平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

TVタックル~自民党・柴山昌彦議員の「同性婚を制度化すれば少子化に拍車がかかる」発言に反論続出!

2015年03月04日 | 事件・出来事
 ビートたけしのTVタックルで<同性婚>のテーマを議論していた。

 同性婚に否定的なのは、自民党の柴山昌彦議員。

★「今は多様な家族というものがあって、母子家庭であっても差別してはいけないが、伝統的に、典型的に、お父さんがいてお母さんがいて、その両親のもとで子どもが育っていくのが自然の摂理というか典型例なのは確か」

 保守派の人間が言いそうなことですね。
 <伝統的><典型的>

 でも、果たしてそうなのか?
 家族の話とは少し離れるが、同性愛が禁忌のようになったのって明治時代になってから。
 戦国時代では、衆道は当たり前だったし、江戸時代では、そうした茶屋がいくつもあった。
 『古事記』の、ヤマトタケルが女装をして、熊襲を殺害したエピソードを同性愛の隠喩として考える説もある。
 そもそも日本は性に対しておおらかであったはず。

 <自然の摂理>ってことも柴山議員は言っていたけど、人間って本能がぶっ壊れた生き物ですからね。
 自慰、SM、フェチシズム、二次元愛……あらゆることで興奮できて、性を謳歌できる。
 それをひとつの枠にはめようとするのは、いかがなものか?
 まあ、それが保守派の保守派たる由縁なんだろうけど。

 柴山議員はこんなことも言っていた。

★「同性婚を制度化すれば少子化に拍車がかかる」

 これに対してはスタジオで反論続出。
 元・タカラジェンヌの同性愛の女性は次のように反論。

☆「同性婚と少子化に因果関係はない。同性愛者は、同性婚が制度的に認められないからという理由で、異性と結婚して子供をもうけようとは思わない」

 確かに。
 そもそも同性愛の方々は異性を愛すことが難しいのだから、異性と結婚など出来るわけがない。
 同性婚が制度的に認められないのなら、結婚せずに生きるだけだ。
 柴山議員は、この点がまったくわかってない。
 この程度の認識の人が議員として、少子化や同性婚を語っているから、日本は同性婚に関して後進国で、少子化問題は解決しないわけだ。

 それに少子化問題の主な原因って<子供をつくっても育てるお金や環境がない>という格差と社会制度の問題ではないのか?
 自民党自身が、子供を産みにくい社会をつくっておいて、よく言うよ。

 番組出演者の阿川佐和子さんは怒っていた。

☆「私みたいに異性愛者で、子どもを産んでいない人間、子どもを産まない国の役に立たない人間は認めないって話じゃないですか」

 そうそう。
 柴山議員のような考え方は、社会の空気が変われば、いずれ次のような形に行き着く。

・男女で結婚して、子供がいる家庭→正しい! 素晴らしい!
・結婚しない人間、結婚しても子供をつくらない人間→間違っている! お国の役に立っていない!
・同性愛者→非道徳だ! 非国民め!

 というわけで、本日のまとめ。

 人間の多様性を認めよ。
 国がひとつの価値観を押しつけるな。


※関連記事
 自民党国会議員の柴山昌彦さんがTVタックルで「同性婚は少子化に拍車」論を披露し、批判が殺到している模様(NAVERまとめ)

 この柴山発言から発展して、ヘイトスピーチにまで言及している、なかなか面白いまとめです。

※追記
 先程のNEVERまとめにこんなツィート。

『昨日のTV番組で「同性婚を認めると少子化に拍車がかかる」という珍説を述べた国会議員がいたけど、この種の説の根っこにあるのは、生む意思のない人の股を開いて無理矢理生ませることが少子化の解決につながる、という価値観だと思う。つまり、「自由になったから少子化になった」という考え方』

 卓見ですね。
「自由になったから少子化になった」→だから自由を少し制限しよう。
 これが保守派の人々の本音だろう。

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