楽しかった入居者との外出! ~東大和市福祉祭にて~

2017-11-13 21:28:50 | 日記
 2017年11月12日(日)、東大和市役所にて東大和市福祉祭が行われました。当法人を応援してくださっている方から情報をいただき、参加した次第です。お仕事や社会活動をされている方は参加されませんでしたが、「いつも法人を応援してくださっているFさんから東大和市役所でお祭りがあるとお聞きしました。もしお時間があるようでしたら、私と一緒に言ってみませんか」と入居者のBさんにお声をかけました。Bさんは「今週の日曜日はたまたま何もすることがないですし、それにいつもお世話になっているFさんと久しぶりに会えるので、言ってみたいですね」と快く承諾してくださいました。

 当日、自動車で東大和市役所に行きましたが、午前11時頃には、結構、人がごった返しており、会場はにぎわっていました。
市役所の入り口近くで中学生なのか、高校生なのかわかりませんが、吹奏楽部の生徒たちが熱心に練習をされており、Bさんは「寒いのに、大変ですね」と生徒たちを気に掛けていらっしゃいました。Bさんはグループホームでも「気遣いのBさん」と言われているくらい、心の優しい方です。
お世話になっているFさんのところに挨拶する前に、展示などをみてまわれました。Bさんは展示品などをみながら、「よくできていますね。結構、つくるのは難しいのではないですかね」と私に話しかけられました。私は「Bさんはものづくりが得意な方ですか」と質問をしますと、「ぼくは苦手です。だから、すごいなあって」と感心されていました。そんなBさんの様子を写真で撮影。

 市役所の展示品を一通り見た後、外に出ました。お昼時でしたので、早速、Bさんと一緒に美味しい食べ物を探しに行きました。祭りに行く自動車の中では「祭りだといつもやきそばを食べていましたね」と話されていましたが、いろんなお店を回っているうちに、美味しいにおいのする「みそ田楽」のところへ足を運びました。Bさんも「食べたい」とのことだったので、2本いただきました。はじめて食べるとのことでしたが、「美味しいですね」と言われながら、食べられました。

 立ち止まりながら二人でみそ田楽を食べていると、いつも法人を応援してくださるFさんがあるお店の前でお客様に笑顔で声掛けをされていらっしゃいました。Bさんに「Fさんがいらっしゃいますよ」と伝え、東大和市総合福祉センターのお店の前に立ち寄りました。いつものようにFさんは気さくにBさんにお声を掛けられました。「Bさん、ご無沙汰しています。来てくださって、ありがとうございます!」と挨拶を交わされました。Bさんも7月の誕生日会以来でしたので、笑顔で挨拶をされました。

 陽は照っていましたが、少し風が吹いていたため、身体があたたかくなるものをたべたいなあと思ったのと、Fさんや、福祉センターのスタッフの方々の親切な対応などもあり、ミネトローネ2つと塩パン2つ、追加で可愛らしいデザインのアリネズミパンを購入しました。
Fさんはすぐに私たちの食べる場所を確保してくださり、落ち着いて食べる環境をつくってくださいました。何から何までいつも気に掛けてくださって、本当にありがたいです。と同時に、こうした人に対するFさんの接し方をみて勉強させられています。感謝ですね。

 Bさんはゆっくり食べられる環境だったので、美味しそうにミネトローネ及び塩パンを召し上がっていました。私たちのテーブルの前でも小学生くらいの子供がミネトローネを美味しく食べてらっしゃいました。

 食べている最中もFさんがデジカメで「写真を撮りますよ」と私が持っているデジカメでBさんと私とのツーショット写真を撮影してくださいました。
食べ終わり、身体もポカポカしてきましたので、Fさんにご挨拶をした後、お店の前でさらにもう一度記念撮影をして帰宅しました。

 帰宅時の車の中で、「山田さん、お祭りに誘ってくださいましてありがとうございました。また声を掛けてもらえると嬉しいです。久しぶりにFさんにも会えたし、Fさんは気さくに話してくれるので、嬉しかったですね」とBさんは言ってくださいました。「わかりました。そう言っていただいて、本当に嬉しいです」とお伝えしました。

 やはり入居者の方と一緒の外出はいろんな意味で刺激になりますね。私も楽しませていただきました。
Bさん、ありがとうございました。

当法人のホームページは以下をクリックするとご覧いただけます。


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縁パワー2周年!

2017-11-02 20:44:24 | 日記
 2017年11月2日は、特定非営利活動法人縁パワーの2周年記念日です。法人の理事及び正会員の皆様や、私たちの運営する障がい者グループホーム「縁パワーハウジング・ウェイ」の入居者の方々及びそのご家族様、そして、地域の関係機関の方々の応援や支えのおかげで、当法人設立2年を迎えることができました。

 2014年11月29日、公益社団法人福岡県人権研究所からの依頼があり、福岡市人権啓発センターにて「出口から問い直す進路保障」という講演(教育部会・啓発部会・ジェンダー部会共同企画)をさせていただきました。私はこの講演を通して、今まで学校現場や生活困窮者の支援、そして障害者の方々とのかかわりから学び、実践してきたことを言語化することができました。と同時に、福岡での講演に参加してくださった方々の活気あるご意見をお聴きし、あらためて「人権意識」の大切さが問われ、今後「何をなすべきか」を思考する日々が続きました。
私は、講演から多くの刺激を受け、多様なシステムと地域ネットワークづくりを中軸に据えて実践してきた任意団体「生活困窮者連絡協議会」を新たな実践運動として展開していくため、NPO法人格を取得することを決意し、2015年11月2日、「特定非営利活動法人縁パワー」(以下、縁パワーと略す)を設立したのです。

 縁パワーの名称には「人と人との縁やつながりを大切にすることで多くの力を生み出し、個人では解決できない社会的な問題を共に解決していたきい」という願いが込められています。

 当法人の設立時には、福岡教育大学大学院時代に大変お世話になった福岡県人権研究所・教育部会の方々が理事及び正会員としてかかわってくださいました。そればかりでなく、私が生活困窮者支援にのめり込んでいくきっかけを与えてくださった方々も、理事及び正会員になってくださっています。今まで培ってきた人間関係や良き仲間との出会いなくして、実践運動としての母体である「縁パワー」は設立できなかったと思っています。

 そう、様々な方々との「縁」のパワーがあってこそ、ですね。
 この場を借りて感謝申し上げます。

 さて、当法人は大学での講演及び講義等の活動をしながら、具体的な事業に着手しました。それが「障がい者グループホーム」の運営です。東京都武蔵村山市を拠点にグループホームを開設してもうすぐ2年が経過します。縁パワーは「社会的に不利な人たち」の「安定した住まいの確保」と「安心して働き続けられる就労の創出」を主軸に据えており、当面は「障がい者の住まい問題」に取り組むことを考えたのです。その理由は「障がい者の入居差別」の問題だけにかぎりません。両親が高齢を迎え、将来的に自分の息子及び娘の生活が不安だったり、障がいを持っているために一人暮らしでの生活が困難だったり、親から虐待を受けていたり、就労は可能だが生活の援助が必要だったり、様々な理由でグループホームを利用する方々がいます。すべての人間には人間らしく生きる権利があるわけですが、何らかの事情で「生きる権利や尊厳」が奪われている方々に「人権」を取り戻すことが必要です。「障がい者の住まい問題」に取り組むことは、それゆえ、「人権意識」が問われているのです。「人が大切にされる住まいと暮らし」を守ることは、たんなる「生活の器」を守るだけでなく、「生存権と尊厳」を保障することなのだという自覚を持つことなのだと思うのです。

 縁パワーの活動はそうした実践の足場を持つだけではありません。「差別や偏見をめぐる様々な問題」に対する啓発活動にも力点を入れており、講演及び講義だけでなく、当法人のホームページ及びブログ上での発信力も高めていきたいと考え、理事及び会員の方々にも積極的に寄稿していただいています。障がいの分野だけでなく、子ども・若者、生活困窮者、認知症の高齢者など、幅広い分野でご活躍なさっている方々の「声」は貴重です。ぜひ当法人のホームページにもアクセスしていただければ幸いに存じます。

 小規模型の障がい者グループホームを地道に取り組んでいくことが大切な一歩だと信じ、今後も真摯に取り組んでまいります。近い将来、もう一つのグループホームを建設できる日が早い段階で迎えることができるよう、日々、精進してまいりたいと存じます。

 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 特定非営利活動法人縁パワー 理事長 山田 育男

当法人のホームページは以下をクリックするとご覧いただけます。


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手話の披露 ~ふれあいセンター・フェスティバル~

2017-09-25 23:56:45 | 日記
2017年9月23日(土)の10時から「ふれあいセンター・フェスティバル」が開催されました。このフェスティバルはふれあいセンターで普段活動なさっている団体の活動発表及び作品の展示を行うのですが、今年のフェスティバルには、私たちのグループホームに入居されているYさんが「手話」を披露されるということで、Yさんの「晴れの舞台」を見に行きました。
 
Yさんは武蔵村山市の手話サークル「手話の会」に参加なさっており、社会貢献の拠点であると同時に、自己表現の場(居場所)にもなっているのが、「手話の会」というサークルです。月の第一・第三金曜日の夜には、一般就労を終え、グループホームで夕食をとった後に通っています。帰宅時の表情から「とても充実されていますね」といつも声掛けをさせていただいており、ご本人も「やさしく接してくださるので、居心地が良いです」とおっしゃっています。
 
最近では、手話の勉強のレベルを上げられ、試験に合格するための学びも進められているとのことです。また、「9月23日のフェスティバルの開会式で、手話を担当することになって、とくかく勉強です」と意欲に燃えていました。もちろん、話され方のスピードが速い場合は「できるかなあ」と心配されていましたので、今日のフェスティバルの「手話披露」は、見ている私もドキドキしていました。
 
開会式は10時よりはじまりましたが、会場に入ると、すでにステージの前でYさんが立って出番を待っていました。進行役のあいさつが終わり、センター長のあいさつがはじまりした。Yさんはセンター長の挨拶の「手話」を担当することがわかりましたので、すぐにシャッターを切る準備をしました。
 
Yさんが言われていた「スピードの速さについていけるか」という心配はほとんどなく、センター長のあいさつに遅れることなく、「手話」を行っていましたので、「すごいなあ」と感心した次第です。地道に勉強なさってきた成果が本犯で発揮できるなんて、ステキだなあと思いました。Yさんも「手話」を終えられ、清々しい表情をなさっていました。「すごなったですよ」とお声を掛けると、ニコッと笑みを浮かべて会場を出られました。


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グループホーム・アジール構想

2017-08-26 21:40:31 | 日記
 当法人の運営する障がい者グループホーム「縁パワーハウジング・ウェイ」を開設したのは、2016年2月1日です。開設してからすでに1年6ヶ月以上が経過しました。これはすべて当法人を応援してくださった理事及び正会員の皆様や、私たちのグループホームを盛り立ててくださっている入居者の方々及びそのご家族、そして入居者を支えてくださっている関係機関の方々のおかげです。この場を借りて感謝申し上げます。

 さて、障がい者グループホーム「縁パワーハウジング・ウェイ」は、障がい者が暮らすための住まいが少ない状況を改善したい、安心した住まいを確保したなかで就労を安定させたい、少しずつできることを増やして強みを見つけてもらいたい、など、生活をサポートすることを通して自己肯定感が高められる、そんなグループホームを追求したいといった考えから、以下のコンセプトを掲げて、グループホームを運営しているところです。

「障がい者一人ひとりがその人らしく生きることができるよう、障がい者が大切にされる住まいと暮らしを守り、誰もが出番のある社会に!」

 私たちのグループホームを「ウェイ」と名付けたのは、従来のグループホームとは異なった、もう一つの「新しい住まいのあり方(方法)」を追求したいという気持ちからでした。もちろん、そうした私たちの思いや願いを実践していくためには、今のままでは限界があると感じ、開設当初から「もう一つのグループホーム」の建設を構想してきました。それが「グループホーム・アジール構想」です。

 「アジール」とは「避難場所」のことを意味します。
 ここでは二つの意味として解釈しています。
 一つは、障がい当事者たちの「逃げの空間」、つまり「居心地のよい場所」であり、精神的なアジールです。

 しかし、これだけでは「グループホームの家族化」をもたらしかねないし、社会的自立に至りません。
 次のステージとして、「障がい当事者たちの問題を自分たちで解決できる場所」、つまり「自分たちが自分たちの手で仕切っているという実感を持てる場所」として「グループホーム・アジール」を解釈できないかと私は構想しています。

 もちろん、そのためには「居心地の良い場所」で安心・安全が守られていることが前提ですから、前者は後者を基礎づけ、段階的に乗り越えていく考え方として位置づけています。

 最初に開設したグループホームは精神的なアジールとしての位置づけを強調し、安心・安全が守られている「居心地の良い場所」を追求してきました。したがって、入居者の不安や困りごとなどを取り除いていくため、親密な関係を切り結ぶことを大切にしてきました。そのことによって、相談しやすい環境や、「あなたはひとりじゃないよ」という意識を持つことができる、そんな「あたたかい家族」のようなグループホームをめざしてきたのです。人はこうした環境の中で生きていないと本当の意味の「自立」はできないからです。

 第二のグループホームは、もちろんそのことを意識し続ければ「グループホームの家族化」をもたらしかねないため、社会的自立を促していく場所として位置付けたいと考えています。

 入居者の中には「一人暮らしがしたい」という希望を持たれている方もいますが、「一人暮らし」はそう生易しくありません。段階を踏むことが必要です。「ホップ」と「ステップ」なしには「ジャンプ」はできないと思うのです。
そこで、第一のグループホーム「ウェイ」は「ホップ」の段階、第二のグループホームは「ステップ」の段階です。「ステップ」では障がい当事者みずからの力を信じ、なるべく障がい当事者間の「自治空間」をめざしていくことができる、「共同生活の場」にしたいと思っています。

 第三のグループホームは、「サテライト型グループホーム」で、「一人暮らし」の一歩手前を経験し、自信を高めていける「自立生活の場」にしたいと思っています。

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楽しく交流できた、Aさんの誕生日会!(その2)

2017-07-18 21:39:02 | 日記
 7月17日(日)、Aさんの誕生日会はカラオケで楽しく交流しました。入居者のみなさんは歌をうたうことが好きなようで、カラオケに行くのを楽しみにしています。グループホームを開設してはじめての入居パーティーでは理事及び会員の方々も加わって、歌い合いましたし、忘年会でも普段話すことのない会員の方々と一緒に楽しくカラオケをしました。

 Bさんはカラオケをする前は必ずご家族と一緒にカラオケに行って練習してくるようです。自分の部屋ではDVDやCDコンポで音楽を聴いてイメージトレーニングをしているほどです。

 Aさんはかつて路上でパーカッションをされていたこともあって、カラオケには必ず楽器を持参して、みなさんに披露してくださいます。

 Dさんは入居されてから2回ほどカラオケに行っていますが、カラオケに行くことは「嫌いではない」とのことですが、以前は2時間に8曲も歌ってしまいますので、「嫌いではない」というよりも「大好き」なのだと思います。

 ちなみに、理事長の私は高校時代にバンドのボーカルをやっていましたので、カラオケへみんなと行くと私も「熱唱」します。私は「本気」に遊ぶことが大好きなので、カラオケでも「本気モード」を出します。

 要するに、入居者の方々も、法人関係者の方々も、その場を楽しむことに意味があると思っています。「共に生きる」という考え方ですね。

 さて、カラオケ大会は歌の大好きなBさんからスタートしました。Bさんが歌っている間にAさん、Dさん、がすぐに予約を入れ、Bさんは歌い終わると、すかせず曲の予約を入れ・・・途切れることなく、みなさんは歌い続けたのでした。

 新しい曲から古い曲まで、幅広く歌われていましたので、みなさんで共有することができ、楽しむことができました。
Bさんは山口百恵の「としごろ」や、井上陽水の「傘がない」などが好きなようでした。Bさんが得意とされているのは山本譲二の「みちのく一人旅」でしたね。

 Dさんの母親が歌っていらした歌をよく覚えているようで、Dさんは古い演歌も楽しく歌っていました。今回も時間が終わるまでずって歌っていましたね。やはり「大好き」なのだと思います。

 Aさんはチューブの歌や、いきものがたりの「ありがとう」も披露。「ありがとう」の歌詞が良かったので、聞き入ってしまいました。

 理事長の私は、Aさんがパーカッションをしていただけるための曲を選択し、歌をうたいました。ゆっくりめの曲でパーカッションをしていただいたほうがしやすいかなあと思ったので、私の大好きな矢沢永吉の曲で、「ラスティン・ガール」と「最後の約束」を熱唱しました。Aさんはやはりリズムを合わせるのが上手でした。ちなみに、声を出すことはいいものですね。スカッとしました。

 時間も終わりに差し掛かった時、BさんがAKB48の「365日の紙飛行機」を歌い出しました。ここでとても面白いことが起きました。カラオケの映像ではAKB48の方々が歌いながら、「手話」をされていたのですが、そのことを話題に出すと、手話サークルに通ってらっしゃるAさんが映像の字幕を見ながら、手話をしはじめたのです。歌が終わるまで手話をなさっている姿を見て、みんなで「ずごい!」と拍手喝采。手話の実力もかなり上がっているようで、「手話検定を受けたいと思っているので、今までよりも勉強しています」と嬉しそうに応えていました。BさんとAさんのコラボレーションも面白く、今後、また手話を見せてもらいたいと思った次第です。

 2時間のカラオケはアッという間に終わりました。

 グループホームへ戻って、夕食は誕生日ケーキをみなさんで召し上がっていただき、第3部構成の誕生日会は終了しました。

 みなさんと楽しく交流できた、すばらしい誕生日会でした。

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