かしの木元気プラン ~健康アドバイザーとしての役割~

2016-09-17 23:07:41 | 日記
 先日、私たちのグループホームではじめて防災訓練を開催したことをブログに掲載させていただきましたが、その防災訓練の進行役に私の友人であるKさんのことについて書かせていただきました。Kさんはかつて私がある法人に勤務していた時の同僚で、私が最も信頼してきた友人です。

 現在は精神障がい者が働く就労継続支援A型事業所に勤務されていますが、本来の姿は温熱療法や整体等を専門にする療術師です。Kさんによれば、これまで肩こりや腰痛等の慢性症状の方から、寝違えやギックリ腰のような急性症状の方、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のような重症の方、自律神経失調症や美容で悩んでいる方を診てこられています。

 私たちのグループホームに健康アドバイザーとしてぜひKさんに来ていただきたいと思ったのは、Kさんとのかわわりを通して、入居者の方々の「こころとからだ」を楽にし、自分のパワーを発揮していただきたいという思いがあったからです。

 グループホームを開設する際、私たちが大切にしたいと思っていたことは、以下のことでした。

「障がい者の方々が大切にされる住まいと暮らしを守るため、グループホームの空間を快適にする必要があるとともに、障がい者の健康を第一に考え、手厚い人的援助だけでなく、人の精神に良い工夫を凝らし、「いやしのあるグループホーム」の運営を心掛けていきたいと思っています」

 そこで、当法人は「いやしのあるグループホームづくり」を心掛けるために、①相談しやすい環境、②アロマ等で香りのよい空間をつくる、③お身体のメンテナンス、④気持ちの落ち着く音楽を流す、⑤香りのある飲み物を用意する、など、様々な環境を整えていくことを考えています。

 グループホームで「香り」を大切にするのは、リラックスをしたり気分を切り替えたり集中力や作業効率を高めたりする効果があり、入居者の心を落ち着かせ、より充実した生活が送っていただくためです。現在、私たちのグループホームにはリビングや玄関等に「お香」を焚くことがあります。入居者の方々に少しでもリラックスや気分転換をしていただければと思い、はじめています。

 もちろん、「香り」だけではほんとうの意味での日々の疲れを癒すことはできないと考え、入居者の「お身体」のメンテナンスに力を入れはじめています。それは、日々の疲労を気に掛け、お身体をほぐすことが心身の解放につながると考えているからです。

 私たちのグループホームの「強み」の1つとして、入居者の「こころとからだ」を楽にしていただく取り組みを行っているところです。

 「こころとからだ」を楽にすることは、入居者が安心して生活できるポイントであると考えています。

 そこで、私の友人であるKさんに依頼し、「こころとからだ」をテーマにした「かしの木元気プラン」の取り組みをしていただいています。

 グループホームは入居者の日中活動を下支えする生活の土台をなしていますが、その「生活の土台」を構築するには、「こことからだ」のサポートなしでは困難です。また、そのテーマをグループホームのプログラムとして位置づけることは他のグループホームではあまり取り組んでいないと思います。私たち法人は、そうした従来のグループホームのあり方に疑問を強く感じてきました。したがって、私たちがグループホームをつくる場合、その点に重きを置いて取り組むことができないかと考えたわけです。

 友人のKさんは、私たちの構想に賛同してくださり、「かしの木元気プラン」と題したプログラムを作成してくださいました。

 かしの木元気プランの趣旨は以下の通りです。

「こころとからだと生活への統合的なアプローチによって、当事者の健康、安心感、活動力、創造性、勇気、精神的豊かさを取り戻していきます。
 また、自己受容を促すことにより、自己肯定感を高めながら自由な自己表現ができるように共に取り組んでいきます」

 かしの木元気プランの活動内容としては、①りらっくす運動、②ぽかぽかセラピー、③お料理、④レク・ものづくり・外出・地域ボランティア活動などの企画、などがあります。

 現在は①の「りらっくす運動」を中心に取り組んでいます。りらっくす運動は、「誰でもやさしく安全に行うことができる、体操と呼吸法のプログラム」です。「りらっくす運動」の目的は、①体のバランスを整える、②健康の維持と身体機能の向上、③心身のリフレッシュとリラクゼーション、④自己観察と自己受容、の4つです。

 第1回目の「りらっくす運動」では、入居者の方々が積極的に取り組んでいただいていました。Kさんのポイントとしては「気持ち良いところをわかるようになることが目標」「自分のからだを知る」ことでした。

 目的には「体のバランスを整える」「健康の維持と身体機能の向上」「自己観察と自己受容」というのが掲げられています。「体のバランスを整える」には、気持ち悪いところに着目するのではなく、「気持ちの良いこと」をすることが何より大切だとKさんは語ります。人は気持ちの良いことをし続ければ気分も良くなるし、自己肯定感も高まってきます。それと同じことですね。また、「今、自分の体の調子はどうなんだろう?」と考えることは、自分の体について冷静に観察することであり、自分の調子が悪いことをありのまま受け入れることこそ大切なことだとKさんは強調します。

 私はKさんの言われることは、生活するうえで非常に大切なことだと思いました。

 Kさんの取り組みは、7月からはじまっていますが、今後は私たちのグループホームの大切な位置づけとして取り組んでいきたいと考えています。
 将来的には、Kさんの取り組みをグループホームだけにとどめずに、地域に暮らす障がい当事者の方々等にも提供できる活動にしたいと考えています。

 当法人のホームページは以下をクリックするとご覧いただけます。





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