脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

病気って心への薬

2014年04月24日 19時14分22秒 | 病気になって
病気になれば薬を処方されますよね?最近、思うのは心が曇ったり、ゆがんだりしたら『病気』とういう薬で心を治すように神様が処方するのかな?何言ってるの?訳がわからん・・意味不明と思われるかも知れません・・病気になれば薬が処方されますが心が傲慢になって周囲の人達に迷惑をかければ病気という処方を神様が処方して、もう一度、人としての心を持たせるためかな?病気になって『感謝』『温和』『反省』の心が大きく膨らんだような気がします。物欲はは殆どなくなりましたし出世欲は全くなくなりました。思えばサラリーマン人生30年余り自己顕示欲が強く出世と金のために、いかに家族を巻き添えにしたことか・・・自分が好きでない部下の人生を平気に変えてしまいました。業績が上がったのは全部、自分・・。職位にかこつけ傲慢・我儘・・言いたい放題・・神様の私への治療のため脳出血を処方・・私に死を与えず生かすことで身体の不自由さ等の後遺症を残る人生への教訓としたのかな?そう思える入院半年でした。脳出血で倒れて最初の1か月は妻、看護師の人達・ドクターの懸命な治療と介護には、ただただ感謝するばかり・・そして回復期に転院し2カ月を過ぎたあたりリハビリの成果で多少なりとも何とか歩け、本やTVも観れる余裕が出来たころ・・ふと、ある日の夜・・ベッドの中で反省の心が芽生え反省と謝罪が交互に心の中を、駆け巡り『涙』が止まりませんでした。反省したはずなのに少し状態がよくなると看護師の、ちょっとした言動に腹を立て文句を言ったところ首筋から後頭部あたりにかけ何とも言えない嫌な感覚・・脳出血で倒れた時の前兆に似た感覚が走りました。言葉も出なくなり冷や汗と動悸の乱れが生じたのでベッドに横たわり発作が治まるのを待ちました(怒ったらアカンのや)10分くらいで発作が治まりました。この日を境に怒りの感情は意識し出さないこと。相手の話や行動に憤りをもっても相手が悪いのでなく自分に原因があっての相手の言動であると・・人は鏡と考え、スーッと流せるようになりました。なるべく看護師やドクターそして妻に対し、ありがとう・・ごめんなさい・・を繰り返すと自分自身が穏やかになれ自然と怒りの感情は出なくなりました。健康をあたり前に想い人への、怒りと欲望・・傲慢で我儘な自分の愚かさが心の中で広がった目に見えない癌細胞を病気というカタチで神様が処方してくださったと・・末期の癌ゆえに脳出血という副作用のキツイ抗がん剤で腐りきった私の心を治療してくれたと思って今は生活しています。毒は毒をもってせいすと言う言葉がありますが、まさにピッタリあてはまります。退院しても謙虚さを忘れず感謝と反省を今も繰り返してると 身体も少しずつですが良くなっています。今は働くことはできませんし収入も限られた範囲でしかないですが幸い住宅ローンは完済しておりましたので生活に困窮することはありません。必要な物が最低限度あれば十分。ブランド品も不要。車も売却しましたので妻の軽自動車1台・・人は物や金等、欲にまみれることなく、その日、その日を穏やかに家族と笑って暮らせることが一番であるのかなと思う今日、このごろです。病気を心の処方箋と思えるには時間もかかりましたが、峠を越えたら楽になりました。これからの余生は のんびり心穏やかにくらそうと思います。

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