脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

認知症宣告1

2015年07月15日 12時27分00秒 | 日記
病院に行く当日の朝、ピピッ🎵ピピッ🎵昨夜、目覚ましセットしておいた妻の携帯が鳴った。下の階からカチャカチャ音がする。既に起きていた義母が朝食の支度をしてくれてるようである。私達夫婦もパジャマのままダイニングへと階段を下りたらキッチンの前でコーヒーカップを三脚を置いて、その手にはコーヒー皿を4枚を両手に持っている。『おはようございます』私が挨拶すると『?どうやったかいな?えっと3人やね』義母は考えながら視線をコーヒーカップに落としながら呟くように言った。『はい、お義母さん、3人ですよ』答える私に『そやそや!なんで皿を4枚持ってるんやろ?ワタシ。』妻が私をみつめたあと『お母さん、私がするから、ここに座ってて、たまに来てんしワタシがするから』そう言いながらトーストを焼きコーヒーを入れて義母の前に置くと『あ、薬、飲まな』義母は食後30分に薬を飲むためタイマーセットしてるのでした。『最近、よく忘れるねんわ。そやからタイマーセットしてるねん』笑いながら言う義母に私達夫婦は複雑な心境でした。午前10時に予約してる豊中市内にある病院へ義母と3人で向かいました。国道176号線を走り城山町の交差点を入ると、その病院が見えて来ました。すると『ここら、確か、お兄ちゃんが昔、住んでたなぁ。私も若かった頃、バイクで、ここら辺りは来たよ』昔の記憶が蘇ってきたみたいで当時の出来事を話し始めたのです。病院に到着し妻が受付をしてる最中もロビーのソファーで待っている最中、義母は『お兄ちゃんが、結婚したばかりの頃、この近くで住んでた』と何度も言うのです、私も、その都度、さも初めて聞くようにリアクションしてると受付を済ませた妻が『お母さん、こっちこっち、第9診察の前に行こ』義母の腕を優しくとり、寄り添いながら診察室の前へと向かうました。妻と義母は本当に仲良し親子であるがゆえ妻のショックは 相当なものと思います。 血液検査を終えて医師との問診のため妻と義母は第9診察室の扉の向こうへと入って行きました。20分くらいでしょうか、診察室から義母と妻が出てきたのですが妻は涙目になっているのです。義母には見られまいと顔を見せないように『お母さん、次は脳のレントゲンやから、あっち行こうね』義母の腕をとり私に目で話しかけるようにレントゲン室へと歩いて行きました。
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