25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

黄緑

2017年04月22日 | 日記

 マクドナルドの窓から天狗倉山の東側の全体が見える。檜林が多くて、年中深緑だったのが、黄緑も増え、雑木林が圧倒的多さになっている。よい山になりつつある。今は町のそこかしこに鮮やかな黄緑色の葉が繁っているが、じきに緑色になる。夏がすぎると、だんだんと茶色に変わっていく。

 

 尾鷲に居続けて本当によかったな、と思うのはそんな若葉を見る時だ。釣り場も、磯も近い。家の周囲には銀行、病院、魚屋、干物屋、ミニスーパー、ガソリンスタンド、自転車屋、喫茶店からカラオケスナックまである。とにかくコンパクトにまとまっている。人口は減少の一途をたどるが、無料高速道路のおかげで、名古屋方面にも神宮方面、京都方面へも近くなった。

 尾鷲がそのまま津市の隣にでもあれば、理想郷だろうと思うが、そういうわけにはいかず、仕事場がないことが一番の問題である。これをなんとかしないと、20代、30代、40代という支え手がいなくなる。

 ぼくにはよい町なのだが若者には職場がないというのは酷なことだ。ぼくは仕事は自分でつくればいい、と思っている。みなそんなわけにもいかないのだろう。

 チャンポコを採る時期がきた。鰹も旨い。大根の菜っ葉も、からし菜も旨い。筍の香りは元気づく。一番よい季節である。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿