漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

たまには・・・

2017-04-09 06:24:14 | 演習問題
 今日も天気が今一つですが、来週だと散ってしまいそうなので、きょうは自宅近くの桜並木を愛でに行く予定です。

 などと書いているうちに、最近まったく「漢検ブログ」になってないなぁと思い立ったので、いつもながら少しですが、書き取り演習です。どうぞ。



1. 胸の く思い。
2. キツガイ の書を置く。
3. 法隆寺の大 ガラン
4. 災難に ホウチャク する。
5. オーストラリア北東岸の大 ホショウ


1.  【空】   (「漢検 漢字辞典」初版 P.372/第二版 P.374)
 「いざ聞かれると・・・」という感じで、できないとかなり悔しそうですね。(笑)
2.  【乞骸】  (291/518)
 辞表を出すことです。
3.  【伽藍】   (139/141)
 寺社巡りが大好きなのに、なぜかこの熟語は定着しません・・・
4.  【逢着】   (1393/1407)
5.  【堡礁】   (1393/1407)
 【礁】 の石へんがすぐ出て来なくなります。


6. ラマ 教。
7. ガンジガラ め。
8. バッカン 帽をかぶる。
9. ゴウトウ な気性。
10. ホノボノ としたふれあい。


6. 【喇嘛】   (1533/1549)
 チベット仏教のことですね。
7. 【雁字搦】   (253/256)
 初めて漢字を知ったときは、結構意外感がありました。
8. 【麦稈】   (1231/1244)
 「むぎわらぼうし」なら書けそうですが、「バッカン」と聞かれると想起できるか怪しいです。
9. 【豪宕】   (-/522)
 第二版で新たに見出しになった語。どちらかと言うと読み問題ですかね。
10. 【仄仄】   (948/956)
 個人的に定着しない語です。


11. ケンデン を耕す。
12. カチドキ をあげる。
13. 自家 ドウチャク
14. 考え アグ む。
15. ゲツベツ 雲泥、天地の相違。


11. 【硯田】   (425/429)
 執筆を業とすること。筆で書く作家さん、もし今いらっしゃったら相当な希少価値ですね。
12. 【勝鬨・凱】   (746・189/753・191)
 「凱旋門」とセットで覚えましたが、今は何となく 【勝鬨】 の方を解答したい気分。
13. 【撞着】   (1143/1152)
14. 【倦】   (418/422)
 準1級のときから、どうも定着しません。
15. 【月鼈】   (412/416)
 泉鏡花「高野聖」からの引用。直接「ゲツベツ」という熟語を知らなくても、「雲泥」からの類推もききそうですから、結構良い問題?



 29-1 まであと2カ月。さすがにそろそろどうするか決めなきゃなぁ・・・


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2 コメント

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長文失礼します (月に惟う)
2017-04-09 13:40:18
凜太郎様

お久しぶりです。
生憎の雨ですが、学ぶにはうってつけですね。最近は専ら小2の息子の通信添削に付き合っていて、合間に漢字の学習です。
29-1の受検を迷われているご様子。過去にも悩んだ末に申し込んだ回があったように思います。新たな目標設定をして、受検してくださることを切に願います。

私はといえば、先月末に漢検表彰式に出席し、全国検定機構理事長賞をいただきました。人生において表彰とは縁がないものと思っておりましたので、努力を評価されたことは大変光栄ですが、前回28-1を落としている私には、また難易度がアップしそうな29-1は今からプレッシャーです。
そういえば28-1で協会賞を獲った方が代表挨拶をしていましたが、初合格とのこと。しかも話の内容から推測しますと学生さんのようで、世の中凄い方がいるものです。

少し話が逸れましたが、受検歴の浅い私がこのような賞をいただけたのは、凜太郎様が色々と話題を提供してくださり、時に相談に乗ってくださったり、モチベーションを維持する力をいただけたからだと思っています。
ありがとうございます。
サラリーマンという同じ境遇も、時間がないことを言い訳にしない拠り所となっています。

そのうち29-1の申し込みをしたという記事が更新されることを楽しみに待ちたいと思います。まだ私も申し込んでおりませんが(笑)
ありがとうございます (凜太郎)
2017-04-11 06:29:32
月に惟う さま

いつもご来訪ありがとうございます。
またこの度は表彰を受けられた由、まことにおめでとうございます。

いつも過分なお言葉を頂戴していますが、このブログは私個人が勝手に思い、感じたことをそのまま吐露してきたのみ。それがいくばくかでもお役に立てているのであれば、望外の喜びです。

日本語や言葉の学びという魅惑的で広大なフィールドの中で、漢検をある意味で「卒業」し(もう受検しないという意味ではありません)、次以降のステップに比重を移すときが来て(近づいて)いるという実感が私の中にあるのは事実です。そういう意味では、かつて受検を迷っていたときとは少々私の中での心持は異なりますけれども、いずれにしても日本語という魅力あふれる言葉を母国語とできた僥倖に感謝しつつ、その重要な構成要素の一つである「漢字」との関わりを続けていきたいと思っています。

堅苦しい話になりました。気が向かれた際には、またご来訪ください。お待ちしております。

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