乱愚雑記

わが鼓動とともに

日常の恐怖・諺から思うこと

2017年05月02日 | 日記・エッセイ・コラム

 日常恐れているものに、地震、雷、火事、親父という諺(ことわざ)があるがとんと語源がわからない。確かに自然の脅威である地震、雷はいまだに恐ろしいものがある。雷や火事は恐ろしいとはいえ江戸時代などとは異なり、近代的に整備された都市や街に於いては今日では人間の力で大半は防御できる。四つめの親父は封建的な時代にあっては絶対的支配者であり家の最高権威であったのであるが、昨今ではその権威は地に落ち、失礼ながらカミさんの方が実権を握っている。諺も時代によって変化し普遍的ではないようである。今ならば地震、雷、核、テロ、ミサイルと言ったところであろうか。しかしながら自然の力への尊崇さえ感じられる地震、雷、火事、親父が日常の恐れであった時代の諺に郷愁をさえ覚える。家族制度における支配権を握る親父は嫌だが今となれば懐かしい。地震の脅威のように。核は人間が生み出したものでありながら制御はおぼつかない。核保有による抑止力で均衡を保つ核の傘、敵対国家間の道具として悪用されているもっとも危険な代物である。地震も恐ろしいが核は是が非でも廃絶したいものである。日常の恐れは自然の脅威だけで十分である。

 

Fear in everyday life.

Earthquakes,Thunder, Fires, Fathers (this proverb compares the traditional

Japanese father with other things which are generally feared)

Illustration:HIRAO ENDO

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 人類共通の敵・無法者国家指導者 | トップ | 北朝鮮の罵詈雑言・KCTV放送 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL