『99.9-刑事専門弁護士-』が視聴率19.1%と好調らしい。
確かに面白い。
この作品、絶対に木村拓哉さんの『ヒーロー』を意識してるよなぁ。
『ヒーロー』が検事なら、こちらは弁護士。
主人公・深山(松本潤)と彩乃(榮倉奈々)の丁々発止の関係は、久利生公平(木村拓哉)と麻木千佳(北川景子)の関係に似ている。
弁護士事務所の刑事事件専門ルームのスタッフたちもおかしな人ばかりで、城西支部と似ている。
久利生公平が捜査をして99.9%の確かさで検挙するなら、深山はそれを覆してやろうというわけだ。
この作品、『ヒーロー』とは裏表?
そう言えば、横一列になって歩くシーンは、この作品にもあったなぁ。
『相棒』も意識している。
『相棒』の右京さんのパートナーが、〝相棒〟らしくなくなって久しい。
相棒の存在なんか関係なく、右京さんが単独で事件を解決してしまうエピソードが多々あった。
だが、この作品の相棒は抜群の存在感を持つ。
表向きは榮倉奈々さんの彩乃が相棒に見えるが、陰の相棒として存在しているのが、佐田(香川照之)。
佐田は深山の捜査を邪魔することが多いのだが、最終的には協力している。
第1話では、会社の裏事情を調べて協力したし、第2話ではクライアントの圧力に負けずに深山を守った。
深山と佐田はなんだかんだ言って、いいコンビ、いい相棒なのだ。
ギャグのツボも同じですしね。
「お金はおっかねえな、お金さん」←寒い~
これで笑えるのは、深山と佐田しかいない(笑)
法律事務所のトップが岸部一徳さん、というのもね。岸部さんは『相棒』では小野田官房長だったし、絶対、意識してるでしょう。
というわけで、『ヒーロー』と『相棒』の両方の要素を兼ね備えている『99.9』が面白くならないわけがない。
過去のヒット作をバージョンアップし、掛け合わせることで面白い作品が生まれる。
通常は過去のヒット作を分析してバージョンアップするばかりで、掛け合わせることをしないんですけど、この作品はそれを見事にやっている。
ヒット作はこうして生まれるんですね。
あとは香川照之さん。
香川さんが出るだけで作品が安定して締まりますね。
佐田を他の役者さんがやっていたら、イマイチな作品で終わっていたかもしれない。
確かに面白い。
この作品、絶対に木村拓哉さんの『ヒーロー』を意識してるよなぁ。
『ヒーロー』が検事なら、こちらは弁護士。
主人公・深山(松本潤)と彩乃(榮倉奈々)の丁々発止の関係は、久利生公平(木村拓哉)と麻木千佳(北川景子)の関係に似ている。
弁護士事務所の刑事事件専門ルームのスタッフたちもおかしな人ばかりで、城西支部と似ている。
久利生公平が捜査をして99.9%の確かさで検挙するなら、深山はそれを覆してやろうというわけだ。
この作品、『ヒーロー』とは裏表?
そう言えば、横一列になって歩くシーンは、この作品にもあったなぁ。
『相棒』も意識している。
『相棒』の右京さんのパートナーが、〝相棒〟らしくなくなって久しい。
相棒の存在なんか関係なく、右京さんが単独で事件を解決してしまうエピソードが多々あった。
だが、この作品の相棒は抜群の存在感を持つ。
表向きは榮倉奈々さんの彩乃が相棒に見えるが、陰の相棒として存在しているのが、佐田(香川照之)。
佐田は深山の捜査を邪魔することが多いのだが、最終的には協力している。
第1話では、会社の裏事情を調べて協力したし、第2話ではクライアントの圧力に負けずに深山を守った。
深山と佐田はなんだかんだ言って、いいコンビ、いい相棒なのだ。
ギャグのツボも同じですしね。
「お金はおっかねえな、お金さん」←寒い~
これで笑えるのは、深山と佐田しかいない(笑)
法律事務所のトップが岸部一徳さん、というのもね。岸部さんは『相棒』では小野田官房長だったし、絶対、意識してるでしょう。
というわけで、『ヒーロー』と『相棒』の両方の要素を兼ね備えている『99.9』が面白くならないわけがない。
過去のヒット作をバージョンアップし、掛け合わせることで面白い作品が生まれる。
通常は過去のヒット作を分析してバージョンアップするばかりで、掛け合わせることをしないんですけど、この作品はそれを見事にやっている。
ヒット作はこうして生まれるんですね。
あとは香川照之さん。
香川さんが出るだけで作品が安定して締まりますね。
佐田を他の役者さんがやっていたら、イマイチな作品で終わっていたかもしれない。