劇団四季ミュージカル「WiCKED」名古屋公演、観て来ました~。
エルファバの純粋さと孤高と孤独に感涙しました。
これがお話の最後ではグリンダの孤高と孤独に変わるのですが・・・。
女性同士の友情、嫉妬、葛藤、社会の欺瞞と幸せを望む個人の姑息さを際立たせつつ、それらも凌ぐ慈悲と不変の愛情を描きだして、ボームの原作を壊さずに、主人公ドロシーには見えない物語の背景を紡ぎ、オリジナルをなお一層深みのある物語に押し上げるような、胸を打つストーリーでしたね・・・。
私も好きな作品ですけど、
あの「オズの魔法使い」から、
こんな清濁混在した激流のような物語を思いつく人ってすごいな~。
どーゆー頭の構造をしてるのだろ~・・・。
原作はあるようですが、ミュージカルのストーリーはそれから大幅に脚色されているらしいです。
この物語の渦の中に否応なしに観客を引きこんでゆく俳優さんたちの気迫と情熱がまた素晴らしく・・・。
千秋楽間際にまたもう一度観に行きたいですね。
とても楽しい秋の一日でした。