えんたんと読書

書評を始めてたくて開設しました。基本スタンスは乱読ですが、ビジネス書、中国史、占い、医療本が結構多くなってきてます。

嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史建

2017-07-15 01:10:31 | 書評


言わずと知れたベストセラー。
青年と哲人の対話形式で、アドラー心理学を解説してくれているので大変読みやすい本です。

アドラー心理学のエッセンスは
・すべての悩みは人間関係
・トラウマは存在しない
・課題を分離する
・アドラー心理学は理解に30年掛かる
・今を生きないことは人生の嘘

などなど。

特に興味深かったのは
相手を「信用」することと「信頼」することの違いについて述べたパートです。
「信用」は、なにかしらの担保が必要だけど
「信頼」は見返りを求めないものだ、
と説く哲人に対して、
青年は
信頼を重ねては裏切られる場合はどうすれば良いのか?と問います。

その答えは、【関係をハサミで断ち切る決断もある】というものでした。


これでを効いたときにまっ先に思い浮かんだのが論語でした。

あるひと曰く。徳を以て恨みに報ゆるは如何。子曰く。なにを以て徳に報いん。直を以て恨みに報い、徳を以て徳に報いん。



必ずしも悪意に徳で報いる必要はない。
アドラーも孔子も一緒のことを述べています。

我々は生きていて、理不尽な悪意にさらされることもあれば
大人の対応を強いられる事もありますが
もっと自由になれ、と言われている気がします。
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