像は本当か
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050702/p1


アメリカに仏教学の研究の為に留学する人に「なしてアメリカに留学なん?」と聞いたら「あいつら仏教を信仰してないっすからね」と。何やら信仰して居ないが故に、あくまでも『学問』として仏教を学ぶが故に、仏教学の研究が進んでいるらしい。

そんな信仰抜きの仏教学とやらには余り興味がないけど、この「信仰がないから研究が進んでいる」というのは、結構大事ではないかと。

まあ、意図的に情報を改竄する人たちがいう事よりも、単なる知的好奇心でシェア先みたいな人の方が『情報』としては信頼出来るわな。
それでも、まあ、を集めた方がイイに決まってるわな。違う見方が出来るのだから。

「フクシマの小学校の校庭」は、劣化ウラン弾で汚染されたイラクのバスラよりも危険なのか?

2013年07月31日 | 坊主の家計簿
「フクシマの小学校の校庭」は、劣化ウラン弾で汚染されたイラクのバスラよりも危険なのか?
http://togetter.com/li/147658

結論。反原発過激派が「福島で奇形児が!」というのを止めるのは不可能。まあ、何にでも歴史がありまして、自分たち、或いはその仲間がやって来た事を否定出来ればイイんだろうけど、まあ、無理。

山浦玄嗣『イエスの言葉・ケセン語訳』

2013年07月31日 | 坊主の家計簿


え…。「ケセン」って、「気仙沼」じゃなく、気仙という地域があるのね…。山浦氏は大船渡市盛町の開業医らしく、ググると以前は大船渡市も気仙だったのね…。

本は基本的に信仰の書。久々にイエスの勉強にもなったが、何となくの今日の流れでの感想。

【この国の歴史の始まりから、東北人はまつろわぬ蛮族として中央政府の討伐の対処でした。】(78頁)

さすがは、ケセン語の聖書を書いたキリスト者である。

【そなだァ人の善し悪しィかだってんのば止めろ。そなだァども善し悪しィかだらィねァようにするためだ。そなだァ、われァ振りがざすその善し悪しの目盛でわれもまだ善し悪しィみられ、われァひとォはガった物差ィ今度ァ我身さ当でらィる。】(ケセン語訳/マタイ七・一~二)

漢字の部分は若干平仮名&カタカタに変更。

『標準語』では

【「お前さんたちは自分が振りかざすその善し悪しで自分も善し悪しを見られ、自分が測るその物差しを今度は我が身に当てられるのだ。」】(126頁)

になるらしい。

誰が、何処が「まん中」なんぞと、物差しを他人任せにして、自他差別の輪廻の中。

【神さまの思いにァ
あらゆるものォ生がす力ァ有って、
それァ又、
生ぎるよろごびィ人の世に
輝がす光だった。】
(言の内に命があった。命は人間を照らす光であった『新共同訳』)

【俺ァ、人ォ、本当の幸せに導ぐ。
俺ァ、人ァ、本当に幸せになる、なりがたァおせえる。
俺ァ、人ォ、幸せに活ぎ活ぎ生がす。】
(わたしは道であり、真理であり、命である。『新共同訳』)

という事で寝る。起きたらようやく吉里吉里人を読み始めよ。

ケセン語訳

2013年07月31日 | 坊主の家計簿
【ふるさとの仲間にふるさとのことばでわたしの大好きなイエスのことばを伝えたい。】

という素敵な言葉から始まる本を次は読みます。

が、今晩はどうしよ…。

知里真志保を思い出す。恩師である金田一京助や、他のアイヌ語研究者をボロクソに批判した知里真志保。
札幌の霊園で御盆のアルバイトをしていた時に、タマタマ知里真志保の連合い・萩中美枝さんの依頼でお墓に読経する事がきっかけで知った。ちなみに私が読経する事になったのは、15人ぐらい居たバイトの中で、その辺りにタマタマ居たのが私だっただけ。でも、有難い御縁で、単に学生時代で金が無かったから、一番金が貯まるバイトで札幌に行っただけだったけど、眼が覚めた。

【ふるさとの仲間にふるさとのことばでわたしの大好きなイエスのことばを伝えたい。】

って、物凄く優しい響きであるけど、背景には方言札の歴史もある。多分、私にはこういう表現方法は取れない。知里真志保的にボロクソに批判するのは得意だが(笑)まあ、残念な事に知里真志保ほどの才能も学力も、努力する性格も持ち合わせて居ないが。

次に北海道に行く時は娘と一緒かな?無理やり知里真志保の墓に連れて行こ。大きくなって気が向いたらパパの本棚から知里真志保の本を読んでくれるかも知れないし、『千歳空港』などという、日本がアイヌ民族に対してどれだけ無礼な事をしたのか、その象徴的な地名についても関心を持って貰いたいし。つか、飛行機の中で散々ボロカスに「シコツが『死骨』だと?はぁ?どんな脳味噌腐った話じゃ、こら」というだろうけど(笑)


http://www.amazon.co.jp/dp/4166608398/ref=cm_sw_r_fa_awd_TV.9rb1Q6VHV0

こども東北学

2013年07月31日 | 坊主の家計簿
山内明美『こども東北学』を読み終る。
どうしても、さっきまで観ていた猪飼野、というか、在日コリアンの本名宣言とダブる。

【ここに住んでいるひとたちの精神性や身体性といったものは、なにがしかのかたちで「まん中」にこだわることを余儀なくされ、まん中に呪縛させられてきたのかもしれない。】(30頁)

【「東北」というものが、知としての存在を許させていることを知った。奇妙な言い方かもしれない……知として許されている。東北ということと「知」のあいだには、手の届かない隔たりと見放しがあると、ひとりでに信じ込んでいたのだと思い。この世の中に「知」になることが許されないものなどない。そんなことさえ、知らなかった。】(152頁)

自分が「僻地」でも「地方」でもなく、「まん中」である事、いや、奪われていた「まん中」を取り戻す作業が人生最大の仕事だと思うが。私にとっての南無阿弥陀仏。
その「まん中」は決して世の中で言われる、目指すべき「まん中」からすると滑稽かも知れない。みっともないかも知れない。でも、本当の「まん中」って、そんなもんだと思う。

【大切なことは、人類がめざしてきた「進歩」の内実を、ひとつひとつ考えなおしてみることだ。「まん中」に合わせて、みんなで努力してきたはずなのに、いま、土も海も放射能で汚染されて台無しになっている。】(82頁)

福島で放射能の話はタブー?

2013年07月30日 | 坊主の家計簿
【「福島では住民通し、放射能の話はしにくい」との発言を信じている皆さん。こちらキャバ嬢の皆さんもミニスカートからパンツ見せながら会話をしてます。しかも、あなたたちより正確な内容の話をしています。】
https://twitter.com/kamesan1959/status/362184972167163904

この話が本当かどうか知らないけど、「福島で放射能の話はタブー」と言っている福島県人は放射能の話をバンバンしているワケであって、要するに、「オバちゃん、嫌われてるだけやろ?」と言いたくなるのだが。

分断されている福島

2013年07月30日 | 坊主の家計簿
2【真宗僧侶の見る「分断されている福島」】「安全神話は崩れ去ったはずです」「しかし今、「放射能が漏れても健康被害はない」という新たな神話が作られ始めています」「今年の5月8日、南相馬市立病院の医師が国会での報告で、原発事故以後、65歳以上で脳卒中になる患者は震災前の1.4倍」「35歳から65歳未満の壮年層は3、4倍になったと伝えました。
http://togetter.com/li/535201


これ、数日前に少し検証したけど、単なる煽り記事である。『東日本大震災以後』と書かずに『原発事故以後』と書くのは単なる悪質な煽り記事である。
あ、別に検証をもう一度したいわけではない。神話を共有したい人は、不安を煽りたて、人を殺し続ければより。福島差別を拡大再生産し続ければよい。どうせ、腐って死ぬだけだろうし、ロクな現在も未来も生きれないだけなんだから。

あ、
【「しかし今、「放射能が漏れても健康被害はない」という新たな神話が作られ始めています」】

って、要するに、どれだけ論破しても、どれだけデーターを出しても、無駄だという事ね。「危険神話」は、かなりボコボコに潰されているはずなんだけど、「世間の云う事は信じてはいけない!」なのかな?或いは教祖様(ムラの長老)のいう事を、ムラの神話を鵜呑みにして、「こんな話、知らないでしょ?」を鵜呑みにして、ムラの神話を信じ続けるのかな?

まあ、「奇形児」は一定の割合で産まれるし、幸いな事に人は死ぬ。その度に「放射能汚染が原因だ!」と騒ぎ、それを批判しても「じゃ、放射能汚染が原因でない証明をせよ!」と、「なぜ放射能汚染の可能性を否定する!」と、「単なる安全バイアスよね。ホホホ」と(爆笑)

まあ、神話の中で腐って死んどけ。

(ちなみに、これは講演での前後の流れやニュアンスは不明のまま、まとめサイトに書かれてある事のみを根拠としています。)

~"旧警戒区域"はいま~

2013年07月27日 | 坊主の家計簿
録画していたNHKスペシャル『シリーズ東日本大震災・動き出した時間 ~"旧警戒区域"はいま~』を観る。

観てたら、辺見庸の『もの食う人びと』が読みたくなった。

【危ない。しかし、危険地帯(註・立入禁止区域)の住人はいまや帰還者だけではない。ホームレスや脱走兵も空き家に住みはじめているのだそうだ。人数はつまびらかでないが、最近の傾向だ。その日の命をつなぐために、緩慢な危険を選ぶ。そんな人びとが増えている。】(同著266頁)

【危険地帯の老人たちは、それでも、ものを食う。食べてその日の命を紡ぐ。】(同著267頁)

番組内容とは全然別の話なんだが、なんか、この言葉が好き。

マインドコントロール

2013年07月26日 | 坊主の家計簿
マインドコントロールというのは、別に宗教団体だけの専売特許でなく、日常の中にゴクゴク普通にある。

人の基本は孤独である。故に、自分が属する集団の中で自然に居場所を見つけようとする。ある意見をいう人が多い場合には、ゴクゴク自然にその意見に従おうとしてしまう。まあ、「あなたが好きなものを私も好きになりたい」的な。好きになる事で共通の話題が出来るし、その事で居場所が見つかる。

当然、違う意見をぶつけ合い事での居場所もあるが、例えば、何日間かの合宿的な状態では結構辛い。その合宿的な空間での中での意見が外では殆ど通用しなくとも、その「通用しない」という事に選民意識を感じる事が出来るわけだし、ゴクゴク自然に「この人たちが言っている事が本当の事なんだわ」と、精神は変わって行く。孤独であるが故に、居場所を確保したいが故に。

合宿でなくとも、同じ教団、同じ仲間、などなど。
当然、それの大きいのが『世間』だったり、『常識』だったりする。

情報化社会というが、せっかくの情報ツールを持っていても、いや、持っているが故に同意見を探し出す事も出来る。そして、安心し、確認する。だが、情報というのは色々あるわけであって、色々ある情報を自分の頭で考え、判断する、決して、その場のムードか、尊敬する人の言葉を鵜呑みにする事なく。

それが大事だと思うが、多くは調べようとしない。理由は簡単で、本当の目的は「居場所を確保する事」だから。放射能汚染や反原発が目的ではなく、親しい方々との中で、教団で、或いは教団内セクトの中で居場所を確保したい、という事が目的だから。

故に、「脳味噌付いてる?」という様な、「三宅洋平が17万票云々」の話を鵜呑みにする。

一度、本気で「本当はどうだってイイんだ!」と云えば良いのに。「さみしいだけなんだ!」って、云えば良いのに。そこからしか何も始まらないだろ。

異常?

2013年07月26日 | 坊主の家計簿
「福島県いわき市の元教員「昨年いわき市の小学校で身長が1センチも伸びていない子が多い。異常である」」
http://s.ameblo.jp/misininiminisi/entry-11579478178.html


そんな異常な事が、このネット時代で親御さんからの悲鳴が聞こえないのは何故なのだろうか?あ、いわき市は情報管理統制下にあるわけね(笑)

また、


平成24年度 福島県
児童生徒の健康、体力・運動能力の現状
http://www.kenkou.fks.ed.jp/tairyoku/24tairyokuunndounouryoku/①p1~.pdf


によると、福島県全域では全国平均と大差ないが、あら、不思議。

北茨城市で7マイクロシーベルト

2013年07月26日 | 坊主の家計簿
武田邦彦 (中部大学): 【緊急】北茨城市で7マイクロシーベルト・・・どうするべきかも判らない!!
http://takedanet.com/2013/07/7_80de.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

ところで、北茨城市の人が住んでいる所の放射線量は、どんなもんなんでっしゃろ?まあ、毎度の武田節、お疲れ様でございます。

想像の「フクシマ」ではない現実の「福島の物語」を感じてほしい(安積咲)

2013年07月26日 | 坊主の家計簿
想像の「フクシマ」ではない現実の「福島の物語」を感じてほしい(安積咲)<参院選・特別コラム>(gooニュース) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/politics/gooeditor-20130726-01.html


【 私は子供の頃から反原発を訴えるアーティストや作家たちの作品を見ていましたから、「もしも何かが起こったら」の先に、作家たちがどういう世界を描いていたかも知ってはいました。それはおどろおどろしい世界の終わりです。「とても大変な事になるのだ」と恐怖を煽り、警鐘を鳴らすような作品がほとんどでした(そして私は福島に住んでいながら、それを遠い沿岸地域の問題としてしか認識してこなかった。これは恥ずべき事と思っています)。】

【 でも、思い描いた物語に、無理に歪めた現実を当てはめようとしたり、人々を自分の求める物語に都合のいい登場人物のように、動かそうとしたりするのは、止めていただきたいのです。】

福島第一原発事故での不幸のひとつの中に、それまで反原発を訴えて来た人たちの言葉を鵜呑みにしてしまう人たちが多く出て来てしまったという事。これは、不幸極まりない話であって、思考を奪ってしまった。極論でわかりやすくいうならば、それまで原発推進派の意見を鵜呑みにしていた人たちが、原発反対派の意見を鵜呑みにする様になっただけの話。
そして、意味不明、情報ソース不明の意見を鵜呑みにし、噂を拡げる。

【 特に報道関係、ジャーナリストと自称する方々の中には、平気で事実と違うことを伝える人たちがいます。また、同じ事象を伝える際にも、明らかにそういう方々の主張に沿った書き方をする方たちがいるように、私には見受けられます。】

これは宗教教団もそうであって、大谷派が出している原発事故関連のリーフレットには、事故後5年に出来たベラルーシでの基準を、今現在に当てはめるだけならともかく、「チェルノブイリ事故後のベラルーシ基準では」と、チェルノブイリ原発事故での対応よりも今の対応の方が酷い、という、煽り記事がそのまま掲載されている。また、同朋新聞でも、南御堂新聞でも、かなり酷い記事がある。

大谷派で開催された原発関連のイベントのチラシが「上からの圧力」云々の情報がTwitterで流れた事があった。事実確認をすると、何の事はない、チラシは追加配布も出来る様になったらしいし、どこでどう情報の行き違いがあったのか知らないが、その情報を流した人に確認すると、ある大谷派僧侶の名前が出た。その僧侶から聞いた話らしい。その僧侶に確認をとって居ないが、情報を流したウチの一人はイラク人質事件で有名になった人であり、いつの間にか大谷派に食い込んでいる事に爆笑してしまったのだが。

運動家という人間になれてないと、そのまま鵜呑みにしてしまったりするのだろう。「ああ、色々と熱心に活動なさって居られて」云々と。熱心に活動しているかどうかと、その人が嘘つきや、詐欺的であるかは別であるのだが、まあ、そんな事はどうでもイイのだろう。お上人様気分になれるのだから。

昼休憩中に『いのちの祭り』の事を思い出していて、いのちの祭りにも当然参加して、六ヶ所村の鉄塔(だったかな?)によじ登っての反対運動でパクられた人など、「なんや、このカスは…」という印象しかないのだが、今、大谷派の一部の僧侶たちのとってはスターになり、彼の話を鵜呑みにするのだろう。

反原発運動だって、鬼神になりえるし、なっている。が、そっちの方が楽なんだろう。

制服向上委員会だの、藤波心だの、余りにもバカらしい話を昼間思い出していて、「いい時代だったなぁ…」と懐かしく思う。
今の「17万票も獲得した三宅洋平が落選して、2万票で当選した候補者が居てる選挙制度はオカシイ!」という、正気沙汰とは思えない事をリツイートしまくったり、批判なしでFacebookで拡散したり、「大政党に有利な選挙制度だ!」と算数も出来ないオツムの状態になっている人たちが居ている事も、懐かしい時代が来るのだろう。
つか、懐かしむ為に、潰すが(笑)

山を降りる

2013年07月26日 | 坊主の家計簿
『流罪』

御参り終了後に中元のお買物。いつも行く所なので、名前も憶えて貰ってた。つか、坊さんルックのままやし(笑)

お中元。関西と関東では送る時期が違う。関西では8月15日まで、つか、8月15日を目処に送るのが基本なはずなんだが、なんでか、関西でも7月が始まった瞬間からお中元。

微妙にムカつく…。

中央。今の中央は東京になるのだろう。

中央の考え方、生活文化が『地方』にまで影響する。それに『地方の人たち』が迎合する。

「そんなままでいいのか?中央の思うがままでいいのか?」という、神祇不拝。ありゃ、別に神社に参拝しないという話だけやおまへんで。自分と直結する阿弥陀如来以外の概念、つか、思考、つか、権威を認めない、っちゅう事でっしゃろ。
といっても、それもひとつの信仰&思想にしか過ぎない。

例えば「あなた達、中央から東北呼ばわりされて腹が立たないのですか?」というのは、違う。神祇不拝というひとつの信仰&思想でもって、『中央』の思想でもって切りさばいているだけ。

「日本は欧米諸国に比べて女性解放は遅れています」

は、

「日本はイスラム諸国に比べて女性差別は遅れています」

でもある。
何かひとつの幻想でもって、「そこに生きて居られる人」を切りさばいてしまう。
大峰山の女人禁制を護る女の人たちは、女性解放運動家から憐れまれ、蔑まれる。


福井の行動が日本社会の運命を決める―安冨歩・東大教授の講演要旨
http://togetter.com/li/292676


という、私には全く理解出来ない講演が、原発がある福井県であったらしい。つか、昨年か。
その講演の事も思い出していた。

中央から見ると「いのちよりも金を選んだ」になるのかも知れない。でも、大飯には行ったけど、みんな生活しているんだが。
そら、東大の先生とか、或いは貴族階級の人たちは「金よりいのち」なのかも知れないけど、残念ながら、金といのちが同義になっている場合、そういう生活をしている人が殆どだと思うが。

近くに激安だけど、「生もの買うと危ないかもw」という、関西ローカルの激安スーパーのチェーン店がある。でも、私もよく行くし、いつも混んでいる。

そんなに立派な人ばかりではない。

「生活保護を貰ったら、すぐにパチンコに行くから、生活保護費のうちの何割かを現物支給にするべきだ!」

って、おい。世の中に「ストレス」というものがあるのを知ってるか?

政治家の一部や、官僚の一部や、大学教授の一部や、僧侶の一部は、「ストレス」という言葉を忘れてまへんか?
貧乏じゃない人に、貧乏の気持ちなんかわかるわけもなく、金持ちの貧乏修行ほど鬱陶しいものはなく、「死ねばいいのに」と大真面目に思ってしまうのだが、わからなくても結構だが、その人の意見ぐらい聞こうよ。単に、サシの人間同士として。

Facebook投稿に珍しくタイトルをつけよ。気が向いたらブログにもアップするか。ご無沙汰してるし。

流罪。

言い換えよう。「座より立ち」。「山を降りる」。いや、やっぱり、「行動する仏教」かな?

おまけ。さっき、立飲み屋で「あ、阪神、あかんわ」で、Twitterみたら流れていた言葉の再掲載。


【人間ていうものを、もっと初めから欠陥のある人間だ、そんな理想の戦士なんていないんだっていう考え方の上にしか、本当の連帯、団結は成り立たないんだよ。それが、俺がもう5回も6回も行って話して、ついに彼ら(日本赤軍)に理解してもらえなかったことだった。】(竹中労)
https://twitter.com/takenakarou_bot/status/360360796808683520


今の伝統仏教教団の大きな流れは、真宗教団も含めて「お上人様」への道でんな。
まあ、頑張りなはれ。知ったこっちゃ、ねえ。