平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

パズル

2008年04月19日 | 推理・サスペンスドラマ
★「富豪刑事」に続き新しいタイプの探偵が登場だ!
 何しろ殺人犯人を追わない探偵なのだから。
 人が殺されても鮎川美沙子(石原さとみ)が探すのはお宝・金の壺。
 容疑者として教え子が警察に引っ張られても気にするのは、自分の引率責任。
 でもすぐに立ち直る。
 「金の壺を手に入れられれば教師をクビになっても何とかなる」

 以下はその他の美沙子のハチャメチャぶり。
・遺産を遺した祖父のメッセージを読み取る美沙子。
 「みんなで力を合わせなさい」「死んだ洋子のことも気にかけなさい」
 感動的なメッセージ。
 だが美沙子には関係ない。
 「おかげでお宝独り占めだ!」
・壺のある洞窟にたどり着くと生徒たちを返し、独り占めを考える。
・洞窟が崩れて死にそうなのに書かれた暗号を書き写す。
・生徒がいなければ生き埋めになっていたのに、学校では逆に。
 「無謀なことをして。先生がいなければ生き埋めになってたんだぞ」
・最後は花瓶。
 蔵にあった花瓶(あまり価値のないヤツ)をしっかり持ち帰っている。

 今まで明るく正しい女の子を演じてきた石原さとみさん。
 新境地開拓ですね。

★推理ドラマとしては3つの暗号解読。
 ひとつは英文をローマ字読み。
 ふたつめは英訳して逆さ読み。
 三番目は数字と50音の組み合わせ。

 この番組のHPを見た。
 冒頭に出てくるのは
 『頭のいいやつにこの謎は解けない』・笑
 ある意味、推理ドラマの常識を覆している。

 エンディングの仮面には何か意味があるのかな?
 二重人格とも言える美沙子。
 彼女には心の傷があったりして。
 でもそんなことより美沙子が繰り広げるハチャメチャぶりを楽しみたいですね。

※追記
 このドラマのもうひとつの面白さは、美沙子の善良な外面に男たちがダマされてしまうこと。
 みんな、「こんないい先生はいない」と大絶賛。
 美沙子の正体を知っている生徒たちのギャップがおかしい。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラスト・フレンズ 第2話 | トップ | 篤姫 第16回「波乱の花見」 »

コメントを投稿

推理・サスペンスドラマ」カテゴリの最新記事