エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

香港NOW〜3

2009年08月05日 | 旅行
香港の水上生活者は、その数を減らしている。

主にアバディーン・・・香港仔と言われる水上で生活している。
水上レストランで有名な場所である。



かつてはこんな状態だった。
と言っても、中国への返還前ですからそう古い時代でもない。



水上生活者は、アジア全域に存在するけれど中国にその存在は多い。



ここは中国の桂林。
桂林の水上生活者だ。

彼らは陸に土地をもたず、主に船を家とし、水上で漁業、水運、商業などの生業を営む。

中国語では「蛋民(蜑民、疍民。たんみん)」と呼ばれる。

そのルーツは、5世紀に発する。

戦に敗れた人々が船で南下していき、「上陸して居住しない」「勉強して字を覚えない」「陸上の人と通婚しない」という3つの禁を出し、これが千年あまり続いた結果、特殊な生活をする人たちが生まれたとされる。

今は少ない人たちだが、いつまでも「水上生活者」として差別されている状況は早く克服されるべきだと思う。
そもそも「蛋民」とは差別的呼称である。



船着場からレストラン「珍寶飯店」を望む。
ここから、レストランに小船で向かうのだ。

「JUMBO」のイルミネーションで有名だ。
ぼくはここで夕食を摂った。

ビクトリア・ピークの頂上展望台からくっきりと見える。



このレストランの裏に水上生活者の船が舫(もや)ってある。
この場所に香港の光と影が集中しているのだ。

この場所は、いわば香港の裏側に当たっているとも言えるのである。





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                         荒野人



ジャンル:
海外旅行
キーワード
水上生活者 ビクトリア・ピーク ネーション
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