乱愚雑記帳

わが鼓動とともに

こそばゆいニッポン賛美

2017年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム

最近のテレビでニッポン賛美をテーマとする番組が目立ちますね。外国人から当たり前な日本文化を褒められるのですから、番組編成の意図とは知りつつ、つい優越感を覚えてしまいます。「世界で最も安全な国」「日本製品は素晴らしい」「日本の職人芸はスゴイ!」「日本人は真面目で礼儀ただしい」などが外国人の口から飛び出す。日本人が普段気がつかない美徳さへ教えられる。確かに諸外国から見ると優れているものが多くあることは事実である。しかしながら、日本人としてこの国に生きる者としては日本の見方はそう単純には行かない。恵まれた地形と経済を誇る日本、今のところテロもなく平和日本であるが、日本人だからこそ日々起こるネガティブなニュースに、これら外国人の日本賛美を素直には受け取れないものがあります。日本を褒め称えてくれるのですから悪い番組ではないが、テレビ局が日本礼賛を仕込んだ謂わば日本人が外国人に言わせた自画自賛である。実にこそばゆいテレビ番組である。日本礼賛が誇張しすぎると嫌味になる。そのさじ加減が難しい。日本人であることに誇りを持つことは悪いことではないのだが。厳しい世界情勢を考えると当然ながら複雑な心境である。真に世界諸国から賛美される日本になるためにはこの先多くの課題があります。頑張れニッポン!

 

    Illustration : HIRAO ENDO



 

 

 

 

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