乱愚雑記

わが鼓動とともに

身体と同化するテクノロジー

2017年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム

過ぎ去った二十世紀。メディア論で伝説的な旋風を巻き起こしたマクルーハン理論から既に半世紀が過ぎた。「メディアはメッセージ」という象徴的言説や彼の著書『グーテンベルクの銀河系』で活字文化が知性と感性を分断するといった独自の理論を提起し、メディアは身体の拡張であるとした彼の持論は当時、各界に賛否両論を投げかけた。そして今日、彼の予言以上に身体の拡張は多くのものが実現化している。コンピュータ、スマートフォン、自動運転車(autonomous car、4Kテレビなどのテクノロジーの数々、世界をつなぐSNSなどのメディアなど当時とは比べ物にならない「身体の拡張」は進化を遂げています。今日、これら身体の拡張はわれわれの無意識にまで侵食し、拡張された身体はもはや身体の一部であり単なる機械を逸脱している。パラリンピックで疾走するアスリートの補助器具は彼らの身体(肉体)と化している。iPS細胞の山中伸弥教授によるマウスの線維芽細胞からつくられたiPS細胞の成功により、身体とテクノロジーの関係性は人工知能を伴ってその進化と密度を増している。懐かしきマクルーハンのお話である。(ハーバート・マーシャル・マクルーハン(Herbert Marshall McLuhan, 1911721 - 19801231日)カナダ出身の英文学者、文明批評家)

 「メディアはメッセージThe medium is the message.

 

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 記憶のコラージュ | トップ | 呆れた女性代議士たち・失墜... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL