芒迷牧場☆阿煌日記

相棒阿煌と一緒にどこまでも歩いて行こう The way of a Yemang fan!

あたま山小噴火

2009-04-12 00:23:52 | Weblog
4月11日 15年間育てていた頭部の直径3センチほどの脂肪種が何かの弾みで雑菌が入ったらしく、どうやら数日前から膿んでいたようです。ヘアブラシが当たっても痛くなり、これは拙いぞと思っていたところ、やはり案の定、6日月曜日の夕方に爆発しました。首の凝り、だるさなど少し熱もあったようで、月曜日は朝からだるくて出勤前に玄関で座り込んでしまうなど、体調に変化もあったのですが、いつもの疲れだろうと思っていたのでした。まさか腫れ物のせいだったとは・・・
 
 爆発に気が付いたのは、退社前にトイレに行ったときのことです。洗面台の前で、何となく髪を触ると、後ろの方がザラザラとして、触った手を見ると、乾いて黒く固まった血が付いていました。「あ、とうとう噴火したんだ、あたま山」とつぶやきました。あたま山というのは落語にあるようです。頭に樹が生えてくる噺です。実は私、あの発想が大好きです。 同系のものに、壁土を食べたら肩に弁慶が生えてくるというもありますね。

 その晩、爆発のおかげで少し楽になった肩や首筋の凝り、でも体全体のだるさはまだそのままという状態で床に就きました。翌朝目覚めて枕カバーのタオルに血が点点とついているのを見て、ほっておくとまた雑菌が入るかもしれないと思い、7日火曜日に職場の近くの外科病院に行きました。

 結局、少し切開して膿みを絞り出していただいたのですが、悪さをするような腫瘍ではないと先生が説明してくださいました。
 
 さて、その先生は脳神経外科の先生でしたが、最初に「布目谷です」とご自分の名前を名乗られたときから、非常に好感をもちました。それがこの厄介なあたま山噴火の治療を、むしろ愉しいものにしていただいています。
 
 布目谷先生は処置の際の気遣いや、処置そのものの丁寧さもさることながら、言葉が魅力的な方です。非常に豊な背景を感じさせるお話の仕方をされるので、できるだけ機会を見つけてお世話になりたいのですが、脳神経外科の先生ですからこの傷が治ってしまうと、そのチャンスがありません。布目谷先生が内科のお医者様だったらしょっちゅう風邪だの腹痛だのと診察していただけるのにと思っています。