平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

おんな城主直虎 第41回~今回のミッションは〝木材500本の調達〟! 本多正信も登場!

2017年10月16日 | 大河ドラマ・時代劇
「それがしにも材木の手配をお申しつけ下さいませんでしょうか」
「して、そなたの望みは?」
「初陣を飾らせていただければと」

 今回のミッションは、材木500本の調達である。
 しかし、オトナの事情に阻まれる。
 井伊は近藤(橋本じゅん)に気を遣わなくてはならないし、家康(阿部サダヲ)は家臣の不満に気を遣わなくてはならない。
 しかし、そんな大人の事情にまったく思いが至らない虎松(菅田将暉)。

 虎松は一途でまっすぐなんですね。
 しかし、子供。
 草履の鼻緒を切った件も家康に見破られてしまうし、草履番にノブこと本多正信(六角精児)を起用したことに文句を言って、「殿の采配に不満があるのか」と言われてしまう。

 知恵も足りない。
 ノブに草履投げのノウハウを教えるが、ノブは家臣たちの出入りを観察して次に玄関に誰が来るかを予測する技を披露する。
 こちらの方が断然スマートだし、ムダな動きがなくて合理的だ。
 おまけにノブは予測が外れたことで、家中で何かが起きていること(=信長から材木の依頼が来ていること)も類推してしまう。
 これが知恵の凄さだ。
 ノブの深謀遠慮に比べたら、虎松のしていることなど完全に浅知恵。
 この対比が面白い。
 ………………

 今回は〝人柄〟という価値観も描かれた。
 六左こと、奥山六左衛門(田中美央)だ。

 六左は武勇に優れているわけではないし、武家社会で器用に生きられるわけでもない。
 しかし、人柄が良くて、領民はもちろん馬までにも好かれている。
 戦場での采配は出来なくても、木材の伐り出しでは楽しく場を仕切れる。

 六左は〝平和的な人物〟なんですね。
 前回の今川氏真(尾上松也)もそうだったが、この作品はこうした平和的な人物にスポットライトを当てる。

 一方、戦乱の荒廃した時代になると、〝文化〟や〝人柄のいい人物〟などは真っ先に切り捨てられてしまう。
 あ~あ、もし北朝鮮との戦争になったら日本社会はどうなってしまうんだろう?
 戦時色一色?
 現在でも〝寛容〟とか〝多様性〟が失われつつあると思うけど、それが加速するような気がする。
 だから、来週の選挙では、〝タカ派の安倍晋三氏〟や〝排除の小池百合子氏〟の政党に投票するのはやめましょう。←選挙運動!

 最後に。
 〝井伊の木材の事業〟が〝長篠の合戦〟に繋がったのは良かった。
 これからは前半に張られた伏線がどんどん回収されていく感じがする。

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2 コメント

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やはり直虎(おとわ)が主人公 (TEPO)
2017-10-16 22:48:17
万千代は15歳とは言うものの「数え年」でしょうから現代で言えばまだ「中学生」で、才気はあってもまだまだ未熟。
万福の方が小野の血筋のせいか現時点では遙かに賢明なようです。
他方「ノブ」は実はあの本多正信なのですから万千代との知恵の差は歴然でしょう。
主君を裏切って一向一揆に身を投じたという「マイナス」の境遇から再出発しようとしているところのようです。
もっとも、万千代たちも「今川方の潰れた国衆」の立場からの「マイナスからの出発」なので、「マイナス」組という点で年齢差を超えて連帯してゆくのかもしれません。

「草履番」で3週目ということで、万千代(直政)中心の話になっても安易な「痛快出世物語」にはしないようですね。
主人公を直虎から万千代へと切り替えて見ている人たちから見ると、直虎は劇中の万千代と同じように「邪魔者」にすら見えてきているかもしれません。

しかしながら、方久を介して家康に「筋を通す」手紙を書いたり、六左衛門に働き場所を作ってやったりなど、「一介の農婦」でありながらしっかりと「影の領主」-というより「井伊谷の母」-として活躍しているところはやはり「主人公」ですね。
ただし、恐ろしく「地味」な主人公ですが。

あと、家康も結構万千代を可愛がっているようにも見えます。
地味な主人公 (コウジ)
2017-10-17 08:49:13
TEPOさん

いつもありがとうございます。

言われてみれば、万千代はまだ15歳なんですよね。
しかし、未熟ながら志を持ち、大人の世界としっかり戦っている。
現在、大人になる年齢は20歳ですが、昔は早熟というか、大人になる年齢が早かったんですね。

直虎は万千代との対比で、いい味を出していますよね。
おっしゃるとおり、主人公としては地味ですが、「井伊谷が民にとって安穏の土地であることが唯一の願い」という独自の立ち位置に立っている。

主人公は、直虎から万千代に入れ替わりましたね。
後半、どうまとめていくんでしょう。
このまま「井伊谷の母」のままで行くのか、最後の見せ場があるのか?

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