『無音は追求する』、『性能も追求する』
”両方”やらなくっちゃあならないってのが、”静音スパイラルの動画マニア”のつらいところだな
覚悟はいいか? オレはできてる
■応募部門
勝手にオレが1番! 部門
■エントリーマシンの構成パーツ
<メインパーツ構成>
CPU・・・・・・Intel/Core-i7 920(D0)
マザーボード・・・・・・GIGABYTE/GA-EX58-UD5
メモリ・・・・・・Corsair/TR3X6G1600C7D
ビデオカード・・・・・・inno3D/I-N285-1DDD-D3EY(GeForce GTX285)
SSD・・・・・・Intel/SSDSA2MH080G2R5
HDD・・・・・・Western Digital/WD15EADS、WD5000AAKS *2(RAID0)※
光学ドライブ・・・・・・IO-DATA/BRD-SM4B
CPUクーラー・・・・・・(水冷構成を参照)
ケース・・・・・・Antec/P182
電源・・・・・・Antec/TP-650
ディスプレイ1・・・・・・MITSUBISHI/RDT261WH
ディスプレイ2・・・・・・Toshiba/46Z3500
ファンコン・・・・・・Scythe/KAZE-MASTER
リムーバブルHDD・・・・・・Owltech/OWL-BF90SA(B)
カードリーダー・・・・・・Owltech/FA506(B)/BOX
NAS・・・・・・IO-DATA/HDL-GX500R、HDL4-G2.0(RAID5)
※HDDは3台ともSMART DRIVEに内蔵
WD15EADS=Grow Up Japan/SMART DRIVE Classic Cooper
WD5000AAKS=Grow Up Japan/SMART DRIVE 2002C
<水冷構成>
CPU・・・・・・Alphacool/HF 14 Livingstone
マザーボード・・・・・・EK Water Blocks/EK-FB KIT GA X58
ビデオカード・・・・・・EK Water Blocks/EK-FC285 GTX PCB Rev.2 Acetal+Nickel
ポンプ・・・・・・Laing/D-5 DC-Pump、D-4 Basic DC-Pump
リザーバ・・・・・・EK Water Blocks/EK-Multioption reservoir 250
流量計・・・・・・KOOLANCE/INS-FM17 *2
水温計・・・・・・Aquatuning/Thermosensor In-Line 2 x IG1/4 *2
ラジエータ・・・・・・KOYORAD/BNR34 GT-R TYPE-R
冷媒・・・・・・BILLION/SUPER THERMO LLC TypeS
<オーディオ構成>
AVアンプ・・・・・・YAMAHA/DSP-AX1200
センタースピーカー・・・・・・YAMAHA/NS-C200
フロントスピーカー・・・・・・YAMAHA/NS-100
リアスピーカー・・・・・・YAMAHA/NS-90
サブウーファー・・・・・・YAMAHA/YST-SW205
■使用OS
Windows 7 Ultimate(64bit版)
■ベンチマーク結果の画面ショット
「CPU-Z 1.52」
「エクスペリエンスインデックス」
「PerformanceTest V7.0 Build 1011」
「BIOHAZARD 5 ベンチマーク」
■エントリーマシンの外観写真
※
※ファンコンの回転数は流量です。一分間に何mlの水が流れているかを測定しています。
左はCPUのみの流路、右はビデオカードとチップセットの流路です。
■エントリーマシンの内部写真
■解説文
・・・あれは忘れもしない、動画エンコードに目覚めた頃のお話です。
Pentium4-3.20EというCPUがありました。
少しでも速いCPUを求めていたわたしが手に入れたそれは、まさにジェットエンジンでした。
その冷却ファンの轟音に驚愕し、その騒音で眠れぬ夜を過ごす内に、わずか3ヶ月足らずでそのCPUを手放すことになりました。
そう、”あの”Prescottの悪夢から数年・・・。
<コンセプト>
夜中のエンコード中も静かに眠れるように無音を目指し、それでいて動画エンコードのスピードも追求するという二面性の両立です。
さらには動画鑑賞も満足できるようにという、実に欲張ったPCです。
セカンドPCは空冷ながら、45WのCPUにOROCHIのファンレス、ビデオカードを非搭載(内蔵VGA)、HDDをSMART DRIVEに内蔵させることで、ほとんど聞こえもしない剛力400Wの電源ファンだけ、という無音性を実現しました。
今回のメインPCは性能を犠牲にせず、むしろハイエンドと呼ばれる種類の性能を持ちながら、セカンドPCなみの無音性を実現するという、野心的な試みをしました。
また、HDD2.5TBに加え、リムーバブルHDD、BDドライブを搭載しています。
単に無音を追求して全てSSDやNASだけでデータ管理をするには、わたしの使い方では容量不足です。
わたしにとってはHDDの容量や速度も重要な性能の一つです。
システムドライブには今一番人気らしい、IntelのSSDを使用しました。
そして最大の見所は、ラジエータをファンレスで運用させるためにとった手段、スポーツカー(日産スカイラインGT-R)用のラジエータを使用したことでしょう。
とどのつまり『PC全体で動作するファンは電源ファンのみ』でして、リムーバブルHDDやBDドライブ等を使用していないときは、『電源ファンのみが音を発するパーツ』と言っても過言ではありません。
寝るときベッドに横になれば、PCと頭の位置は5m近く離れていますので、これはもう無音と言って差し支えないレベルかと思います。
午前2~3時頃の、完全に静まり返った真夜中に眠る際は、むしろ自分の呼吸音や心音のほうが大きく聞こえるくらいです。
<苦労した点>
もちろん、初めてつくった水冷PCに関するすべてです。
そしてただ水冷であるというだけでは、わたしが求める無音性には足りないと、気づいたことでした。
一旦つくりあげた水冷PCを更に無音の極みに近づけるため、ちょっとのつもりが大幅な改造になったりしたことです。
内部のシンプルさ、そして自分が求める性能をすべて妥協なく実現させるため、毎週何時間ぶんもの番組のエンコードを続けながら調整を重ねました。
強度が必要な部分のチューブ(主に外に出る部分)は、スプリング入りの頑丈なチューブに取り替えました。
おかげでチューブが潰れたり折れることはありません。
ただ、このPCとて完全なるファンレスと無音を実現できたとは言えません。
電源ファンだけは止めるわけにもいかず、Scytheの超力に匹敵する無音性を実現していると評判の、AntecのTruePowerNewを選択しました。
また、それを少しでも無音に近づけるため、AntecのP182をケースに使用しています。
ケースに付属していたファンは全て撤去し、一応ScytheのKAZE-JUNI 800RPMを前面吸気ファンとし、天板にも排気ファンを装着しましたが、ファンコンで常にoffです。
夏場などに備えての対策でしたが、少なくとも冬場は不要でした。
取ってもいい気がするのですがファンコンにつなげてあるので、動かさなければ結局同じかと思い、そのままです。
真の音源こと水冷ポンプはLaingのD4とD5という2台を使用していますが、これの音を封じ込めるために長いチューブを用い、クローゼットの中に追いやりました。
そして旅行用カバンやバスタオル、スポンジクッション、ダンボール等を積み重ね、これを無音とすることができました。
ビデオカードはマルチGPUを必要としないので、現時点でNVIDIAのシングルビデオカードとしては最速の、GeForceGTX285を選択しました。
ATIではなくNVIDIAを選んだ理由は、CUDAをエンコードの助けにできればと考えたからです。
<性能アピール>
前のPC(Core2Quad Q6600)で行っていたエンコードと同じ設定で、ほぼ3倍近い速度、つまり2時間半以上かかったエンコードが、1時間足らずで完了します。
また、空冷PCは普段は静かでも、負荷がかかるとCPUクーラーがとたんに唸りをあげますが、このPCにはそれがありません。
もちろんHTは有効にして、エンコ中でもネットを見たり動画を見たりは問題ありません。
なお水冷の冷却性能ですが、試しにオーバークロックをしたところ、うちのCPUは耐性が低すぎてロクに上げられないまま終わりました。4.0GHzでも不安定です。
そのため、究極パフォーマンス部門への挑戦はできませんので、無音性をアピールすべく、勝手にオレが1番! 部門を選びました。
冷却自体は少なくとも1.40V程度のCPU電圧は問題なく、更に上を目指すなら扇風機(MITSUBISHI/R30-MK)をベビー風でゆるゆると回すだけで十分です。
眠るときのあまりの静けさに、時計の秒針や台所に追いやったNASなどの音のほうがかえって気になるほどです。
ちなみに秒針がコチコチ鳴る時計は使用してません。秒針が滑らかに動く時計です。
時折自分の耳に入る音が果たしてPCからの音なのか、台所のNASや冷蔵庫の音なのか、わからなくなります。
洗い物やシャワーなどの後は特に。
それからPC単体のエンコード性能だけではなく、モニタを26型液晶と46型液晶TVのデュアルにしており、AVアンプによるサラウンドと大画面で動画が楽しめます。
本来ならば46型液晶TVを部屋の真ん中に置くのが筋かも知れませんが、部屋のレイアウトや普段の生活の都合上難しいので、隅っこに置いています。
PCの前に座ったまま顔を横に向ければいいだけですし、そういう使い方のほうがわたしは慣れていますので。
TVがベッドの顔の位置から真正面になる、というのも理由の一つです。
■Windows 7を使って良かったと感じた点
1.電源onからの起動の速さ
さんざん言われていることですが、SSD併用ならば噂どおり早いですね。
BIOSの後にシステムが起動を始めてから、30~40秒程度で操作可能になるのは、やはり良いと思います。
2.設定不要で動画再生支援が有効
XPやVistaでは外部アプリを買ってきたりしなくてはいけなかったのですが、7では最初から何も考えずに有効になっています。
また、MPEG2(DVDビデオ)やDivXなども、特にインストール不要で再生できますね。
3.RAIDやネットワークの設定がほぼ自動
特にRAIDは勝手に認識してRAID0にできたので拍子抜けというか、不安にすらなりました。
反対に困ったことですが、やはり古いと使えない周辺機器があることが最大の欠点です。
悪いのは周辺機器メーカーなのでしょうが。
おかげで録画はセカンドPC(XP搭載)に任せ、エンコードするときにデータを移動させるという手間が発生しています。
ソフトにしても、挙動が怪しかったりインストールすらできないものも少なくありません。
今後それらを克服してほしいのが切なる願いです。
7対応と書いてある新しい周辺機器やアプリを購入していくぶんには、まるで問題ないとは思います。
すべてがそうなれば、XPを引退させてもいいと思うのですが。
”両方”やらなくっちゃあならないってのが、”静音スパイラルの動画マニア”のつらいところだな
覚悟はいいか? オレはできてる
■応募部門
勝手にオレが1番! 部門
■エントリーマシンの構成パーツ
<メインパーツ構成>
CPU・・・・・・Intel/Core-i7 920(D0)
マザーボード・・・・・・GIGABYTE/GA-EX58-UD5
メモリ・・・・・・Corsair/TR3X6G1600C7D
ビデオカード・・・・・・inno3D/I-N285-1DDD-D3EY(GeForce GTX285)
SSD・・・・・・Intel/SSDSA2MH080G2R5
HDD・・・・・・Western Digital/WD15EADS、WD5000AAKS *2(RAID0)※
光学ドライブ・・・・・・IO-DATA/BRD-SM4B
CPUクーラー・・・・・・(水冷構成を参照)
ケース・・・・・・Antec/P182
電源・・・・・・Antec/TP-650
ディスプレイ1・・・・・・MITSUBISHI/RDT261WH
ディスプレイ2・・・・・・Toshiba/46Z3500
ファンコン・・・・・・Scythe/KAZE-MASTER
リムーバブルHDD・・・・・・Owltech/OWL-BF90SA(B)
カードリーダー・・・・・・Owltech/FA506(B)/BOX
NAS・・・・・・IO-DATA/HDL-GX500R、HDL4-G2.0(RAID5)
※HDDは3台ともSMART DRIVEに内蔵
WD15EADS=Grow Up Japan/SMART DRIVE Classic Cooper
WD5000AAKS=Grow Up Japan/SMART DRIVE 2002C
<水冷構成>
CPU・・・・・・Alphacool/HF 14 Livingstone
マザーボード・・・・・・EK Water Blocks/EK-FB KIT GA X58
ビデオカード・・・・・・EK Water Blocks/EK-FC285 GTX PCB Rev.2 Acetal+Nickel
ポンプ・・・・・・Laing/D-5 DC-Pump、D-4 Basic DC-Pump
リザーバ・・・・・・EK Water Blocks/EK-Multioption reservoir 250
流量計・・・・・・KOOLANCE/INS-FM17 *2
水温計・・・・・・Aquatuning/Thermosensor In-Line 2 x IG1/4 *2
ラジエータ・・・・・・KOYORAD/BNR34 GT-R TYPE-R
冷媒・・・・・・BILLION/SUPER THERMO LLC TypeS
<オーディオ構成>
AVアンプ・・・・・・YAMAHA/DSP-AX1200
センタースピーカー・・・・・・YAMAHA/NS-C200
フロントスピーカー・・・・・・YAMAHA/NS-100
リアスピーカー・・・・・・YAMAHA/NS-90
サブウーファー・・・・・・YAMAHA/YST-SW205
■使用OS
Windows 7 Ultimate(64bit版)
■ベンチマーク結果の画面ショット
「CPU-Z 1.52」
「エクスペリエンスインデックス」
「PerformanceTest V7.0 Build 1011」
「BIOHAZARD 5 ベンチマーク」
■エントリーマシンの外観写真
※
※ファンコンの回転数は流量です。一分間に何mlの水が流れているかを測定しています。
左はCPUのみの流路、右はビデオカードとチップセットの流路です。
■エントリーマシンの内部写真
■解説文
・・・あれは忘れもしない、動画エンコードに目覚めた頃のお話です。
Pentium4-3.20EというCPUがありました。
少しでも速いCPUを求めていたわたしが手に入れたそれは、まさにジェットエンジンでした。
その冷却ファンの轟音に驚愕し、その騒音で眠れぬ夜を過ごす内に、わずか3ヶ月足らずでそのCPUを手放すことになりました。
そう、”あの”Prescottの悪夢から数年・・・。
<コンセプト>
夜中のエンコード中も静かに眠れるように無音を目指し、それでいて動画エンコードのスピードも追求するという二面性の両立です。
さらには動画鑑賞も満足できるようにという、実に欲張ったPCです。
セカンドPCは空冷ながら、45WのCPUにOROCHIのファンレス、ビデオカードを非搭載(内蔵VGA)、HDDをSMART DRIVEに内蔵させることで、ほとんど聞こえもしない剛力400Wの電源ファンだけ、という無音性を実現しました。
今回のメインPCは性能を犠牲にせず、むしろハイエンドと呼ばれる種類の性能を持ちながら、セカンドPCなみの無音性を実現するという、野心的な試みをしました。
また、HDD2.5TBに加え、リムーバブルHDD、BDドライブを搭載しています。
単に無音を追求して全てSSDやNASだけでデータ管理をするには、わたしの使い方では容量不足です。
わたしにとってはHDDの容量や速度も重要な性能の一つです。
システムドライブには今一番人気らしい、IntelのSSDを使用しました。
そして最大の見所は、ラジエータをファンレスで運用させるためにとった手段、スポーツカー(日産スカイラインGT-R)用のラジエータを使用したことでしょう。
とどのつまり『PC全体で動作するファンは電源ファンのみ』でして、リムーバブルHDDやBDドライブ等を使用していないときは、『電源ファンのみが音を発するパーツ』と言っても過言ではありません。
寝るときベッドに横になれば、PCと頭の位置は5m近く離れていますので、これはもう無音と言って差し支えないレベルかと思います。
午前2~3時頃の、完全に静まり返った真夜中に眠る際は、むしろ自分の呼吸音や心音のほうが大きく聞こえるくらいです。
<苦労した点>
もちろん、初めてつくった水冷PCに関するすべてです。
そしてただ水冷であるというだけでは、わたしが求める無音性には足りないと、気づいたことでした。
一旦つくりあげた水冷PCを更に無音の極みに近づけるため、ちょっとのつもりが大幅な改造になったりしたことです。
内部のシンプルさ、そして自分が求める性能をすべて妥協なく実現させるため、毎週何時間ぶんもの番組のエンコードを続けながら調整を重ねました。
強度が必要な部分のチューブ(主に外に出る部分)は、スプリング入りの頑丈なチューブに取り替えました。
おかげでチューブが潰れたり折れることはありません。
ただ、このPCとて完全なるファンレスと無音を実現できたとは言えません。
電源ファンだけは止めるわけにもいかず、Scytheの超力に匹敵する無音性を実現していると評判の、AntecのTruePowerNewを選択しました。
また、それを少しでも無音に近づけるため、AntecのP182をケースに使用しています。
ケースに付属していたファンは全て撤去し、一応ScytheのKAZE-JUNI 800RPMを前面吸気ファンとし、天板にも排気ファンを装着しましたが、ファンコンで常にoffです。
夏場などに備えての対策でしたが、少なくとも冬場は不要でした。
取ってもいい気がするのですがファンコンにつなげてあるので、動かさなければ結局同じかと思い、そのままです。
真の音源こと水冷ポンプはLaingのD4とD5という2台を使用していますが、これの音を封じ込めるために長いチューブを用い、クローゼットの中に追いやりました。
そして旅行用カバンやバスタオル、スポンジクッション、ダンボール等を積み重ね、これを無音とすることができました。
ビデオカードはマルチGPUを必要としないので、現時点でNVIDIAのシングルビデオカードとしては最速の、GeForceGTX285を選択しました。
ATIではなくNVIDIAを選んだ理由は、CUDAをエンコードの助けにできればと考えたからです。
<性能アピール>
前のPC(Core2Quad Q6600)で行っていたエンコードと同じ設定で、ほぼ3倍近い速度、つまり2時間半以上かかったエンコードが、1時間足らずで完了します。
また、空冷PCは普段は静かでも、負荷がかかるとCPUクーラーがとたんに唸りをあげますが、このPCにはそれがありません。
もちろんHTは有効にして、エンコ中でもネットを見たり動画を見たりは問題ありません。
なお水冷の冷却性能ですが、試しにオーバークロックをしたところ、うちのCPUは耐性が低すぎてロクに上げられないまま終わりました。4.0GHzでも不安定です。
そのため、究極パフォーマンス部門への挑戦はできませんので、無音性をアピールすべく、勝手にオレが1番! 部門を選びました。
冷却自体は少なくとも1.40V程度のCPU電圧は問題なく、更に上を目指すなら扇風機(MITSUBISHI/R30-MK)をベビー風でゆるゆると回すだけで十分です。
眠るときのあまりの静けさに、時計の秒針や台所に追いやったNASなどの音のほうがかえって気になるほどです。
ちなみに秒針がコチコチ鳴る時計は使用してません。秒針が滑らかに動く時計です。
時折自分の耳に入る音が果たしてPCからの音なのか、台所のNASや冷蔵庫の音なのか、わからなくなります。
洗い物やシャワーなどの後は特に。
それからPC単体のエンコード性能だけではなく、モニタを26型液晶と46型液晶TVのデュアルにしており、AVアンプによるサラウンドと大画面で動画が楽しめます。
本来ならば46型液晶TVを部屋の真ん中に置くのが筋かも知れませんが、部屋のレイアウトや普段の生活の都合上難しいので、隅っこに置いています。
PCの前に座ったまま顔を横に向ければいいだけですし、そういう使い方のほうがわたしは慣れていますので。
TVがベッドの顔の位置から真正面になる、というのも理由の一つです。
■Windows 7を使って良かったと感じた点
1.電源onからの起動の速さ
さんざん言われていることですが、SSD併用ならば噂どおり早いですね。
BIOSの後にシステムが起動を始めてから、30~40秒程度で操作可能になるのは、やはり良いと思います。
2.設定不要で動画再生支援が有効
XPやVistaでは外部アプリを買ってきたりしなくてはいけなかったのですが、7では最初から何も考えずに有効になっています。
また、MPEG2(DVDビデオ)やDivXなども、特にインストール不要で再生できますね。
3.RAIDやネットワークの設定がほぼ自動
特にRAIDは勝手に認識してRAID0にできたので拍子抜けというか、不安にすらなりました。
反対に困ったことですが、やはり古いと使えない周辺機器があることが最大の欠点です。
悪いのは周辺機器メーカーなのでしょうが。
おかげで録画はセカンドPC(XP搭載)に任せ、エンコードするときにデータを移動させるという手間が発生しています。
ソフトにしても、挙動が怪しかったりインストールすらできないものも少なくありません。
今後それらを克服してほしいのが切なる願いです。
7対応と書いてある新しい周辺機器やアプリを購入していくぶんには、まるで問題ないとは思います。
すべてがそうなれば、XPを引退させてもいいと思うのですが。
そちらのマシンも美しかったですね~。
初水冷でよくぞここまで^^
今後もご活躍を期待しております。
初水冷作成のアドバイス、いろいろとお世話になりました。
外付けHDDをもらえるみたいで、確かにバックアップ用途として使い手があるので、ありがたいです。
当分の間は、保存先に困らないですね^^