erika

メッセージは、ささやかな日常の中に
たくさん散りばめられています。

宣言

2017-05-10 16:44:39 | 日記
こちらのブログにも 書きましたが、
先月4月19日 平井堅さんの武道館ライブ
に行きました。

ライブからの帰り道
そのまま 会場の人が移動するのだから、
とにかく 人が多く しかも 夜で道は暗く、
田舎もんなので、
転ばないようにだけ 気をつけて歩きました。

歩いていると
私のすぐ後ろにいたカップルの会話が
聴こえて来ました。

今回のアルバムは 特にスウィートな曲が多かったから (ライブ全体も そう感じたという意味のようでした)

( アンコールでの 「ノンフィクション」前の
堅さんのお話をうけて)

なんだか 重い内容だったね。
自殺とか しそうな感じだったよね…

なんですと ๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐・・・

カップルとしては スウィートな雰囲気で満足されたのかと思いますが、最後の会話での
言葉が 私の心臓に 突き刺さったのは
言うまでもありません。

歩く道は暗く 人には見えないのが救いでしたが、ショックな表情のまま 歩いていたと思います。

橋かな⁈ の上で 立ち止まり 話す人。
上に書いた話のおかげで すっかり俯き加減の私は、道に落ちた 平井堅さんのパンフレット、チラシ?を発見。
入場時に配られたものだったと思います。
その立ち話をしている方が 手に持っていたものが落ちたのかは わかりませんが…

先ほどの話の後ということもあるし、
そのまま 暗い道で 気づかれず踏まれていくのでは?との思いに 耐えきれず.
しゃがみこみ そのチラシを拾おうとしました。
が、端っこに その 話し込んでいる人の足が乗っかっていて 取れない!
「足 あげてください〜」
と言うのも なんだか …だし、

そのまま 引き抜きました (笑)
チラシの端っこはちぎれたけど
堅さんの姿は 美しいままでした。

ちぎれた1冊も合わせて、
2冊 持ち帰りました。

この夜ほど 従姉妹の存在に
感謝したことはないというほど、
救われた気持ちでした。

小さい子をおいて ライブなんぞに
参加してー!
など 散々 言った従姉妹ですが (笑)

あのまま ひとり ホテルなりに帰ったとして、
堅さんの アンコール前の話や
帰り道のファンの方の話が
頭の中を支配して それをどうにかしようと、
もしかしたら 見知らぬ土地で
乱れていたかもしれません!

それは さすがに ないとしても…
(お酒飲めないし)

帰りの電車のなか、
酔っ払った女性を支える男性

平井さんも 打ち上げかなぁ
胃が痛いらしいから
お酒はほどほどに…
とか 余計なお節介な心配したり

東京の人は
つり革捕まらなくても
平気なんですね すごいバランス

従姉妹は 彼女の自宅の
最寄駅まで 車で🚙 迎えに来てくれました。

平井堅さんが 実生活で起きたことを
綴ったという、
新曲 「ノンフィクション」
改めて 歌詞の内容を辿ってみれば、

"帰れないさよなら"

"惰性で見てた テレビ消すみたいに
時々 生きることをやめたくなる"

うーん
人の気持ちがわからないポンコツ気味の私なので、カップルが感じた 自殺の意味を
その会話から拾おうと 思い出してみました。

生と死のボーダーラインがあるなら、
生を見つめて書いた曲

のように お話されていたような…

前に 本で読んだことがあります。
キッチンでお茶の支度をしていた男性が
次の瞬間 自ら命を絶ったというお話し。

前に こちらのブログに書きましたが、
まだ 電気もつけていないある早朝、
突然 ブレーカーが落ちたことがありました。

自分で 主電源のレバーを上げに行きましたが、そんな感じなのだろうと、
ふと 思いました。

あるとき ふっと 落ちることがある

多くの人が 経験済みではないでしょうか

私自身も 今年に入り とてもやりきれないようなことがありました。
去年の父の死や離婚よりも
自分では どうすることも出来ないような、
そんな気がする 出来事でした。

私も あとひとつ 大きなショックがあったら、
ふっと 逝っちゃうんじゃないの?
と なんだか、自分で自分が不安になった時期があったので、なおさら
堅さんの 気持ちに共感したというか…
私には 計り知れないほどの 苦悩を抱えていらっしゃるのだと思うけれど…

私は
そんな時も 天使やマスター、ガイドに
救われてきました。

でも 堅さんは どうなんだろう、と。

ファンになってから 「月刊 カドカワ」という本を購入しました。
そこには、魚ちゃんの占いコーナーがあり、
平井堅さんは 占いとか信じないタイプ
自分で悩みも解決しようとするから
体に負担がかかる、
みたいなことが 書かれていました。

その カドカワに
一時期は 包丁を持ち歩いていた、
とも書いてありました。
いつでも 死ねるようにと…


私が 彼のファンになった キッカケの動画は、
「even if」ですが、楽曲自体は
早くから 耳にしていました。

この動画を見たから ファンになったのです。
なんて 美しい人なんだろう…
そう 思いました。

そのライブ映像は 最近のものではなく、
2001年の武道館ライブのものだと
ずいぶん 後になり 知りました。

2001年といえば、私が結婚した年です。

その映像で見た 武道館でのライブに
離婚して参加するとは、
その時は 思いもしませんでした。

平井堅 even if PV無料視聴 動画 試聴+歌詞 Music PV Style




4月のライプ後のツイッターにも、
堅ちゃん 大事な人を亡くしたんだろうなあ
とか、書いてあり…

カップルの会話が聴こえたり、
パンフレットを拾った意味について
考えていました。

ライブ後に 私が感想を書いたのは、
堅さんが 自分の弱さを見せてくださったからです。
ある意味 素直に自分を さらした、
ということですよね。


多くの人の前で そんなことをするのは、
かなりの勇気がいると思います。

つらさから逃げるのじゃなく、
向き合い 問いかけ
歌うことにより
同じ痛みを 共有し
それにより また 救われたり
癒されたりする人がいるのだと思います。

そう 考えると
まさに 捨て身な シンガーかと。

一見 そんな風には 見えないかもしれませんが、
私には とても 男らしい人に映りました。


5月7日だったか、その武道館ライブの
パンフレットを 娘が私に持ってきました。
私はテレビの横に 立てかけていたのです。

それを キッチンに置くように、と。

おかげで
真っ正面から 何度も見ることに…

15:33ですね

この写真、
傷をかばっているように見えて
なんだか 痛々しく 見えてしまいます。
端っこ ちぎれています




POP STAR の私が好きなフレーズ

"傷かばう この右手は
君と手を繋ぐために"


しかし この写真を見ていると、
誰かと 手も繋げないほど
今は ご自分の傷を塞いでいたいのかな、と
そんな風に見えてきて 切ないです。

「魔法っていっていいかな?」
に 助けられてきたのに、
一ファンができることは
あまりにも 少なく…

今こそ 堅さんに

"一緒に 泣こう
一緒にもがこう
一緒に 生きよう

見つかるまで 探し続けよう"

と 叫びたい気分です。


せめて

平井堅さんが しあわせであることに
感謝します


と天に祈ります。

〇〇になりますように

というと、今はそうでない状況ということになってしまうらしいので、(諸説あると思いますが 経験も踏まえて)
現在も これからも、
という思いを込めて この宣言にします。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。