乱愚雑記

わが鼓動とともに

ピカソはピカソ

2016年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 

 ピカソの才能の凄さを実感します。一筆の力強さ、絵というものの深みと品格。ピカソ初期の暗い青の時代、アフリカ彫刻の影響を受けたキュービズムの時代から古典主義を経て壮大なゲルニカに至るピカソの画風遍歴は、一人の画家とは思えない超越的な創造力に満ち溢れています。小学校4年の時に絵の教諭からピカソの複製画を見せられた時から、意味もわからず直感的にピカソが好きになってしまいました。中学に入ってからはゴッホや日本画、ビアズレー「サロメ」の線画など様々な画家たちに魅せられましたが、最後に残ったのはやはりピカソです。ピカソのパワフルな絵画は誰もがそうであるように絵の好きな人々の心に消えることのないものである。20世紀最大の画家ピカソは私にとって少年の日から今に至る人生の創造力の源泉です。昨今のモダンアートも面白いが、やはり原点はピカソなのです。絵画においてピカソを超えた画家は21世紀の今日に至っても出現していません。ピカソは私にとって永遠の存在であり、あのように闊達自在に絵が描ければと思うのですが無理な領域ですね。この私のみすぼらしきお絵描きでは当然でしょうか。ああ、ピカソはピカソである。ちなみにピカソのフルネームを紹介しますと、Pablo Diego José Francisco de Paula Juan Nepomuceno María de los Remedios Cipriano de la Santísima Trinidadであり、それに父方の第一姓ルイスと母方のピカソが付くスペインの習わしとは言え、実に長ったらしい名前である。パブロ・ピカソは後に簡略化したものだという)


    Illustration : HIRAO ENDO

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