アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

189 房総の山(鋸山~嵯峨山~籠田山)縦走のリベンジハイキング。 ('13,04,09)

2013-04-10 09:35:08 | 房総の山南部

前回(3/29)敗退した「鋸山~嵯峨山」縦走を今回ルートを変更し沢コースを登り嵯峨山から籠田山迄延ばしてリベンジしました、これは私のブログを見てコメント下さった方が私の歩いた翌日(3/30)ほぼ同じルートを歩いたそうでその体験からの貴重なアドバイスに従い同じルートを歩くことにしたのです。

今度は絶対敗退しない為初めての区間「林道~砕石場跡地~籠田山分岐」と「籠田山~長狭街道(荒田橋BS)」迄を予め下見し万全を期しました、今回も小保田BSを朝一番(6:25)のバスに乗り金谷ロープウェー入口で下車、ここから(6:43)歩きだしました、この沢コースは数年前二度程歩いていますが以前より踏み跡もしっかり付いているし急坂は殆どロープが張られる等良く整備されているのには感心しました。

沢沿いは所々大木が倒れたり土砂崩れ等がありますがそれでも踏み跡は確りついていました、ほぼ水平道から次第に傾斜を増してくるとトンネル(7:26)に着いたので懐中電灯を出して潜りました、トンネルから先は沢を左岸右岸と交わし乍ら進むと尾根に取り付きトラロープを掴んで急傾斜の岩尾根を登りました。

尾根上に出て南に進み最後の胸突き八丁の急坂を這う様に登り詰めると「東の肩」(8:07)に飛出しました、ここからは歩き慣れた稜線を東に進んで林道開通記念碑前(8:30)に出ました、林道の向かいに聳える杉山に入り「ピーク東の肩」のルート入口に取り付き(8:38)ましたがここから砕石場跡地までの間で最大の難所を越えなければなりません。

下見したのでルートを外さず順調に歩きましたが最大の難所砕石場跡地真上の両側が切り立ったナイフリッジの様な岩尾根を越えるのは穂高の吊り尾根縦走に劣らず緊張を強いられましたが何とか厳しい難所越えをして振り返ると又改めて緊張を覚える程でした。

最後の砕石場跡地へ下るのが急傾斜で薄い踏み跡や短いロープもありますがこれまた藪漕ぎを強いられうっかりルートから外れて藪に迷い込んでしまい10分程タイムロスしてしまいました。

やっとの事砕石場跡地の平地に降り立ち(9:57)小休止しました、砕石場跡地の高い縁を時計回リに廻り込み向かいに聳える大きな郡堺尾根の入口に取り付き(10:10)ました、稜線に登り詰めると東に進むのですがこの稜線は馬の背が続き歩き易く所々マーカーや急坂にはロープも付いているので安心して歩けました、それにしても今日は風が強くうっかりすると飛ばされそうになる程でした。

ゆっくり一時間程歩くと見覚えのある籠田山分岐(11:03)に着き左折してコルに下り登り返すと間もなく東電の鉄塔下(11:12)に着きました、一息入れて先に進み三つ程大きなコブを乗越し杉林を抜けると小保田分岐(11:26)に着きいよいよ嵯峨山も間近です。

タブの木分岐(小保田峠)(11:34)に着くとここから急傾斜を一気に登ってスイセンピーク(11:44)に登り詰めましたがすごい急傾斜で全線ロープが張られているものの可なり息が上がリました。

一旦コルに降り登り返すと頂上の三等三角点「嵯峨山」(315.5m)(12:00)に登り着きました、「嵯峨山」の大きな看板が無いので不思議に思ったら倒れて端に置かれてありました、風が強いので写真を撮って直ぐ釜の台集落に下りました。

民家の脇の畑の畔に満開に咲くミツバツツジの下で昼食休憩(12:15)(12:33)にしました、昼食後復路に就き舗装道路を西に進んで「七曲り坂」(12:43)に取り付きました、階段を上ると直ぐ両脇に芽吹いて間のない様な柔らかい蕗が沢山生えていたので夢中で採り土産にしました。

七曲り坂をジグザグに登リ小保田峠(13:08)を乗越し往路を下って小保田分岐(13:13)から再び籠田山ルートに向かいました、鉄塔近くに来ると先の方から突然私の名前を呼ぶ声がして驚きました、何と私の山歩きの大先輩でいつも内浦山県民の森ハイキングで御一緒するハイキング仲間のYさんでした。

暫く立ち話の後お互い「気を付けて!」と言って別れ先に進みました、籠田山分岐(13:36)からルートを南に取リ236mピーク(13:41)を乗越し更に尾根を南下しました、安岡神社からの分岐(13:54)を左に分け最後の籠田山に向かいました。

三つ程コブを乗越すと籠田山頂上の四等三角点「大帷子」(おおかたびら)(191.7m)(14:18)に着きました、今度はここから尾根を南西に下るのですが誰も歩いていないらしく荒れた水仙」畑から上は全く踏み跡もマーカーもなく文字通リ藪でしたが下見の時自分でマーカーを付けておいたので迷わず長狭街道の荒田橋BS近く(14:49)に降り立ました。

 ここから長狭街道を東に500m程歩いて駐車場にゴール(15:00)しました、トータルタイム8時間17分、コースタイム7時間10分、≒15km、≒26,000歩でした、私の房総の山歩きの中で最も緊張する難しいルートでしたが何とか無事歩き終えたのでほっとすると共に又少し自信が付きました。

                  HP URL outdoor (hacca   

                  
   両脇が切れ落ちた岩尾 根    砕石場跡地        郡堺尾根の馬の背

                  
  タブノキの巨木      アケビの花       イセンピークの石碑

                  
  Ⅲ△「嵯峨山」(315.5m) 畑の畔に咲くミツバツツジ    Ⅳ△「大帷子」(191,7m)


             歩いたトラック(軌跡)(1/25,000の宿小図)

 


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