このクリスマスは土日と重なったので、ゆっくり普段あまりしないところのお掃除などを重い腰をあげてしました(本当はやりたくないのだけれど)。
家族はお風呂や外など寒いところのお掃除をがんばってしていたのですが、わたしは暖かい部屋でできるところ…と思い、とりあえず冷蔵庫のお掃除をしました。あまり買い物に興味がなくて、冷蔵庫にはいつも野菜、きのこと調味料と、麦茶と牛乳とマーガリン、ときどきいただきもののハムぐらいしか入っていないので、スカスカでお掃除がしやすかったです…。お腹空いて開けた冷蔵庫がうちの冷蔵庫だったら、さぞがっかりするでしょうね…。
わたしは、食パンと果物があれば何年も暮らせるので、興味がないというか、でも家族がいるからとりあえず炒め物、サラダ、揚げ物炒め物、煮物、スープ毎日1〜2時間かけて作るけど、いつも、あぁ早くこれが終わったら本の続きが読みたい、と思いながら作って、根菜が煮える間にここぞとばかりにコーヒー飲んだり、今週の占い見たり、寝っ転がったり、本を読んだりするので、あまり結局お料理というものに興味がないのだと思います。唯一たのしいのは、みそ汁の具を気分で考えることぐらいです。
糖質抜きダイエットとかグルテンフリーとか、玄米菜食など最近は、パンとかあまり歓迎されないムードだけど、わたしはパンが大好きです。
朝ごはんにお米を食べると、胃がもたれて15時くらいまでお腹がすかないけど、パンだと消化できてお腹も軽いし、気持ち悪くならないので、もし3食食べるとしたら2食はパンだし、１日2食の日は必ずどちらかがパンです…。お昼もしっかり食べると夜の10時くらいまでお腹が空かなくて気持ち悪いので、いつもただの食パンに助けられています。楽しくランチしたときは夕食を抜くか、てきとうにちょっとだけつまみます。
(消化しにくいときは、しょうが、とうがらし、からし、スパイス系を少し一緒にとったり、パインやキウイをデザートに食べると少し楽になります。さ湯やしょうが湯を飲んだり、レモネードにとうがらしを入れるのもおすすめです。)
こんなに毎日パンを食べ続けても、健康診断のコレステロールも、血糖値も、ナントカ脂肪も基準値以下だったたので、そんなに心配なさそうです。
いろいろな食事や健康法も、どれが正しいとかじゃなくて、どれが自分に合うか、幸せかが大事なんじゃないかなぁと思います。逆にわたしは、タンパク質、脂肪、ミネラル、糖質、ビタミン…栄養をきっちり考えて作られたごはんとか、息が詰まって苦しくて食べられなくて、ナッツや生野菜だけのローフードも胃がキリキリ痛くなって2時間くらい丸まっていないといけないし、ささっと5分くらいでできちゃうようなアジアの街角で売られてる麺、みたいなようなのが好きです。どれがいいか、悪いかじゃなくて、ただどっちが好きか、みたいな感じです。
料理に興味がなくても、観ていて幸せな気持ちになる料理番組を毎週楽しみにしています。月曜日の23時からEテレでやっている、「レイチェルのおいしい旅レシピ」です。レイチェル・クーさんという人がとてもチャーミングで可愛くて、メイクもきっちりして、目を伏せたときのまつ毛も長いし、髪型も毎回可愛くて、とにかくすごく楽しそうにお料理するのです！
ごはんを作るときに色鮮やかなおしゃれな服を着て、エプロンをしないところも、「お砂糖とお水は同じ量」などといって、計量器具を使わないところも、好きです。
すごくワイルドなのに、旅先から得たインスピレーションで作る料理の色どりとか、合わせるお皿とかも心踊るような絶妙さだし、トッピングなどもおしゃれで繊細で見ていてたのしくなります。食材も、レイチェルさんのもとでは、光の粒で輝くように生き生きして見えます。
「自分がこれをしていることがとにかく好きで楽しくて、それを人にも楽しんでもらいたい、そして伝えることがとにかく楽しい」という感じにジャンルを超えて共感するし、忙しくてちょっとだけ疲れたとき、あ、そうそう、この感じ！これがもともとだった！と思い出させてくれます。
本では、服部みれいさんの、「あたらしい食のABC」を今楽しんでいます。「料理がぜんぜんできない、という娘さんと恋愛したり、結婚する男性が好きです。クールな感じがして。」というくだりが大好きです。
図書館で借りたもの
