エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

薄氷・・・うすらい

2017年01月10日 | ポエム
氷は、毎日水面に張っている。
冬の本番なのだ。
しかし、もう少しすると「春の足音」が聞こえてくるのである。

このところ、寒波がしっかりと列島を覆っている。
氷は、薄くなくそれなりに厚い。
けれど、日が昇ってくると忽ち溶けゆく。
「薄氷」の様になってゆくのである。



そこに俳句の世界が現出する。
「うすらいや〜」と詠み出したくなる。







「薄氷の光は底に届きけり」







寒波が覆っているといえども、関東南部は比較的・・・相対的にと云った方が良いだろう。
相対的に、暖かい。

明日の朝には、シモバシラの観測に行こうと思う。
今しか見られない、自然の成せる芸術的造作である。



     荒 野人


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