地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

加計、何故悪い⁉

2017-07-11 13:26:00 | 最近のニュースから
前文科省のトップ(事務次官)を国会に呼んで、みなさん大騒ぎですけど・・ー

「加計ありき」で進んだ過程が悪いと(行政が歪められたと)
そして強引に進めたのは、安倍首相の意向を受けた人達だと。

これは完璧な官僚の上から目線と言うやつです。
この加計の事を考えるのに、誘致を希望している地方の気持ちや、獣医を利用している一般国民の考えを、まるっきり排除して考えている。


ペットを飼ってる人達で獣医を利用している人達の多くが、今の獣医達の料金と質に満足していると思ってるのだろうか???

地方は大きな企業とか大学とかを誘致したい。その事で地方の活性化を計りたいのは自然な感覚です。

その時に、、、、何処でも、誰でも良いから私の町に来てください。なんて事は絶対に有りませんよね。

何故なら、来てくれる相手によって、地方の自治体が協力出来る事が違うからなんです。

大量の水が必要な製紙会社なら、大きな川の近く。
海外相手の部品会社なら、空港の近く。
学校なら工業地帯から離れた所。

こんな要望に全て応える事は現実には不可能です。
ですから、自分達の状況を考えて対応出来る相手を探します。

地方は何か便宜を計らなければ、来る企業にとり意味がない。
企業側から
「是非、その地で‼」なんて言うケースは少くて、地方にとり誘致は夢物語です。

ですから、地方は誘致を実現するために、その相手を絞って頑張るのです。
その地方の気持ちを考慮すれば、結果として「〇〇ありき」になるんです。

それを官僚が
「私達がルールにのっとり決める。結果は地方に行くかどうかは解らない。貴方達が、いくら運動してもダメ。」

一見、まともな感じですが、ルールは解釈の仕方で真逆の答も出ます。 すなわち、官僚の考え次第と言う事を解りにくく言ってるだけなんです。

現実に、この加計の獣医学部の件も、地方側は12年前から加計一本に決めて、物事を進めているのです。(知事の証言)

12年前からですよ‼

当時、大学受験に挑んだ人達は、もう30才です。
コレ、どうなるかまだ決定していませんが、開校に向けてかなり進んでいます。

もし、あの前次官の考えなら、何も進まず、地方は誘致活動に疲れて諦めの状態でしょうね。

毎日新聞のネット版だったか(?)
この件について大学の獣医学部の人たちに アンケートを実施した結果が出ていました。

その結果、多くは内閣府の言う獣医学部新設の理由に対して、異議を訴えていました。
その反対の理由もそれなりに理解出来そうですが、、、、

この毎日新聞の調査も官僚同様、そこから先の人達の意見を無視しています。

私もテリア二匹とラブを飼っていました。みんな、それぞれ15年は元気に生きました。

その間に獣医にかかる事も度々ありましたが、その費用が高額なのには疑問が有りました。

色々と調べて獣医を5ヶ所くらいは変えた記憶があります。
高い獣医と安い獣医じゃ、同じ事でも費用は3倍程度違いました。

たからと言って安い獣医の質が悪いかと言うと、逆で、安い獣医の方が飼い主に出来る事を教えてくれたりしました。

そもそも、文科省が獣医の数をコントロールする必要が有るのでしょうか、、、、

国が国民の職業をコントロールするのは、可能な限り少く押さえるのが、自由主義・民主主義の国のはず。


文科省に与えられた仕事の範囲の
中で物事を考えるのは、一見すじが通ってる様に見えます。
しかし、何を考えるにしても一番に置くべき・・・国民の為に‼
コレが抜け落ちています‼


毎年のように発生する鳥インフルエンザによる被害。
また、今話題の蟻(ヒアリ)。
この2つだけでも、対処は笑えるくらい原始的です。
害になる生き物が居たら、そこら辺一帯を皆殺しする方法しか無いんです。

巻き込まれる他の生き物が可愛そうなんて言いませんが、他の生き物が人間だと話しは違います。

子供が遊ぶ公園・学校でも発生する事は十分に考えられます。
そんな所でも「皆殺し」の方法しか無いんですヨ。
それが人間に悪影響は無いと言うでしょうが、、、、根拠が弱い。

人間に害を及ぼす動物を効果的に攻撃する方法は遅れています。
高度な獣医は必要な時期になっています。
多くの獣医が競争して、始めて獣医の成長があり、その事は国民にとり有益な事だと思います。

既得権益を持つ人達には不利益になりますけどネ。
私はその人達の味方をする気にはなれませんネェ~。